“部下の自立”を阻む店長の「休日出勤」という行動

こんにちは。TopSeller.Style店舗マネジメント担当の金田です。

いや〜先週末から気持ちいい天気が続いてますね。桜も満開近くになり週末はピークだったのではないかと思います。

個人的にはまじで「お花見」が羨ましく感じた土日でしたね(笑)

 

さて皆さん、昨日の四元氏の記事ご覧になられましたか?「トプセラルーム」で談義された今春入社された新人さんに向けた様々な”店長の姿”?の話題でした。↓

新人販売員さんへ「こんな店長が居たから今も販売員やってます!」From Seller’s room

 

どなたも「店長」の仕事と向き合う姿勢、部下に対する向き合う姿など「私の店長」として表面だけの見える所だけでなく、「店舗の為」に行動する意味を深い所までを各々が汲み取り感じる「店長への想い」が鮮明に書かれてましたね。

個人的にはどれも温かく良い内容で胸が熱く感動しましたね(笑)←大袈裟…

しかし、まぁ皆さん”店長”をよく見てらっしゃる!(笑)

店長の方の皆さん、部下や後輩はあなた方が思ってる以上に良い所も悪い所も普段から見られてますよ!って事です。

より「姿勢や行動」また「部下に対する」という部分では気を抜かず”カッコいい理想の店長”としてありたいですね。

さて、そんな部下や後輩に「理想の店長(上司)」と思ってもらう為にいくつか気をつけたい「行動」があります。今回はその1つをお伝えしたいと思います。

 

“理想の店長”でありたいなら「休日出勤」は控える行動です!

アンケートとったら「してほしくない行動」として1番出る意見ではないかと言うぐらい部下の方からよく耳にします。

「どうしても、今日中にやらないといけない事!自分(店長)じゃないと解決しない事があるもん!」

と聴こえてきそうですが、解りますよ!その日中に早期解決や対応しないといけない問題がある事は充分理解してます!

しかし、「休日出勤」という行動は決して良い影響を与えるとは思わないでください。

何が良くないのか?実際の耳にする意見を挙げると、

「確かに(店長でしか解決しかできない問題なら)助かっているのは事実。しかし、解決したのにも関わらず1日働かれては販売や業務スケジュールの管理や遂行が狂う。それに、早番スタッフが帰りづらく気を使う。」

という意見があります。

「いや!俺(私)に気をつかわなくていいよ!」

となるでしょうが、そういう事を部下の方が言ってるんじゃないんですね。

“店長不在日”ということで部下の方達は「今日1日をどう戦うか?」を自分達なりに1日の戦略を立て前述したスケジュール管理から販売促進を遂行し実践しようとしています。

また、上記同様に店舗に問題が起きた場合も部下達が窓口となり自ら解決や対応できる、すなわち早期において「一人前」になる事を目標にしているスタッフもいます。

ただただ店長の「休日出勤」という1つの行動が、部下の成長していく各々の場面に必要な”自立心”を養う「機会」の妨げになっているのです。

信用して任せてていかないと部下達はいつまで経っても「一人前」となりません。少し大袈裟ではありますが、それは店長方への”育成できない”という事に繋がっていきますからね。

 

最後に、決して「休日出勤」をするなという事ではありません。ただ、用が済んだら後は任せて「帰りなさい」という事です。(早番スタッフの方がほんまに帰りにくいみたいですよ!)

出勤せずに済む「店舗運営」を導き出す事も店長方に求められる「マネジメントスキル」の1つである事をお忘れなく。

 

それでは、また来週〜

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

金田 拓巳
About 金田 拓巳 172 Articles
販売員歴14年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。 2019年→企業に戻り郊外中心数店舗の「販売トレーナー」として現在活動中!