アパレル販売員がSNSをやらない理由

こんにちは、ヨツモトです。

SNSアレルギーの販売員はけっこう多い。

今や世界的にSNSは「日常」です。

先日の深地先生の記事でもあったように、ファッション業界でも「重要な」ツールになりつつあります。
ソーシャルを運用すればモノが売れる?

でも、アパレル販売員はどちらかというと「SNS」に積極的でない人が多いのも事実です。

ブランドや会社からの指示で「広告塔」や「情報の拡散」の役割として「個人」をだす事はあっても、
日常の仕事や純粋なプライベートなどを投稿して楽しんでいる販売員は「少ない」。

各種SNSにアカウントはあっても「見る専門」の人たちが多い。

特に実名制(一応そうなってる)のFaceBookなどは「やりたがらない」傾向がかなり。
匿名のTwitterでさえ「見る専門」の販売員さんたち多いです。

けっこうな「SNSアレルギー」だなって前々から思ってたんですよね。

 

リアル世界で実名フルオープンで仕事する弊害

販売員がSNSを警戒する理由として「名札」があると思います。

直営の路面店の販売員でないなら、ほとんどの販売員が「実名名札」を胸につけています。
これ、ちょっと前に話題にもなっていましたよね。

販売員の名札からSNSアカウント割り出される危険性(実際にあったんでしょう。)があるのに
名札をつけるのは必須なのか?みたいな記事だったかな。

お客さんを疑うわけじゃないけど、ある意味「リアル世界で実名フルオープン」して
仕事している身になると「多少」の不安は感じるでしょう。

流行りの「インフルエンサー」的なポジションを心地よいと感じる販売員であるなら
問題はないかもしれませんが、おそらく全国の販売員の9割は「不安」を感じていると
思います。

うかつに「本音」を話す事もできない。

そんな「不安」はどっかで持ち合わせているんじゃないでしょうか?

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。