「何かを始めるのに遅すぎることはない」の功罪

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皆さんこんにちは。アパレルキャリア論の吉田です。
GWはいかがお過ごしでしょうか?

昨年に引き続き、今年も多くの企業や人が我慢のGWとなってしまいました。私も予定していた出張が延期となってしまったり、事業にも影響が出たりと、行き場のない思いを飲み込む毎日です。ですが、こうした状況も2年目。1年目にもがき続けたからこそ「いまできること」に集中して充実した毎日を送っています。

引き続きオンラインで転職相談に乗る機会は多く、非常に多くの方とマンツーマンでキャリアについて話をしていますが、「あっ、この人ここから伸びるな(良い方向に変わるな)」と感じる方の共通項があります。それは自分の力で変えられることにのみ意識と行動を集中させようとしている人です。コロナ禍においては特に自分の力を超えた決定事項は多いですよね。国の方針やルール、会社の方針、リストラの可能性、などなど。悔しい思いもあると思いますし、やるせない気持ちもあるでしょう。ですが、そうした大きな決定の前においては一個人の力は無力だったりします。であればそこについて自分の労力を使うのではなく、自分の意思で変えられれるものにのみフォーカスして行動をしていく方がよほど生産的です。そしてそうした行動の積み重ねの先に、今まで以上に大きな意思決定にも携われるようになるものです。強い向かい風が吹いている今だからこそ、1歩前へ進むためにはいつも以上に大きな力が必要となります。苦しいですが、目の前の1歩に集中してこの難局を乗り越えていきましょう。

今頑張ってる人とこれまでも頑張り続けてきた人

さて、冒頭でコロナ1年目にもがき続けたからこその「今」という話をしました。皆さんはどうでしょうか?

仮にこの先10年同じような状況を強いられたとした場合、毎年のように昨年の教訓を生かしながら前に進み続けようとした人と、10年間変化することなく過ごした人とでは10年後に大きな差がつくことは誰の目にも明らかかと思います。もっというとこれだけ変化の早い時代においては1〜2年の積み重ねの差が10年分の差に匹敵するといっても大袈裟ではないかもしれません。

では、自分の人生に置き換えた時にどうか。

これまでは終身雇用が当たり前の世界で、成果よりも勤続年数や年齢がものを言う時代でした。言ってしまえば成果を出さずとも変化なく働き続けているだけである一定のタイミングで管理職に就けてしまう。給料も上がっていく。そんな時代でした。

でも、これからはそうしたルールがガラッと変わる。

ここについては今更深く語らずとも皆さんも理解していると思います。ずっと会社が雇用を守ってくれる保証なんてもはや無いんです。特にこのコロナで痛感された方も多いのではないでしょうか。

そうしたこれからの時代においては、成果を出し続ける人が評価されていきます。年齢も関係ない。勤続年数も関係ない。自分の雇用は自分で守っていくしかありません。ある人にとってはこの上なく自由な世界になるでしょう。しかしながら多くの人にとっては実は相当に厳しい時代に突入していくことになると思います。

年齢差ではなく積み重ねの差。

そう考えた時に20代をどう過ごすのかというのは非常に大きな意味を持ちます。これまでは、なんとなくまだ時間があるという少し緩い感覚の中で20代を過ごしてきた人も多いと思います。なぜなら年齢と共に出世して給料も上がっていくんですから。しかし多くの方のキャリア相談を受けてきた中で、自己実現を果たせている30代以降の人は20代を大事に必死に変化し続けてきた人ばかりです。この章の冒頭でイメージしてもらいましたが、ここの10年の差は大きい。そしてこれまでは日本の雇用ルール上、こうした当たり前過ぎる事実があまり表出してこなかった。

20代には20代にしか得られないチャンスが非常に多くあります。

・新卒カードをどう切るのか

・大きなキャリアチェンジの機会を得られる(特に第2新卒までは)

・失敗に関して周囲が比較的寛容である

・素人ならではの柔軟な発想(事業提供者側ではなくお客さん側の感覚に近い)がある

・最も体力が従実している

こうしたチャンスを冷静に捉え、30代以降にどう繋げていくかを20歳になったらすぐにでも考え、行動に移していくべきです。周りから「意識高い」と馬鹿にされようが、周りの大人が「20代のうちは遊べ」と言って来ようが、完全無視!自分の人生を生きることに集中してほしいなと思います。

このコロナによって皮肉にも強制的に変化することが求められました。ですが、変化したらすぐに効果が現れるほど簡単なものではありません。厳しい言い方かもしれませんが、今はコロナ以前から絶えず変化しつづけてきた人のみがコロナ禍でもうまく順応できているだけです。

「何かを始めるのに遅すぎるということはない」
有名な格言の一つですし、この言葉に励まされた人も多いと思います。ですが私はこのこの言葉を「誰でもその気になればいつでもチャンスは巡ってくるよ(リセットできるよ)」というニュアンスではなく「これまで何かを積み重ねてきた人であれば」という枕詞をつけて解釈しています。

頑張れば報われる世の中であってほしいと本当に心から思っていますが、今頑張っている自分と頑張り続けてきた人を同列で考えるのは危険です。逆にそこを自覚できたのであればすでに差があるという事実と向き合い、今すぐに、そして昨年以上に、変化をしつづけていくべきだと思います。

誰かの格言、ニュース、SNSの発信、誰かのブログ。いまは本当に誰でも簡単に素敵な言葉や考えと巡り会える時代です。ですが、そうして見つけた素敵な言葉を自分に都合よく解釈して安心するのではなく、しっかり事実と向き合ってこれからの自分に集中していった方が人生への影響力は大きい。

これまでの差分でもしかしたら少し時間がかかるかもしれませんが、この記事が誰かの事実と向き合うきっかけとなってくれたら嬉しいなと思っています。

成長とは、変えられる影響範囲が大きくなること。

ぜひ来月は、来年は、5年後は、いまより大きな範囲で影響力をもって未来を変えていきましょう!

それではまた次回。

 

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吉田直哉
About 吉田直哉 30 Articles
株式会社ALL IS NEW 代表取締役社長 大学卒業後バーニーズジャパンに入社。販売員としてキャリアをスタート。20代でリクルートへ転職しキャリア支援のキャリアをスタート。その後ファッション業界専門のヘッドハンターとして業界におけるキャリアコンサルティングに従事しつつ、Vice President、執行役員としてマネジメントを経験。 。累計転職相談者は1万人を超える。現在は株式会社ALL IS NEWの代表取締役としてファッション業界のキャリア支援、採用支援をしつつ、「人が繋がるを」コンセプトにしたスナック「BANQUET CIRCUS」の経営や、 文化服装学院の非常勤講師としても活動中。 ファッション業界関係者限定の招待制交流イベント「FASHION SNACK」もプロデュース。また出身地である福島県いわき市にて地方創生事業も展開。

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