こんにちは、水曜日のタニグチレイです。
さて、もう6月ですね。
春夏シーズンもプロパー最終月です。
言ってる間にセールの準備と秋の立ち上げの準備に追われてしまうでしょう。
どれも並行しながらムリなく対応していきましょうね。
買ってもらっても買ってもらえなくてもあなたのお客様
もしこれを読んでくれているあなたが今年販売員デビューだとしても間もなく1シーズンが終わります。
常に店頭では接客をしてきて買ってくれた方も買ってもらえなかった方もいたことでしょう。
こればかりはどれだけ年数と経験を積んだ販売員でも常に100%の買い上げとはいきません。
完全予約の指名制であれば別ですけどね。
買ってもらえた方は今後もまたあなたのお客様でいてくれるかもしれない。
また会いに来てもらえるように接客もしているでしょうから。
では、買ってもらえなかったお客様はどうでしょうか?
たとえばその日はなにかの都合でお買い上げにはならなかった。
でも、後日買いに来てくれることもありますよね?
というか、そういう方もきっといたはずです。
接客をするチャンスがあり実際に接客ができたらちょくちょくあるはずです。
だって接客している以上買ってもらえるように、また会いに来てもらえるように対応しているはずですから。
お客様の問題をその日の接客で解決できたか?
できなかったとしてもその接客自体は満足してもらえるものだったか?
100%のお買い上げはムリでも100%楽しんでもらったり納得してもらうことは不可能ではない。
それを続ける努力をすればあなたに会いに来てくれるお客様は増えます。
そしてそのきっかけになるのは以下の3つです。
①接客中になにかひとつお得な情報を提供する
接客中はお客様と相互にコミュニケーションを取りますよね。
お客様の問題を解決するためにいろいろと聞き出すことも必要になるはずです。
その解決策であったり、仮に解決とまではいかないまでもなにか近しいところまでは思ってもらいたいですよね。
そのためにお客様の得になる情報を必ずひとつはお伝えしてください。
それが着こなし方であってもケアの仕方であっても、状況によっては他ブランドの情報だっていいと思います。
あなたの伝える情報が価値になります。
情報の内容は人それぞれで変わるでしょう。
だってお客様はひとりひとり違うわけですから同じ情報がどなたにも有益とは限りませんよね。
お客様に自分のための情報だと感じてもらう。
そうすればブランドやあなたに興味を持ってもらうことにも繋がっていきます。
②嘘偽りのないコミュニケーション
嘘や偽りの情報を伝える人はいないと思いますからそこは問題ないでしょう。
それよりも聞かれたことをお客様の立場に立ってなぜなのかを明確に伝えるようにしてください。
そして提供できる情報をできるだけオープンにしてください。
なんとなく誤魔化した言い方ではお客様も気づくと思いますし伝わりません。
万が一その場でわからないことは素直に認めてすぐにわかるものに確認する。
その後改めてお客様に伝える。
少し時間はかかってしまうかもしれませんがきちんと説明すれば理解してくれるはずです。
そういった当たり前のことを面倒がらず適当にしてしまわないように。
ちょっとしたことで信頼は失ってしまいます。
③ダブルブランディング
このダブルというのはショップとあなたのことです。
デザイナーや会社の目指すものをお客様に直接伝えられるのは販売員です。
販売員が伝えることで会社やブランドを信頼してもらうことに繋がります。
ブランドもそうですがあなたのいるショップを好きになってもらうきっかけになるのは伝える販売員です。
インスタやウェブを見てブランドのファンになることはありますよね。
でもどの店で買うか、誰から買うかは行かなければわからない。
いいなと思ったブランドを買いたいと思ってもらえるショップにしてもらえるように。
そのきっかけになる販売員があなたであるように。
聞いてみると「誰から買うか?」を考えているお客様はけっこういますよ。
その先に同ブランドの別ショップも見てみようってなっていくと思います。
もっともっとブランドを好きになっていってくれるかもしれない。
そのきっかけになった販売員があなたであったらずっと会いに来てくれると思います。
3つの行動を続けていくことが信頼に繋がる
お客様の問題は販売員が聞かないとわかりません。
たとえばそれは四元さんや森野さんが書いてきている洞察力も含みます。
店頭で直接お客様の対応をするという行為のことです。
直営のECや会社宛のメールでお客様から問題の相談をすることなんてまずないですよね。
何かある場合は店頭で販売員に聞くと思います。
そしてお客様自らが話してくれることもほとんどないと思います。
接客が必要ない方はブランドのファンにはなってくれるかもしれないがあなたのファンにはなってくれません。
会社やブランドと販売員は「お客様のために」同じ方向を向いているはずです。
伝える販売員であるあなたをきっかけにショップとブランドを信頼してもらえるように。
初めての時よりさらに好きになってまたあなたに会いに来てもらえるように。
なってほしいと思いませんか?
興味を持たれた方はぜひこのTopseller.styleでお付き合いください。
では、また来週。
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