売れる販売員が言わない接客トークランキング

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こんにちは、ヨツモトです。

売れる販売員が言わない接客トークランキング

 

接客時における「おいおい、それ言っちゃあかんやろ!」的なワードです。

本日と明日、2回にわたってお届けしようと思います。

独断と偏見で選んだ、炎上上等!!の「売れない話術」ランキング!!

 

では、さっそく第10位から!!!

 

 

第10位 「そのレザーの財布、レザーらしい色ですよね。」

 

どんな色やん!!!
レザーらしい色って!!!どんな色やねん!!!

っと、思わず突っ込みたくなるようなこのワード。

お客さんも「あ、はい。。。そうですね。」って答えるしかないやろ!!

つい最近聞いた、なかなかイカシタ接客トーク。

第9位「あ、それ、私も買おうと思ってたんです!」

 

お客さん「あ、そうなんですか?」
販売員「はい!でも、給料安くて買えないんです!」

若い女の子の販売員。。。。なかなか素直な子。。。

おじさん泣いちゃうよ。。。

第8位「***ブランドと同じデザインなんですよ!」

***=某有名ブランド。

うん、それね、「パクリ」だから!!
お客さんもうすうす気づいてるけど、あなたが言っちゃダメだから!!

第7位「それ触れますので、良かったら。」

うん。
触るよ、触る。
だって、普通に置いてあるし。
普通のTシャツだし。
別にいいよね。
許可なく触っても。

おい。めっちゃ見てるな、こっち。

 

 

 

第6位「それ新商品なんです。去年もね、すぐ売れちゃったんで。」

 

うん、去年もあったんだね。同じやつ。
でも、新商品なんだね。

おじさん、もうよくわからない。。。

第5位「こちらのお鏡でうつりますので。」

 

ん。そうか。
写らない鏡もあるのか。

トラップ満載やな。
この店。

 

第5位「いや、異常気象ですから。大丈夫です。」

この秋に端境期用の薄手のコートを探していた時に、良さげなモノを見つけて手に取って見ていた時に、

販売員。「今からずっと着れますよ!」
ワタクシ。「そうやね。でもずっとは無理やろ。寒いよ。笑」
販売員。「いや、異常気象ですから!大丈夫です!」

なかなか新しい切り口だけどダメだろ。

 

 

第4位「こんにちは。いらっしゃいませ。」

 

え?
もう19時ですけど??

 

 

第3位「なんか話しかけちゃってごめんなさい。」

「いらっしゃいませ」の声かけでお客さんが振り向いて、すぐの言葉。

じゃあ、最初から話しかけんな。

 

 

 

第2位「なんかいっぱい出しちゃってごめんなさい。」

 

ファーストアプローチの後に商品提案で幾つか商品持ってきて
見せた後の言葉。

 

じゃあ、最初っからもってくんな。

 

 

第1位「(シャツを)インでもアウトでも着て頂けます。」

 

「このシャツのオススメの着方ありますか?」
って、聞いた後の返答。

そうだね、パンツにインもアウトも出来るよね。
うん、シャツだからね。
みんな、恐らく知ってるよね。

むしろ他の着方あるなら、教えてくんない!?
最後の1位はTopSeller.Styleのメンバーが実際に先日受けた接客を
頂きました。
でも、これ何気に破壊力抜群。

もし、僕がこの接客受けたら、、、1分ほどは無言で立ち尽くすでしょう。。。

以上、2016今年の「売れない」接客語大賞をお送りしました。

かなり独断と偏見でチョイスしましたが(あと、やはり記憶の問題で最近の事例が多くなりますが。。。)ランキング上位は共通しているコトがあります。

 

 

あなたの接客、思考停止になっていませんか?

 

個人的にランキング上位にしたのは「完全に思考停止やろ」ってモノです。
例えば「いらっしゃいませ。こんにちは」は最近どこの店も取り入れている
「入店の声掛け」ではありますが、時間帯も考えずに「こんにちは。」って
お客さんからしたら「違和感」満載です。

売れない接客ワード殿堂入りの「良かったら」と同じぐらい思考停止に陥って接客している状態です。

「お客さん」が求めているのは「多数のお客さん」ではありません。
「お客さん」が求めているのは「多数のお客さんの中の私」です。

ここを忘れなければ、ランキング上位のような思考停止接客ワードを使ってしまうコトはないはずです。

あなたの接客ワードは2016感動した接客語大賞にランキングされるようにしてくださいね。

ん?
「2016感動した接客語大賞」がどこで発表されているか?ですか?

それは、あなたが今日接客する目の前のお客さんの「記憶の中」ですよ。

接客した1人1人のお客さん全員の、感動した接客ワード大賞ランキングに入れるようになりましょうね!!

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四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。