春の仕事着の選び方と接客のポイント

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DanCristian / Pixabay

こんにちは、森野です。

天気予報の気温はまだまだ冬そのものですが、陽の光に春の柔らかさを感じるようになりました。

「そろそろ春用の仕事着を買わなくては」とお考えのお客様が増えてくる頃です。

いたみが目立ちやすい白シャツなど数点の買い替えで十分な方、去年とはお仕事や体型が変わられていてひと通り揃える必要のある方、イメージチェンジされたい方、様々いらっしゃいます。

仕事着という特性上、身だしなみは度外視できません。

販売員の「これくらいフツウ」は、お客様にとって「職場で目立ちすぎること間違いなし」の場合もありますから、的外れな提案をして断られることのないよう、よくお話しを聞かせていただきましょう。

職場の風紀は守りつつ、お客様の魅力をぐんと引き出せるご提案で、ご満足いただけるようにしたいですね。

さて今日は、そんなお仕事用きれいめ服の接客のポイントをまとめていきます。

お客様が最も重視するシーンは「いつ、どこで、誰に見られるとき、どうありたいのか」?

極論ですが、「見た目なんてどうでもいい」と本気で思っている人が、販売員がいるようなショップに自ら足を運ぶことはないとします(販売員の意見なんてどうでもいい人はいますが)。

お客様の来店理由が

「自分はどうでもいいんだけど、周りがうるさい」ならば、特にどこをうるさく言われるのか聞いてみましょう。

「客先を回ることが多いので、視線を感じるから仕方なく」ならば、どの辺りを見られている気がするのか聞いてみましょう。

「実は仕事着がモチベーションだ」という方は、特に気にするところや今気になっているところを聞いてみましょう。

「そろそろちゃんとしたい」という方は、どういう人がちゃんとして見えるか聞いてみましょう。ちゃんとするレベルがわかります。

どれをどうしたらその問題が解決したり、満足できるのかを、知識と情報を駆使して提案する

例えば、「自分はどうでもいいんだけど、周りがうるさい」のは、着方なのか、色合わせや素材合わせなのか、TPOの対応なのか、お手入れなのか、そこまで聞き出せたらあとはご提案です。

どういう理由で(サイズの決め方、素材の相性、色のイメージ、一般的なルール、素材の特徴)、どうしたら良さそうかお話しして、お客様がご自分で実行しやすいように提案します。

お話ししていて、もはやお客様自身が周りが何を言っているのかわからないということがあれば、しっかりと信頼関係の基盤を固めた上で、今度お仕事帰りにでも仕事着で寄っていただくのも方法のひとつです。問題のあるとされる仕事着で来ていただくのが一番分かりやすいですからね。

聞き出しをしていく上では質問攻めにせずに済むように、お客様がご自分のことをすすんで喋りたくなる販売員でいることが肝心です。

着倒すものほど、お客様にフィットするものを

小見出しに「着倒す」と書いていて、これは共通言語かしら?と思って調べたら、ちょっと面白い記事を見つけました。

http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/15/113000009/090300070/?ST=mobile_f

(日経ウーマンオンラインより)

損したくない人には換算好きが多いので、こんな考え方も知っておくといいかもしれません。

最近は、フリルやメルカリ、ゾゾユーズドなどリユースが普及していて、リユース前提で洋服を買う人も増えています。「だからお直しをしない」人もいます。

しかし仕事着のように着用頻度が高いと使用や洗濯によって傷みやすくクセもつきやすいため、売るとしても高値はつきにくいし、リユースよりリサイクル向きになります。

それならば、より丁寧に、心地よく快活に過ごせて、大事にしたくなる服選びをご提案したいものです。

お客様の「仕事用だからなんでもいい」に隠された、なんでもよくない部分に気づきましょう。

 

次回は、お直しについて書く予定です。

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森野 咲
About 森野 咲 92 Articles
1979年横浜市生まれ 販売員歴15年 現在フリーランスの販売員。 TopSellerブログ火曜日担当。 業界月間誌に執筆中。 幼少期の夢はお花屋さんかケーキ屋さんになること。 経歴は、国内大手SPA婦人服ブランドにて店長3年、統括店長2年。統括店長時代に、垣根を越えた生産性の最大化の方法を提案し社長表彰を受ける。 シアトル系カフェチェーンにてアシスタントマネージャー2年。外資系の育成法とサービスを学ぶ。 震災を機に、もう一度洋服屋の販売員を志し転職、某セレクトに入社、4年半ほど勤務。アウトレット店にてメンズを担当、インポートからオリジナルまで、モノをカネに変えビジネスを回すことの難しさを知る。コレクションブランドのトランクショーのヘルプ、プロパー店のイベントヘルプ、物流センターの業務なども関わり、新店OPEN時にはスタッフ育成に出向く。 35歳で一度販売員を辞めたが、ふとしたことで派遣社員として某ラグジュアリーに配属。3か月後にはショップ内売上No.1、派遣でありながら受注会の顧客アテンドを経験。 この頃、twitter上でTopSeller主宰の四元氏と出会う。独立決意を固め、現在に至る。

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