人は大体グループ化して認識する

こんにちはkaz(@kazusanvmd)です。
ほんと色々な方面でコロナウィルスによる影響が出ていますね。
アパレルだけでなくレジャーや飲食など様々な業種でもダメージが出ているこの状況ですが、悲観して終わるか、ここで余った時間を使って動くかでこの先が変わってくると思います。

と、いう事で今週も少しかためのお勉強です。笑

前回の記事でも見え方について書きましたが今週も違う視点からの見え方、認識の仕方について書いていこうと思います。

それでは、スタート!

群化の法則

人は見たいものを見る傾向がある…。あると思います!だってイヤなモノは見たくないですしねー。そして「モノを見る」って事は視覚から入った情報を脳が処理して認識してるので脳は多かれ少なかれ負荷を感じてます。
なので脳も「負荷を減らしたい!」と、勝手に動いて認識するモノを大枠で捉えようとします。
それが群化、グループ化して認識する。この全体を見てグループ化する事を「プレグナンツの法則」といいます。
聞いた事あるかもですが、ゲシュタルト心理学でゲシュタルトとは全体を部分の寄せ集めではなくひとまとまりとして見る事をさしています。
ちなみにゲシュタルト崩壊のがよく聞くかもですが、こちらは先ほどの全体を見るが崩壊しているのでグループとして見ることが出来ずに個々に分かれて認識する為、漢字の「公」が「ハム」に見えたり「供」が「亻と共」に見えてしまう現象です。

閑話休題

で、このプレグナンツの法則には幾つかの要因があるのでそれぞれの要因を紹介していきます。
この要因自体は主にEC関連のUI設計のもとになっていたりして一見アパレルや店頭ディスプレイには関係なさそうですが認知の仕方、分かりやすさは共通ですのでこの考えを参考にディスプレイを構築していくと理解、訴求しやすくなりますので参考にしてください。

要因

このプレグナンツの法則にはグループ化する際に何をもとにしてグループとして認識するか?の要因といわれるものがありますのでそちらをご紹介。

1.近接の要因
近くにあるものがひとつのグループと認識する事。ディスプレイで言えば棚にバッグを配置する時の近接とネガティブスペースの差でまとまりのあるひとつのグループと感じる事です。
図で言えば

という感じに近いモノ同士をグループとして認識する。テーブルディスプレイでも使えますね。

2.同類の要因
色や形など似たモノをグループとして認識する事。ラックにしても棚にしても素材でまとめたりするのはこの要因によってグループとしての認識がありまとまりを感じるからですね。

と、近接の要因でグループ化しても同類の要因により形をひとつのグループとして認識しできるか。さらに●と★、■の間にネガティスペースがあればよりはっきり形でのグループが分かれますのでディスプレイの際にはネガティブスペースにも気をつけましょう。

3.閉合の要因
閉じたモノをグループと認識する事。

」「 」「 」「

後は、一部繋がっていない線も繋がっていると認識するのでこんな線でもしっかりと形が認識できます。

なのでディスプレイではレイアウトをする際に「どちらの向きにすればどの什器とグループがして見えるか?」を考える時などに応用がききますね。また、バッグなどを連続しておく際にはグループにしたい対のモノなどを向かい合わせるとよりグループとして認識させる事ができます。

などなど、その他にも「良い連続の要因」や「面積の要因」などありますがあまりディスプレイに応用する機会が少ないので割愛します。

と、まぁこんな風に「どうすればグループ(まとまり)に見えるか?」を知る事でレイアウトからディスプレイまで幅広く応用できますので覚えておいて損は無いですよ。
特に前回の記事と併せて覚えてもらえばよりイメージをコントロールして的確に伝える事ができるようになります。

あとはこれを実践で試行錯誤して自分の見せ方で的確に伝える方法を増やしてください。

おまけ

コロナウィルスで来店客数の激減が続き売り上げも厳しいく、納品も遅れて厳しいとなっている店舗がほとんどだと思います。
そんな時こそVMDとして、たまに来られるお客様が飽きないように今あるモノで変化をつけたディスプレイを続けましょう。新規のモノが無い、人が来ないからといってディスプレイチェンジを疎かにするとお客様はもちろん自分たちのモチベーションも下がる一方です。
VMDの基本である「想いを伝える」為にもコーディネートやディスプレイ、レイアウトを工夫してみてください。

それではまた今度。

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Kaz
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ドメスティックブランド、ラグジュアリーブランド(全てメンズ)で販売及びVMDアシスタントとして経験。販売歴10年。販売時代は店鋪VMD、CRM、スタッフ教育など全てをこなすオールラウンダーとして活躍。その後現会社にVMDとして入社。基本ミセスアッパーブランドを軸に、卸展示会、SC系レディースから百貨店の婦人服、雑貨のブランドを経験。販売経験を元に顧客目線、販売員目線でのVMDを得意とする。店作りのモットーは『買い易く、働きやすい 顧客にもスタッフにも優しい店作り』