こんにちは、ヨツモトです。
「POP UP SHOP」
トプセラ読者のあなたも最近よく聞いたり、目にしたりしませんか?
-
ポップアップストアとは、数日〜数週間のみ出店する期間限定の店舗のこと。
-
「ポップアップストア」には「突然現れるお店」といったニュアンスがある。
-
ポップアップストアとポップアップショップ、ポップアップリテールに意味の違いはない。
-
催事場・駅や商業施設の空きスペース・レンタルスペース・空きテナントによく出店されている。
-
販売チャネルの増加やプロモーションを目的に出店される。
ググって最初に出て来たやつ載せておきますね。
認識としては「期間限定ショップ」ってところが一般的なところでしょうかね。
ファッションビルや百貨店のフロアで比較的「良い場所」でやってる場合が多く、
目によくつくので「あれ、この前見た店なくなって変わってるな」なんて思われると思います。
デペロッパーとしてはレギュラー店舗にする前に「どのぐらいの反応があるか?」を
試せるのと、新しい商材としてお客さんに鮮度が高いものを提供できるメリット。
ショップを展開するブランドなどは「お披露目販売できる場所」「まだレギュラーで入るには
規模的には大変だけど期間限定ならやりやすい」などがメリットでしょうか。
ま、両者とも「まずはチャレンジですね」的な側面が強いです。
「POP UP やりゃ売れる」なんて事ねーよ。
ポップアップストアのメリットとデメリットはここ https://t.co/HhrE7vo8qz
ブログを更新しますた~♪— 南 充浩 (@minamimitsuhiro) March 29, 2018
この記事を書いたきっかけは先日トプセラの筆者でもある南さん記事読んで。
南さんは最近の事例を交えてポップアップの良い点悪い点を指摘してくれているので、
これについて改めて書くつもりはない。
最近、兎にも角にも「とりあえずPOP UPやりゃ売れるんでしょ」的な事をよく耳にするんで、
この南さんの記事に乗っかって言いたかった事を言ったんだよ。
ポップアップって本来はそんな売れるもんじゃないのよ。
プロモーション目的。
でもいつからか「売上とれるイベント」って認識になってる。でも、何も考えないでポップアップしても売れないよ。
だって、あなたなら「初めて見た物」どれだけ衝動買いする?
これだけ情報インフラ整ってる世の中で。 https://t.co/qWmM2RwMvS— Ryohei Yotsumoto(アイコンは3割増し) (@Playtopseller) March 30, 2018
みんな勘違いしちゃいけない。
お客さんは「そんな物は知らないし、そんな物を買う必要もない」ってのが基本的なところだからね。提供する側がちゃんとその事を認識して「その上でどうやって価値を伝えるか?」を創出するんだよ。
そーすれば「売れる」になる訳だ。やりゃ売れるなんて傲慢でしょ。
— Ryohei Yotsumoto(アイコンは3割増し) (@Playtopseller) March 30, 2018
フロアの中でいい場所もらって、装飾もそれなにりにして
世界観だせば売れるやん!!なんて思ってるからビックリする。
そんな甘くねーよ。
ツイッターでも伝えたけど売り手はちゃんと「私たちの物なんて誰も知らない」って
ちゃんとそこからスタートしなけりゃ無理なんですよ。
「いい場所で世界観出せば売れる」なんて傲慢でしょ。
これは場所貸す側も借りる側もです。
POP UP はあくまでPOP UP でしかない。
僕の主戦場である百貨店も今はPOP UPやると「売上」を期待してくる。
普段ない商材で、ある意味「棚ぼた」的な売上が手に入るんですから、
そりゃ美味しい。
でも、あくまで棚ぼたは棚ぼた。
いつも落っこちてくるわけじゃない。
でも「まぐれ」でも売れてしまうと売り場としては「実績」が残ってしまうわけです。
なので、例えば翌年の同じ時期に違うブランドがPOP UPをしても
去年やったブランドのPOP UPの実績を求められるわけですわ。
それっておかしくない?
そもそも本来のポップアップの目的ははじめに書いた通りであるわけです。
そりゃ売れるに越したことはないけど、誰もが目先の売上だけ求めてどうするのって話です。
「売上」だけ追っちゃうと、売り手の都合だけでお客さん置き去りにしてしまう危険性がでてきます。
POP UPやるならまず「知ってもらう事」の準備ちゃんとしましょうね。
それが結果的にセールスに繋がりますよ。
” />