マネキンなどのVMDツールの発注ってどうするの?

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桜舞う季節に(ちょっと遅い)

こんにちはkaz(@kazusanvmd)です。

もともとアパレルに関わっているけどマネキンやラック、もっと小さなバッグスタンドやライザー(小物をのせるトレーみたいなの)など欲しいイメージはあるけど、どこで発注するのがいいのか?など意外と知られていないのかぁ・・・と、思った今日この頃なので今回はその辺りについて書いていこうと思います。

それでは、スタート!

 

発注する前に決めておくべきこと

まずはイメージを固めましょう。

マネキンやラック、その他のVMDツールは一つ一つは小さなものですが、お店の雰囲気を形作る大切な要素です。

特にマネキンはブランドのイメージにあった物を選ばなければ伝えたい雰囲気も伝わらないだけでなく、違った印象をあたえてしまいます。

正確にイメージを伝えるためにもしっかり「どのように印象付けたいか?」を考えておきましょう。

これもブランディングの一つですね。

考え方としては什器が決まっているのでそこからマネキンに派生させたり、洋服のテイストに合わせて考えたりとありますが、レンタルできる什器ですのでシーズンコンセプトに合わせて都度変更していく方法や、ブランドコンセプトを軸に決めたマネキンを使い続けてイメージを作っていく方法もあります。

後者で言えばディーゼルやシャネル、セオリーなどが該当し、前者はグッチやプラダなどはコンセプトに合わせて変更をかけています。

上記を踏まえてまずはしっかりとしたイメージを作るところから始めましょう。

イメージに合わないとせっかくの魅力も伝わらないのでもったいないですよね。

ただ、理想は理想として現実的には予算もあるので決めた金額内でセレクトして利益が上がれば変更していくのもありだと思います。

 

どこに発注するか

これが意外と難しいのは初めはツテがないとなかなか選択肢が広がらないので選べる幅が少なくなってしまいます。

レンタル、買取でもメーカーによって金額も種類も様々です。

有名なところで七彩、吉忠、ヤマトマネキンと、日本最初の3大メーカーや、セレクト系で人気のアップル、安価で初期の投資を抑えられるモードセンターなどありますがそれぞれ強みや弱みがり、マネキン自体のサイズ感なども違うので簡単にご説明を。

・七彩

日本最初のマネキンメーカー。元となった島津製作所の意思を引き継ぎ物作りに強さをおく。

インポートのマネキンやトルソーの取り扱いも多く、ストックマンやボナヴェリ(シュレッピーなどを取り扱うメーカー)などの代理店も務めている。

設定単価としてはやや高めですが規模が大きくほとんどの地域で納品撤去の対応が可能。

また、病院などの設計やワコールが親会社ということもあり下着用のマネキンも積極的に制作している。

https://www.nanasai.co.jp/index.html

(七彩HP)

 

・吉忠マネキン

七彩同様に島津製作所から派生。

現在はデジタル方面にも力を入れている。

アデル・ルースティン社(山口小夜子さんをモデルしたマネキンを作ったところ)の販売代理店も。

こちらも七彩同様に規模が大きく全国のほとんどで対応可能。

また、内装なども得意として商業施設の内装管理なども多く務めている。

https://yoshichu-m.co.jp/

(吉忠マネキンHP)

 

ヤマトマネキン

こちらも前述の2社同様に島津製作所からスタートした3大メーカーの一つ。

営業力が強く小回りが効く一方で上記2社に比べると種類は少ない。

ただし、制作などは柔軟な対応で好評。

単価も比較的安い。

https://www.yamato-mannequin.com/

(ヤマトマネキンHP)

この3社は設計部やデザイン課を内包しているので店舗の設計施工から什器・マネキンなどのツールまで網羅できるので一気通貫でコスト管理しやすい。

 

・アップル

名前は同じですがリンゴをかじったマークではない方です。笑

ツールや小物などオリジナルの対応が評価高く、大手セレクトショップなどのマネキンやツールを制作している。

規模は小規模のため、地方への納品などは発送対応となる部分はちょっと残念。大都市部ならOK。

最近POPUPや内装も対応可能になったので利便性は向上中。

金額は中価格だが精力的にマネキンやツールの開発を行なっているので種類は豊富。

http://www.apple-display.com/

(アップルHP)

