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あなたは業務においてちゃんと「トライ&エラー」ができていますか?
僕が成長する上で重要視していることがこの「トライ&エラー」です。
仕事上の色々な出来事に対して、
常に「なぜだろう?」と疑問を見つけ、答えを考える事を積極的に行う。
そこが自分を成長させる分岐点だと考えています。
「なぜ、このデザインは売れるのか」
「なぜ、このサイトはアクセスが上がらないのか」
「なぜ、このバナーば成果が得られたのか」
「なぜ〜すると、〜になるのか」という検証を続け、試行錯誤を重ねて仕事を進めていくと、成功や失敗の理由がわかり、着実に自分の力・スキルが身についてくることはもちろん、目的のゴールに近づける、達成できるということです。
トライ&エラーは地道な作業の繰り返し
僕は現在、クリエイティブ・ディレクター兼デザイナーという肩書きで
仕事をしていますが、それまでは様々なことに挑戦してきました。
20代前半では、Webプログラミングに興味を持ち、
簡単なメールフォームシステムを開発したり、
WordpressのようなブログシステムをCMSとしてカスタマイズしたり、
日々過酷な仕事に明け暮れたことがありましたが、
当時の経験が、今でも大きく活かされています。
プログラミングはまずたくさんのコードを覚えなければならないのですが、
早急に実務化したかった僕は、実践の中でトライ&エラーを繰り返しスキルアップを
試みました。
初心者だった僕は、覚えるより先に業務上であれこれ試し、時には
あらゆる資料やサイトのコードをそのまま使ったりして目的の動作になるまで
試行錯誤を繰り返しました。
期待通りの動作になったときは、本当に嬉しくて自分は天才じゃないか、と錯覚するぐらいのアドレナリンがでましたね(笑
プログラミングという仕事は答えが0か1しかない、つまり、動くか動かないか、
その手段(書き方)は様々ですが、どうすればより簡潔に、快適に動くプログラムを書けるかですから、とにかく動くまで以前の失敗を元にやり直し続けました。
トライ&エラーによって養われた「ロジック」という武器
その後、適正や社内の体制上、デザイナーに戻った僕ですが、
思った通りプログラマーとしての経験が、かなり役立つことになるんです。
よく誤解されているのが、デザイナーは「直感的」で「アーティスティック」
そのような印象を持っているのではないでしょうか。
僕ら広告デザイナーは実はその逆だと思っています。
例えば、
ブランドの魅力・価値を最大限に伝え、
販売促進へつながるビジュアル戦略を提案する場合、
どのようなコンセプトで、どういったターゲットへ
どのようなメッセージを伝えるか、
しっかり論理的に説明できなければなりません。
なぜ赤なのか、なぜフラットなのか、提案するデザインが、
どうブランド戦略と紐付き、どのような成果が得られるか、
しっかりとしたロジックで説明できるデザイナーが求められています。
この「ロジック」こそがプログラミングの習得、そしてそれを実現する為の「トライ&エラー」で培われたんです。
僕がプログラミングをはじめる前は、
「デザイナーとしてのセンスが足りない。」
「美大を卒業していないデザイナーが、どうすれば他のデザイナーにセンスで勝てるか」
という、「センス」という言葉一つでネガティブになっていました。
どうすれば良いデザインができるようになるのか?プログラミングの習得を経て、
「曖昧なセンスという言葉ではなく、そのデザインでなければならない理由が必要」
と初めて気が付きました。
デザインをロジカルに構築できる技術、
デザインを戦略的に活かす提案力、
広告クリエイティブを総合的に活かす能力
これらは、日々の「トライ&エラー」から生み出されたものです。
つまり、日々の「問題意識」から「解決策」を発見し、その解決策から新たな「成功や失敗=結果」が出たということです。
そして、その得られた「成功や失敗」が何故良かったのか、何故悪かったのか、
論理的に分析する力が備われば、より良い答えにまた辿り着けるのだと思います。
成長の手段はいつの時代も変わらない
僕は、そうやって常に「問題意識」からの「解決策」という思考を持つことで、
自ら挑戦し、失敗という研究を経て、一歩ずつ成長してきました。
結局はその繰り返しです。
今思えば、スポーツ時代、飲食時代、営業時代に良い結果が出たとき
単純にそのプロセスが、行われていました。
大事なのは、挑戦すること。
何に?
それを見つける「問題意識」=「探究心・好奇心」を持ち続けるべきです。
見つけたら、「解決する」ために挑戦し続けてください。
解決したら、なぜ解決できたか、しっかりと検証すること。
単純なやり方ですがこれ以外に成長の手段はありませんから。
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