【売れるアパレル販売員の接客術】モノではなく能力を買ってもらう方法。

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ヨツモトです。

 

今の小売業界で無視できないのがイーコマース。

 

ファッションの業界でも、ZOZO、楽天をはじめ最近ではamazonも
本格的に参入し、リアル店舗の必要性や付加価値を問われる事も
多くなってきた。

 

そして、その問われる中に必ずテーマに上がるのが

 

『アパレル販売員の役割、必要性』

 

要するに、ネット上で全ての情報を仕入れる事が出来るこの時代に
わざわざ店舗に行った時にアパレル販売員は何をお客さんにサービスをするか?
という事です。

 

長時間立ちっぱなしの仕事。
見た目の華やかさは断片的なモノで、泥臭い作業も多い。
社会的マナーは勿論の事、毎シーズン多品種の商品が入れ替わる度に必要な商品知識の習得。

商品だけではなく、ファッション全体のトレンドも把握しとく必要がある。

最低限これらの事を備えながら、さらにお客さんパーソナルに合わせたコーディネートするスキルも要求される。

 

そんな、非常に多岐にわたった知識やスキルが必要な仕事に懸命に取り組んでいる、多くの現役アパレル販売員。

 

でも残念ながら、これだけ必死に取り組んでいてもイーコマースと比較され、
『必要性』や『付加価値』を問われる。

 

そんな懸命に取り組んでいても、報われない販売員さん達を見ていると「もったいない」って思う。
なにが?

 

それだけ真摯に取り組んで努力してるのに
なぜ『モノ』だけを売ろうとし、『能力』を買ってもらおうとしないのか?って。

 

アパレル販売員のあなたが販売するのは『モノ』でなく、『能力』

 

今の時代に求められる、アパレル販売員の仕事はただ単に『モノ』を販売する仕事ではなくなっている。

お客さんが欲しいのは、あなたの持つ『能力』にお金を払いたがっている。

この事に気が付いてないヒトが多い。

 

モノ自体は既に世の中に溢れかえっている。
しかも、既にお客さんが納得するクオリティのモノばかりが溢れかえっている。

 

誤解を恐れずに言えばモノは何だっていい。

多分、お客さんに何を買ってもらっても不正解になる事は今はほとんどない時代。

 

その安心感がある一定基準に達しているからこそ、これだけイーコマースの利用が増えた大きな要因でもある。

 

それでも、わざわざ店舗にお客さんが足を運ぶのは『あなた=販売員』期待してるから。

つまり、あなたの能力を買いたいからです。

あなたは『モノ』ではなく、あなたの『能力』を販売するコトが出来るって事だ。

今まで販売員として物販で『モノ』を売ってお金を貰ってきたあなたは
ピンとこないかもしれない。

でも、今のお客さん達はあなたの能力にお金を払いたいのです。

 

アパレル販売員はマーケッターの視点を持ち、コンサルタントの問題解決スキルをもて

 

あなたの店にある商品。
形ある商品。
これは、あなたが販売する商品ではない。

あなたがお客さんの問題を解決する為のツールにしか過ぎない。

 

たった1つのコトを変えるだけで、売れるアパレル販売員にエントリーできる。

実はそんなに難しいコトではないのに、多くの販売員さんが気が付いていない。

モノを、売るコトを、やめる。

 

あなたが買ってもらう商品は

お客さんの問題を解決する能力

 

たったこれだけで、たったこの考え方
1つで、劇的にあなたの販売スキルの向上スピードは激変する。

 

次回からこのモノを売らずに能力を買ってもらう方法をお伝えしていきますよ。

 

 

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四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。