今週はラックディスプレイをする際のバランスの取り方を書きたいと思います。
これは僕自身がディスプレイをする時の考え方なのでこれが全てという訳ではありませんので考え方の1つとした見ていただければ。
ちなみにいつもよりかなり短いのでさらっと読んでいただければ。
それでは、スタート!
簡単ラックの分け方
店内の什器の中でもかなりの割合を占めるラック。
ブランドによりハンガーピッチや、展開キャパはそれぞれですが、今回はピッチを100mmで考えてみてもらえば分かりやすいかと。
こちらは等分するやり方。上の図では区切るとなる手前を黒にして分けていますが、何も色だけが区切りではありません。ボトムやOPなどのように丈で変化をつけるもよし、S字フックなどでリズムを変えたり雑貨を挟んだりしてもよし、その手法はあなた次第!
こちらは簡単に中心で区切るパターン。前述のように色だけでなく中心をFOにしたり、同じくS字フック、ボトムなどで中心にアクセントを持たせて左右を分けるパターン。
安定して見やすく、商品量が少ない時などに有効ですね。
はい!こんな感じでどこで区切りをつけるのか?を、このように一本のラックだけで考えると大したインパクトはないのですがこれが店全体になると・・・。
それぞれのラックの区切りを統一したりMIXしたりして店舗は構成されていますが、一つだ注意した方が良いのは「無秩序にならない」です。
これってカラーや構成の話と何がちがうの?と思われるかもしれませんが全く違います。
せっかくS字フックなどを使い工夫したレイアウトをしているのにS字の配置がバラバラでテキトーに配置しているよりも、しっかりと区切りの意識を持って配置しているとのでは全く見えかたが変わってきます。ボトムも然り。
また、区切りでアイキャッチにするカラーなどを使うとより効果的に視覚に訴える事が出来るのです。
整えられた中のアクセントほど効果が高いものですから。
普段のカラー展開に加えてsku管理での区切りを意識すると今まで以上にステキに見えますよっ。
それではまた来週
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【サイトーのワンポイントVMD277】
視点遠目から見た時は下から上に、近くで見た時は左から右に。
どこから見て欲しいか?どういう流れで見られるかを組み立ててディスプレイするとキャッチポイントをうまく組み立てられる。#VMD— kaz(topseller.styleのVMD担当) (@kazusanvmd) May 28, 2019
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