 

・モードセンター

昔は109などギャル全盛期にギャルマネキンを製作してそちらの方面のシェアが強かった会社。

現在はヤング、ミセス、スポーツなどさまざまな領域をカバーしており、什器なども安価で提供してくれる。

営業所の規模感は他社と比べると少ないけど、主要な都市は大丈夫。

特にラックなどの什器系が種類もあり安い。

また、事業内容は設計施工から販促ツールまで広く対応できるのも魅力。

https://www.mode-center.co.jp/index.html

(モードセンターHP)

 

・平和マネキン

九州発祥のマネキンメーカー。

海外ブランドのマネキン開発なども行なっており制作力は高い。

また全国の拠点が多くほぼ全ての都道府県を網羅している。

最近は少なくなったリアルマネキンですが、ここの瞳リアリティは凄い。本当ものみたい。

https://heiwa-mq.co.jp/

(平和マネキン)

 

・トーマネ

特徴的なマネキンが多くパルクールシリーズやゴルフ、水泳などスポーツタイプの種類が豊富。

拠点は中規模で主要な都市はほぼカバー。

ただし西日本の拠点は少なめ。

https://www.tomane.co.jp/index.html

(トーマネHP)

 

・京屋

マネキンの種類はそこまで。主に三◯商会さんのブランドが使ってるのが多い。

ただ、内装などの施工関係もいけるのでそちらはでお世話になる会社は多いのでは?

規模は中規模ですが本社が福岡なので九州のカバーは手厚い。

https://kyoya.co.jp/

(京屋HP)

と、主なところをご紹介しましたが記載した以上に細かく対応してくれたりと、取引内容によりけりですので費用感を伝えて提案してもらうのが早いですね。

 

レンタルと買取の違いは?

レンタルはそのままで月額費用を払い続けることである程度の期間でポーズや種類を変更していける、破損(故意以外)の場合などは補修対応してもらいやすい(メーカーによりますが再塗装無料やパーツの交換など)といったケアやポーズや種類はそのままにカラー変更、アタッチメント追加などがしやすくなります。

加えてカラーの変更なども定期的(最低年1回とか)にでき、イメージに合わせての変更を重ねることができるのもメリットです。

この辺りは初回の契約時にしっかりと話し込みグリップしておくと後々にやりやすくなりますので希望やレンタルの期間などあらかじめ話しておきましょう。

また、POPUPなどの短期間の使用などはレンタルの方が使い勝手がいいですね。

ただ、長期レンタルになると買取よりも費用がかさむので同じものを補修もせず、定期交換もせずならば買取の方が安くなります。

費用に関しては各社単価はそれぞれですがマネキンでおおよそ6,000〜10,000/月ぐらいのイメージです。

対して買取は物や体数により変動し、マネキンで10万〜といった感じです。

基本は中古販売はなく、新品買取となるので中古を安く・・・は交渉次第といった感じです。

ドコとは言いませんが某有名会社は中古買取で安く仕入れてPOPUPとかしていたそうですが・・・レアなケースというのと中古なので不具合出てもケアしづらいのでオススメはしません。

買取は初期投資が大きく回収しきればその後のランニングコストが下がるのがメリットです。

正直買取の金額優先ならばネットで購入が一番安く調達できますが、その代わりに修理などはほぼ不可能なので使い倒して終わりと思ってください。

代わりにメーカーの方は買取でも補修(実費)には対応してくれますのでその安心感分費用が高いと思っていただければ・・・

また、素材による金額差もあります。現在主流のFRP(繊維強化プラスティック)とポリエチレンだとポリエチレンのが安く手軽いけど塗装の幅は少なく希望通りの色味がなかったりなど。

この辺りも踏まえて費用と相談して決められると良いかと。

 

