こんにちは!モリオカです!
カラー診断をする中で、よく聞かれる質問なのですが「自分の該当タイプ以外のカラーは着ない方がいいですか?」という事。
勿論、「着てはいけません!!」などと究極に着る色の幅を狭めるような事は言いません。
であれば
・どこまでが守備範囲なのか?
・どのように考えて、落とし込めば良いのか?
・取り入れるにはどうすれば良いのか?
若干基本的な内容も交えてにはなるのですが、考え方の1つとして是非落とし込んでいただきたいな、と思いまして、その辺りを解説させていただきます。
・そもそもパーソナルカラーのタイプ分類って?
・タイプの軸を外しすぎるとより苦手になりやすい
・顔周りから出来るだけ離して使う
以上の要点を、1つ1つ掘り下げていきますね!
パーソナルカラーのタイプ分類
まず<似合う色>は、パーソナルカラーの四季の色に合わせた4つの季節に分類されています。
こちらの記事でも<4シーズン分類>に関して解説しておりますので、是非ご覧下さい。
多くの診断サービスは、このシーズンに当てはめて、一番似合いやすいシーズンを決めて、2番目に似合いやすいシーズンまで割り出します。
ファーストシーズン、セカンドシーズンという呼び方をされています。
大事なのは、この季節の中の色を覚える事よりも、季節に割り当てられた4つの要素の中身を知る事です。
<例>
ファースト 春シーズン セカンド 秋シーズン の場合
●春
・ベース→イエローベース
・明度→明るめの色
・彩度→やや鮮やかな色(人により薄いペールトーンが似合うか、鮮やか方向かが分かれます)
・清濁→クリアな色である清色
●秋
・ベース→イエローベース
・明度→暗めの色
・彩度→やや落ち着いた低彩度の色
・清濁→マットな色である濁色
このタイプの方の場合は、セカンドシーズンにも共通点としてイエローベースがきているので、<イエローベースである事を大事にした方がいい方>であると言えます。
ただ、メインとしては春の該当要素の色が似合いやすく、色味によっては秋のカラーも要所で取り入れられます、といった感じですね。
ではこの方はどこまでが守備範囲で、苦手なカラーは?
軸を外しすぎると苦手であるという事
上記の内容から、イエローベースである事がまず似合いやすい条件となります。
では、ブルーベースの色はどうでしょうか?
夏の場合と冬の場合を見ていきましょう。
●夏
・ベース→ブルーベース (1st春の場合 ×)
・明度→明るめの色 (1st春の場合 ×◯)
・彩度→やや落ち着いた低彩度の色 (1st春の場合 ×)
・清濁→マットな色である濁色 (1st春の場合 ×)
要素は1/4クリアです。
●冬
・ベース→ブルーベース (1st春の場合 ×)
・明度→暗めの色〜高明度まで(暗めの色がメイン) (1st春の場合 ×)
・彩度→鮮やかな色 (1st春の場合 ◯)
・清濁→クリアな色である清色 (1st春の場合 ◯)
要素は2/4クリアです。
一番春の持つ要素から遠くなってしまう、夏の色調域がこの方は苦手です。
1stと2ndのシーズンからイエローベースを大事にした方がいい方というのが読み取れる為、冬の色調域はブルーベースの要素が強すぎない色ならクリアしやすいといった結論となります。
自分が一番得意とするシーズンの4つの要素から大きく離れてしまうと、苦手な色になりやすいという事ですね。
顔周りから出来るだけ離す
「顔周りから離して使う」
そんな事分かってるわ!!と思われたらすみません。笑
パーソナルカラーは、布を顔に当て、お顔をより良く引き立てる色を導き出す診断なので、顔周りからより遠くなれば苦手なカラーも取り入れやすくなります。
ボトムスやシューズ、バッグ等の小物は勿論、アウターで苦手なカラーを取り入れる時には
・中のカットソーやニットで得意カラーを合わせる
・ストール等の顔周りに合わせるアイテムで得意カラーを合わせる
などといった方法で、苦手カラーも取り入れる事ができます。
僕の場合はベージュがやや苦手です。
苦手なベージュをカットソーなどで取り入れるとボヤけてしまう為、アウターでベージュを取り入れ、中のカットソーを自身の得意なクリアな白や黒、ネイビーを合わせて取り入れています。
解説していた一番苦手になりやすいカラーも、顔周りからうまく離す事で取り入れる事が出来ますね。
パーソナルカラーの普及が進む中
苦手なカラーとどう向き合うか?「苦手カラーだけど取り入れたい」となった場合、どうすれば良いのか?というのは同時に考えなければいけない事だな、と日々感じております。
カラーの4つの要素<①ベース、②明度、③彩度、④清濁>このポイントを多く外したカラーが苦手になりやすいという事、苦手なカラーは顔周りから離す事でうまく取り入れられるよ!という事を今回は覚えていただけると!
それではまた次週!