お任せ定期便終了に見る、ZOZOサービスの精度の低さ

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ゾゾ、似合うコーデを提案する「おまかせ定期便」を約1年で終了

ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するゾゾ(ZOZO)が、「おまかせ定期便」のサービスを終了すると発表した。おまかせ定期便はアパレル経験が豊富な同社のスタッフがスタイリングしたコーディネートを定期的に配達するサービスとして、20182月に提供を開始。サービス終了に伴い、41日から新規申し込みを停止するという。すでにサービスを利用している人への発送は、次回分をもって終了となる。

 

最近、新サービスがことごとく外れるZOZOTOWN。上記の「お任せ定期便」もそうですが、ZOZOSUITも将来的に無くしていく方向性ですし、PBの売れ行きもよろしくない。事業には当然、当たり外れがありますが、スタート時からこうなる事が予想できそうなサービスで、一体どうしてこうなってしまったのか?と思ってしまいます。方向性としては良いサービスばかりだったのですが、細かい部分の設計が足らなかったのでは?というものばかりではないでしょうか。

 

 

○日本版スティッチフィックス?

お任せ定期便のモデルになっているのは、アメリカ発の「スティッチ フィックス(STITCH FIX)」というサービス。こちらのサービスもZOZO同様、スタイリングした商品を自宅に届けてくれるのですが、商品が購入に至らない場合、スタイリング料20ドル徴収される仕組みです。しかしお任せ定期便の場合、このサービス上で一番付加価値が高いと思われる「スタイリング」が無料になります。そうなるとしわ寄せはコーデを組む側の人に行くのですが、1コーデ組むのにZOZO販売員は600円しかもらえません。(渋谷勤務の場合は時給1200円ですが、場所の制約があります。)これではコーデのクオリティを担保するのが難しいのではないかと。

(登録が結構細かいんですよね。これに応えるのって大変。。)

こういったところの細かな設計をおろそかにしているからこそ、サービスの継続がむずかしいのではないかと。

 

 

ユーザーに対する愛を感じない?

ZOZOSUITのサイズ計測の精度も非常に低いものでしたが、こういった部分を見るにつれ、「顧客のことを考えていないのでは?」と思ってしまいます。中の人は頭の良い人たちばかりでしょうし、施策の方向性が正しいことはわかります。ですが、それをちゃんとした形に変えてくれる人がいないのが残念ですね。前澤さんの良い部分が活かされていない感じもしますがどうなんでしょうか。

 

どちらにせよ、今のまま顧客やブランドを軽視したような取り組みばかりが続けば、サービスは良い方向に行かないでしょうし、ブランドの離脱も増えていくでしょう。年末のオンワード離脱から、有名ブランドの離脱が目立ちますが、今後のZOZOの姿勢に全てが委ねられているような気がしてなりません。

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深地雅也
About 深地雅也 158 Articles
株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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