「ソーシャルで拡散」の意味履き違えてない?

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「ソーシャルで拡散」って聞くとどうしても皆さん、

・フォロワー数を増やす

・投稿がバズる

って事を目的としやすいかと思います。もちろんこれは間違いではありません。ブランドのアカウントのフォロワー数は現在のファンの多さを可視化するものですし、1投稿でリーチできる人数もその分多い。投稿がバズれば情報がより多くの人に届きます。しかし、ソーシャルで拡散するという事は上記だけを指すものではありません。

 

エゴサーチしてますか?

インフルエンサー界隈をフォローしてるとよく出てくる「エゴサーチ」というワード。ソーシャルの検索機能を使って特定のワードを検索する事ができるのですが、もちろん自分の名前も検索できます。

例えばTwitterでインフルエンサーの名前を入れてツイートすると、本人から光のスピードで「いいね」をつけられた経験は無いでしょうか?インフルエンサーは普段からよく「エゴサーチ」をする事で潜在的なファンを探したり、自分にとってポジティブな口コミを拡散しようとしています。実はこれがとっても重要なんです。

 

ブランドに置き換えてみると

これ、ブランドに置き換えてみると、自社ブランドがどれだけ口コミで広がってるかを確認できるという事です。

試しに何か有名なブランド名をソーシャルの検索に入れてみてください。膨大な数の投稿数が出てくる事でしょう。という事は普段からこの投稿を他のユーザーが目にしているんです。実は「ソーシャルで拡散」というのはこういった口コミを増やすのが目的だったりします。

 

具体的にどうしたらいいの?

では具体的にソーシャル上の口コミを増やすにはどうしたらいいのか?Twitterなら関連のツイートをしている人を増やさないといけませんし、Instagramならブランド名でのハッシュタグ投稿数なんかが指標になったりします。ブランドの属性ごとにやり方は様々なんで一例をご紹介しましょう。

試しに「ロンハーマン 」というワードでInstagramで検索してみますと、

上記のような結果になります。ブランド名の次に多いのが「カフェ」で、服よりも「トート」が上位に来ています。これ、特徴としては「エントリーしやすい」ものなんです。カフェなんてお茶するだけなら1000円もいらないですし、トートバッグもwebで検索したら数千円程度で売っています。ロンハーマンで販売されている服はもっとお高いですね。

でもエントリーしやすいものがあると、それを利用する人間の数は単純に増えますし、それにつれて口コミの数も増えます。Twitterで検索しても「カフェ」と「トート」はよく出てきます。狙ってやってるのか偶然の産物かはわかりませんが事実そうなってます。

 

「拡散」はマーケティング戦略から紐解く必要がある

このロンハーマンの事例は実はweb単体で見ても実現しません。何故なら「カフェ」も「トート」もブランドにとっての商品です。つまりマーケティングの「製品戦略」に関わってきます。もっと遡ると「検索」で簡単に探しあてるには「ブランド名」すら他と差別化しないといけない。検索した時に違う製品やサービスまで混ざってしまったら、自社ブランドを投稿してくれてるかどうかもわかりにくい。

これってブランドの根幹部分の設計の話になります。ソーシャルで拡散するならここまで考えないといけませんし、立案する事は容易ではありません。単純にデザインが尖っているとかならその限りではないですが。

ソーシャルの拡散を考える時、このあたりの設計を無視していきなりバズる事ばかり考える人がよくいます。仮に運良く一度や二度バズったところでフォロワーが大幅に増える訳ではありませんし、ブランド力がつく事もありません。コツコツと口コミを増やし、認知度を積み上げていく事が重要なのです。「ソーシャルで拡散」はwebに詳しい人が使える特権などではなく、マーケティング戦略に裏打ちされた積み重ねの結果である事をお知りおきください。

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深地雅也
About 深地雅也 122 Articles
株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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