マネキンを決める際に特に注意する3のPOINT

先ほど記載したイメージ合うは大前提ですが、その他にも下記のような3つのポイントに注意して選べば間違いないです。

・スペック

・シューズなどの小物の着脱可否

・着せ替え方法

まずはスペックですが、これはマネキンの身長、スリーサイズなどの詳細のことです。

例えば背が高すぎるマネキンは丈感が正確に伝えられない。

ウエストが細すぎるとMサイズが合わない。

バストが大きいとジャケットなどが浮いてしまう。

などなど・・・

要は自ブランドの商品を綺麗に着せるために可能な限り標準のMサイズに合うものを選びましょう。と、いうことです。

長期レンタルで体数もある程度確保できていればサイズ補修は可能ですが少ない体数だと加工費がかかりすぎてコストアップにつながりますので基本は各社のサイズで標準に近いものを選ぶようにします。

次にシューズなどの小物の着脱可否ですが、こちらは足のサイズによって履ける履けないがあるのでその確認と足の形によって履ける種類も変わります。

例えば足先に切れ込みのあるタイプはサンダルも履けますが、丸いタイプは履けないとか。

また、次のポイントの着せ替え方法にもかぶりますが足裏で支えるタイプはくつに穴を開けないとはかせられません。

その他の小物として眼鏡やピアスなども同様です。

こういったトータルでどのような演出ができるかも見せ方に違いが出ますので細かい部分ですが確認しておきましょう。

最後に着せ替え方法ですが、こちらは大きく分けて2種類あります。

一つは先ほど記載した足裏やふくらはぎで支えるタイプ。

このタイプは着せ替え時に一度全てを分解して着せつけるので手間がかかります。

着脱の多いブランドには不向きですが、それよりもイメージを優先して使っているブランドもありますが・・・店頭の負担と要相談ですね。

もう一つは腰で支えていてバネ式で支柱のネジを緩めると上下動するものです。

このタイプであれば靴はもちろんパンツやスカートなども分解せずに着脱できるので非常にらくでスピーディーに着せ替えができます。

現在の主流はこちらですが、ポーズによってはできないものもあ流ので決定前に確認しておきましょう。

長く使うもの、頻繁に使うものですのでこの辺りはしっかりと確認しないと使いづらい、魅力的に見えないなどトラブルになりかねないので注意した方が良いポイントです。

 

その他のVMDツールは?

これは正直店研創意が運営するストアエキスプレス(以後、ストエキ)が一番良いと思います。オリジナルのこだわった作りの物でなければコストも質も十分です。

なんなら店舗の什器一式揃えてもOKです。

実際市場を回っているとそういったお店をよく見かけますし。

ただ、在庫が結構シビアで早め早めの発注をしないと必要なタイミングで在庫切れにより間に合わないということも発生します。

繁忙期になると欠品してからの再入荷がひと月以上かかることも。

必要になりそうな場合は早めに在庫の確認をしておきましょう。

ストエキの強みは安価で質が良いものそうですが、ストエキだけで店舗運営に関わる全てがほぼ揃います。

その為、通常複数に分けて発注するよりも運賃などの諸経費がまとめられ安くすみます。

レジ周り、ストックなどほんとになんでも揃います・・・

また、オリジナルの什器制作にも対応されていますので既製品ではなくこだわりのある什器や小物を作りたい場合にも使えます。

既製品のある什器のサイズをかえたい、色を変更したいなど大概応えてくれます。

ただ、ハンガーなどは専門のメーカーと周り変わらないか若干高いかも・・・。

散々ストエキ推してきましたがこれらのVMDツール系も紹介したマネキンメーカーさん各社も持ってますので合わせての発注でも金額さがなければまとめてしまうのもありですね。

以上がVMDツールの選び方と取り扱いメーカーの紹介でした。

 

それでは、また来月。

 

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Kaz
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ドメスティックブランド、ラグジュアリーブランド(全てメンズ)で販売及びVMDアシスタントとして経験。販売歴10年。販売時代は店鋪VMD、CRM、スタッフ教育など全てをこなすオールラウンダーとして活躍。その後現会社にVMDとして入社。基本ミセスアッパーブランドを軸に、卸展示会、SC系レディースから百貨店の婦人服、雑貨のブランドを経験。販売経験を元に顧客目線、販売員目線でのVMDを得意とする。店作りのモットーは『買い易く、働きやすい 顧客にもスタッフにも優しい店作り』

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