情報に溺れる時代のわたしたちの”小売”

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こんにちは。

なかみぞです。

すっかり夏ですね。

さて、突然ですが今回でトプセラでのわたしの執筆は最終回になります。

と、唐突〜!!!!

いえ、いつ言おうかなって思ってたんですけど、タイミングがつかめなくて当日になっちゃいました。

 

さて、いままでわたしの書く内容は、ものづくりからマーケティング、デザイン、ブランディングを細切れにしてみたり、断片的にしてみたり、見る面を変えて書いてきました。

では今日は、いまって何が起きてるの?をお伝えして、最終回といたしましょう!

情報に溺れるわたしたち。

自覚、ありますか?

 

いまは情報過多時代の”小売”である、という前提

 

特にここ数年、消費者が触れる情報量は膨れ上がり、今後も増え続けます。(総務省でもリサーチ結果出てますし、博報堂さんも出されてるので検索すればグラフはすぐヒットしますね。)

すると消費者はどうでしょう。

ワンピースが欲しいと思い、zozoで検索。

そこに出てくるのは、58,000点という膨大な量のワンピース。

そんなのをいちいち全部見ることができない。

そしたらいつもの買う?いやいや、マンネリ・・・新しいワクワクが欲しいのに・・・。

つまり、この情報・商品が溢れた現代において、

消費者は選ぶストレスにぶつかっています。

 

そしてそんな渦中に、58,000点の中に作ったモノをぽんっと放り込んでも、売れるわけがないんです。

その「選ぶストレス」の軽減のために、IT業界ではショップスタッフに相談できるチャットサービスが出ていたり、Instagramでショップ機能が追加されたり、するわけですね。

この時代の動きは作り手だけではなく、川上から川下の最後の最後までに影響を及ぼしています。

 

 

マーケティングの本質は人間理解

上記のような流れがある中で、ものを売るには。

簡単に分別するとすれば

買う理由を創出する

買わない理由をなくしてあげる

のどちらか(もしくはいずれも行うこと)になります。

じゃあそのために何をするの?というのがマーケティング

いままでも、細かな”点”の話をここトプセラで書いてきていましたが、今日はその大枠の話を。

 

これはわたしの持論なのですが、マーケティングの本質は、人間を紐解き、理解するように努めること、だと思っています。

行動心理学を始め、社会における人間の行動がどのような心理(または伴う身体・脳の動き)によって起きているのかを今一度客観的に見つめ直すこともその一つのアプローチです。

たとえば、その選ぶストレスが起きているというインサイトは、業界人からすると

「自分の欲しいモノも自分で選べないなんて」

「わたしは自分のモノは自分で選べるから」

という言葉で一蹴されがちです。

しかしこれは、選べない人の生活をその視点に立って見れていない証拠です。

では、選ぶストレスについて理解を深める補強をしていきましょう。

例えば一説に、現代人の集中力は金魚以下で8秒ももたない、という研究結果が出ています。

(さらに若い子は小さいころからYoutubeに親しんでいることで早送りできない生放送テレビを集中して見てられないともいいます)

なのでみんなSEOに躍起になるんですよね。検索の上の方、そこにいないと5秒以内に認識できない

その中で、自分の欲しい服に出会うまでに情報迷子になるルートしかなかったとしたら?

しかもその迷子、10年前のそれとは比にならない迷子だったとしたら?

という、理解する姿勢があってはじめて、

わたしたちはそのために消費者に何をしてあげられる?

という施策を考える段階に行き着きます。

マーケティングをする上で理解をすっとばすと、なかなかうまくいきません。

 

選ぶストレスのための、やさしい「ブランディング」

マーケティングで軽減できる選ぶストレス。

でもブランディングも、一役買っています。

ここに行けばこれがある。

ここで買っておけば大丈夫。

そんなブランディングも選ぶストレスを軽減させる要素にほかならない。

 

ファッションプレスのこのページを見て驚愕したのですが、日本のブランド数の多さよ・・・。

もちろん日本のメディアなので、海外の情報よりも国内が相当厚くなっていると思います。

それでも、どんなブランドがあるんだろうって初めて探した時に、これだけの数がずらり並ぶとしたら。

恐ろしすぎませんか。

そこで諦めてしまう人が多いのも、頷けます。

だからこそ、ブランディングをして、区別した情報をきちんと届けてあげること。

それが本当に大切な時代になったのだなあと思うのです。

 

 

さてやっぱり文字数が2000を越えてしまう自分の編集能力の低さを恨みながら、集中力が持たない現代人はこのあたりで執筆を終えようと思います。

今後は不定期ながらnoteやらblogの方でアップしていくはずです。

ただ基本生息地はTwitterなので

この絶対に一生完全理解はできないのに続ける、わたしの研究の進捗・仮説検証については日頃の発信はTwitterになります、間違いなく。

わたし、廃人なので。 (いまさらドクターXにハマっています)

今年は各スタートアップの中で企画担当や製品のアドバイザー的なお仕事、ブランドの立ち上げ・ディレクションなどなどなど、意外にも結構仕事してるね、なかみぞ!!

ってことで、皆様が買っているプロダクトを通して、実はコミュニケーションを取っていたりするかもしれません。

わたしはいつだって市場におりますゆえ、また見かける機会があればどうぞよろしくお願いします。

 

そしてまた、新メンバーを加え、躍進していくTopseller.styleを今後ともよろしくお願いします。

 

 

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中溝 雪未
About 中溝 雪未 71 Articles
1990年生まれ。コレクションブランドの企画室でインターンからデザイナーアシスタントとして勤務。その後アパレルブランドで布帛・ニットをはじめとするデザイナーの経験を積み独立。現在フリーランスとして企画・デザイン・パターンを担当。 プロダクトアウトなものづくりからマーケットインまで、偏らないバランス感覚を武器に、コンセプトメイクからお客様に届くまでをディレクションするプランナーとして業界を問わず活動中。

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