きれいにできますか?たかがお辞儀、されどお辞儀

スポンサーリンク
Gellinger / Pixabay

GW明けに急に寒かったせいで、勤務先周辺では喉の痛そうな咳をしたり鼻声が長引く人が多いように感じます。

そうでなくても、五月病という言葉があるくらい、この春の変化の歪み(ひずみ)が心身に出やすい時期です。

みなさんは、お変わりないですか?

もしも変調を感じる方は、適切な対処をするのがいいと思います。健康って当たり前じゃないんです。どうぞ大事にしてくださいね。

意外とできない、美しいお辞儀

ご存知の方も多いと思いますが、百貨店では、毎日の開店と閉店の直後に行う独特の決めごとがあります。

チャイムが鳴ってから数分間、各ショップの販売員がそれぞれの通路際に立ち、前を通るお客様に向かって「立礼」と言われるお出迎えまたはお見送りをするのです。

ずらりと並んだ販売員を前に、気持ちがいいというお客様も入れば、逆に心地が悪いというお客様もいらっしゃいます。

私個人的には、無くてもいいように思いますが、実はちょっと違う角度で活用させてもらっています。

この「立礼」が、きれいにできる人とできない人がいて、普段の仕事ぶりがそのまま表れるといっても過言ではないのです。私は、他のショップと情報交換するときなど、立礼がきちんとできる人を選んで話します。

あなたのお辞儀は、きれいですか?

お辞儀ひとつに表れること

まず、頭を下げながらフラフラ揺れてしまって首が座っていないようなお辞儀をする人は、だいたい新人です。自信の無さや、立礼に対する照れがあって、周りの様子をきょろきょろ見たり、落ち着きません。

次に、お辞儀をするとき視線がなかなか床に落ちず、上目遣い気味に礼をする人は、キャリア関係なく周りの目を気にして仕事をする人です。相手の自分への影響力によって態度やルールを変えたり、人のせいにしながら都合よく指示を変更したりするので、あまり信用できません。

他には、肩幅に足を開いて首から上だけ下げる人(男性に多い)。警備員か応援団みたいに見えるのですが、仕事ぶりもそんな感じのことが多いです(接客スキルは低め)。

女性の場合だと、一礼するたびに髪を気にしたり、首が真っすぐにならない人は、きれいにしている自分が好きな人。お客様より、そこで働いている自分が好きなことが多いです(接客スキルは低め)。

美しいお辞儀とは

たかがお辞儀、されどお辞儀、接客スキルと関係なさそうに見えて、信用できるかできないかの判断材料になり得る動作です。

どんなお辞儀が美しいかというと

  1. 足を揃えて立つ(足を開く場合は数センチまで)
  2. 背筋を伸ばす(胸の張りすぎは不格好です。姿見に直角に立って、横姿を映しながら確認してください)
  3. 語先後礼(例「いらっしゃいませ」を言い終わってから一例。言いながら礼をしない)

ここまではよく言われることですが、お辞儀のスピードが決まらなくて格好悪い人がいるので、思い当たる節がある方は次を参考にしてみてください。

<POINT:お辞儀は5拍>

  • 1拍目、頭を下げる
  • 2拍目、そのままキープ
  • 3~5拍目を使ってゆっくり頭を上げる

また、ご購入いただいたお客様のお見送りで、お客様の背中が見えなくなるまで頭を下げてキープするショップもあると思いますが、それが必要かどうかはさておき、ずっと下げていた頭を上げるときに弾みをつけてあげる人がいます。あれもまた、「よーっし終わった!」みたいな感じでエレガントではありませんし、やらなきゃいけないからやった感がでますので、気をつけましょう。

動作ひとつで、店頭の雰囲気、販売員の印象が変わります。いいお客様に選んでもらうためにも、ちょっと空いた時間にでも確認してみてください。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク
森野 咲
About 森野 咲 92 Articles
1979年横浜市生まれ 販売員歴15年 現在フリーランスの販売員。 TopSellerブログ火曜日担当。 業界月間誌に執筆中。 幼少期の夢はお花屋さんかケーキ屋さんになること。 経歴は、国内大手SPA婦人服ブランドにて店長3年、統括店長2年。統括店長時代に、垣根を越えた生産性の最大化の方法を提案し社長表彰を受ける。 シアトル系カフェチェーンにてアシスタントマネージャー2年。外資系の育成法とサービスを学ぶ。 震災を機に、もう一度洋服屋の販売員を志し転職、某セレクトに入社、4年半ほど勤務。アウトレット店にてメンズを担当、インポートからオリジナルまで、モノをカネに変えビジネスを回すことの難しさを知る。コレクションブランドのトランクショーのヘルプ、プロパー店のイベントヘルプ、物流センターの業務なども関わり、新店OPEN時にはスタッフ育成に出向く。 35歳で一度販売員を辞めたが、ふとしたことで派遣社員として某ラグジュアリーに配属。3か月後にはショップ内売上No.1、派遣でありながら受注会の顧客アテンドを経験。 この頃、twitter上でTopSeller主宰の四元氏と出会う。独立決意を固め、現在に至る。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA