こんにちは、水曜日のタニグチレイです。
日々接客以外でたくさんのものを見たり情報を入手していると思います。
通勤中に歩いている人を見てどんなものを着てどんなものを持っているのか。
休日に買い物に行ってどんなものが並んでいてどんな風に並べられているのか。
SNSや雑誌などを見てどんなものが紹介されていてどんなものが人気があるのか。
それこそ毎日多すぎるくらいに。
目的はきっと接客や販売に活かせるようにするためではないですか?
純粋に好きだからという人もいるかもしれませんが。
その際にはあらゆるものを肯定的に見ることを意識してください。
それが接客や販売に活かせることになりお客様に買っていただけることにつながるはずです。
主観的な感情があるのは仕方ないので客観的に肯定することを意識する
自分の中で好きや嫌いは誰しもあります。
着たいものや使いたいものは好きなものを選びますよね。
仮にわざわざ嫌いなものを選ぶ場合はなにか理由があるでしょうね。
それはもちろん構いませんが好きや嫌いの感情を除いてどんなものでも良い部分を見つけるようにしてみてください。
たとえば
「(自分では着ないが)この色は品が良くてちょっと知的に見えるな」
「(ちょっと物足りないけど)付属品が少ないから軽いし仕事にも対応できそう」
「(わかりやすいのが好きだが)これは雨の日用なのに見た目それっぽくないから合わせやすくて幅が広がる」
たくさんのものがあり探す努力や合わせる努力をすれば色々見つかると思います。
だからすべてのものを肯定していくには情報量が多すぎる。
実際にはそういうこともあります。
ただどんなものにも良さを見つけることはできるはず。
否定してしまえばそれ以上はありませんが肯定すればその先があります。
店頭に入荷してきたばかりのものでも瞬間的に良さを見つけ出し魅力を伝えることができる。
お客様の小さな悩みでも解決につながるヒントにたどり着くきっかけになる。
ただ否定するところは必要です。
お客様に似合っていないものや必要ないものは伝えることも必要です。
さくさんのものを肯定して良さを増やせれば増やせるほどお客様にとって良いものを提案することができる。
もし比較してもらう場合ならそれぞれの良さを的確に伝えることができればお客様が安心して選ぶことができる。
結果的に肯定することで否定することができます。
誤解しないで欲しいのはデメリットを無視して伝えなくていいというのではありません。
メリットとデメリットは一対の基本情報なので理解して伝えることは前提としてあります。
肯定的に見ることを忘れず意識しておく。
普段当たり前のようにしているかもしれませんが時々思い起こしてください。
当たり前にしていると思っていることでも時々自分自信で確認する
お恥ずかしながら実はつい先日意識しているつもりが最近できてなかったなと気づいたんです。
きっかけは会話の中で出てきたひとこと。
「なにかいいカバンない?」
ここでは前後の文脈やどうしたかなどは省きますね。
その時に頭に思い浮かんだのは最近のお客様が何を選ぶかとかどう使いたいかとかそんなことばかり。
「こういう使い方を求めているから欲しいものや捜しているものはこの感じ」
「目的が定まっていないことも多くてその場合はこういことは求めてなくて響きにくい」
(・・・あれ?頭の中に思い浮かんでこないから質問や提案が出てこない・・・)
店頭で扱っているものやその近くにあるものはもちろん大丈夫です。
けど、ふと出てきたこの会話でしているつもりだったことができていないなと。
似たようなことはあるのではないでしょうか。
最初は意識してやっていたことが徐々にできていない。
やろうとしていたことが無意識にできるようになっていたら問題ありません。
身についたのだからまた別のことを意識してやっていけばいい。
でも、もしふと気付いた時に再確認が必要なら改めてもう一回意識しましょう。
気づいたらさらに一歩先に行けます。
ところで皆さん、
「今なにか欲しいものありますか?」
ありすぎて困るくらいたくさん出てきます?
そんな方はきっと色々なものを肯定的に見ているのではないでしょうか。
お客様の悩みを少しでも解決できるきっかけになるように。
お客様に選んでもらい買っていただけるように。
興味を持たれた方はぜひこのTopseller.styleでお付き合いください。
では、また来週。
【TopSellerの執筆者が書く「表では話せない話」はこちら→トプセラ×note】
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