こんにちは。TopSeller.Style店舗マネジメント担当の金田です。
約1ヶ月間続いた「夏・セール」も各館・各店舗・各ブランド共に今月末で一旦終息といったところでしょうか?
もちろんまだまだ「セール!」と大々的に謳わないにしても、夏・本番はこれからですし、まだまだ在庫消化しないといけない店舗もあるでしょうから来月も継続されていくことと思います。
さて、今週中から”8月”ですね。
セールも落ち着いた頃ですから、販売員の皆さんにとっては”リフレッシュ”したい月であるかと思います。
旅行やアウトドア、あるいはフェスや花火大会などイベントが多い季節ですから、家族や彼氏、彼女、あるいは友人や同僚と計画立てたりと、販売員にとっても解放的にリフレッシュしたい時期でもあります。
とは言っても、当然ながら店舗スタッフ全員が揃って一気に休めるわけないので、交代交代で連休を回しながら残ったスタッフで店舗運営していかないといけませんよね。
ということで月末投稿の記事という事で恒例の「行事から立案する販売戦略〜8月ver〜」をお伝えします。毎度ながら、8月行事から考えられるお客様の”需要”を基に、僕自身なりに推測した「販売戦略」であります。
内容によっては「関係ない!」「当てはまらない!」があると思いますが悪しからず。必要な部分を「自店戦略」に活かすなり肉付けするなり参考にして頂ければと思います。
8月「行事」から予測・考察する”戦略ポイント”
さて、8月の一般的大きな行事と言えば、「お盆」ですよね。今年は今年のGWとほぼ変わらない”9連休”だそうです。
いつのまにか確立されてる「山の日」という日…をスタートに”お盆休暇”が始まるそうです。
と、もう一つ一般的とは言えませんが、我々店頭人、アパレル業界にとって待望のイベントである「AW(秋冬)商品の立ち上がり」が本格化してくる時期でもありますよね。
8月は上記の2軸から「店舗販売戦略」を考えていこうかと思います。
ではまず…
◯「お盆商戦」(8/10〜8/18)
物・器軸→大型連休とは言えど季節の”端境期”でもあるのでGW、年末年始ほどの消費動向が高くなることはないかと。どちらかと言えば、まだ秋・新作には目もくれずセール意識が高い傾向にあると思います。が、だからって秋・新作を仕掛けないのはナンセンス。
帰省客や地方客など様々な客層が多く来店されるので、最終セール品は残しつつ、「オンタイム」「今〜秋まで着れる」という”キーワード”を基にした秋・新作VMD戦略でいきましょう。ここで注意したいのが秋・新作の仕掛けですが、セール品と差別化を図った”魅力的な見せ方”が重要であります。
人軸→簡潔に言うと、セール品スタートの接客であっても、必ず新作を用いたスタイリング提案、試着に促す接客を徹底しましょう。新作を購買に繋げる「確率」を上げていきましょう!ってことです。薄手の秋アイテム、ボトムス系ははまりやすいかと。
◯「秋・新作アイテム」本格立ち上がり
一部のラグジュアリーブランドはもうすでに立ち上がってるかと思いますが、一般的には8月?お盆明け?から立ち上がる店舗が多いかと思います。
上記の”お盆戦略”とほぼ同様なのですが、まだSS(春夏)商材と混在展開する店舗もあると思います。
前述したように、「新作とセール」とお客様が一目で見てわかるぐらいの”差別化”したVMD構成にしましょう。この時期はもうお客様も
「まだ暑いけど、そりゃもう時期的には秋物出てるよね〜」
の意識です。
だから極端に言うと、新作はこの時期にまだ売れなくてもいいんです!
上記の通り「秋物(新作)への意識」をお客様にもってもらうことが大事なんです。
「今年の秋は”こんな感じ”でいこうかな…」とイメージさせることにVMDも接客も注力して頂きたいなと。売れれば「ラッキー!」ぐらいな感じでね。
「9月への種蒔き」と捉えて!
魅せて!魅せて!魅せまくりましょう!
あと、あたり前ですが新作の「着用」は忘れずに!
ではでは、8月も頑張りましょう!!
Good Luck!(笑)
また来週〜