コンテンツマーケティングの落とし穴

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web集客に携わる方なら一度は聞いた事あるワードの「コンテンツマーケティング」。内容を超ざっくり説明すると、

「ユーザーにとって価値の高いコンテンツを発信する事で集客し、ファン獲得を目指す。」

といった意味合いで使われているかと思います。

しかし、どこでどう間違えたのかコンテンツマーケティングを履き違えてる方がちらほら散見されるのです。

 

「コンテンツマーケティング=無料で集客できる」では無い

恐らく「広告費を使わずに集客する」という事で、無料だと勘違いされている方が多いんではないでしょうか。確かに一般的な広告費ほどお金はかかりませんが、制作する人がいるという事はもちろんコストがかかっているのです。人的コスト以外にも企画内容によって様々なコストも発生します。優良なコンテンツには多少なりともお金はかかるものなのです。

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上記はコンテンツマーケティングの成功事例で有名な「北欧、暮らしの道具店」さんの特集ページです。この特集を組むだけでも、企画費、取材費や撮影費、ライティング費がかかっています。企画が大きくなればなるほどこの費用は膨らみます。こたつライターがweb上から仕入れた知見だけで書いた記事に付加価値などありませんから、独自性のあるコンテンツを制作しようとするとどうしても費用はかかります。

 

良質なコンテンツがもたらす効果

どちらにせよコストがかかるんなら広告に投資した方が良いのでは?

と思う方もいらっしゃる事でしょう。しかし、他業界はどうか知りませんがファッション業界ではそうはいきません。ブランドの根幹部分やコンテンツがしっかりしていないのに拡散しただけで売上など上がるはずも無いからです。

先日、上記のような事をつぶやきましたが、良質なコンテンツは広告で拡散した時に伸びやすいし、オーガニックのリーチも伸ばしてくれる効果があります。逆にリーチを広告で担保すると、良質なコンテンツは更なるシェアを生み出します。ですから、コンテンツもリーチも両輪で取り組まなければならないのです。

どんな製品でも「欲しいと思える商品」を作る事は大前提なのですが、それをちゃんとユーザーに伝える事のできる「コンテンツ」と、自前では届ける事ができない想定ターゲットへの「リーチ」があって、初めて商品が売れていきます。どれが欠けても売上は最大化されません。ブランドのフェーズによってどこにどの程度投資をしていくかを見極め適切な予算の配分をしなければなりませんし、コンテンツへの投資を削りすぎて、ユーザーとのコミュニケーションが取れなくなり、ブランドの付加価値を適切に伝える事ができない、なんていう落とし穴にはまらないようご注意ください。

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深地雅也
About 深地雅也 134 Articles
株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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