販売員の皆さん、「思い込み」を変えることで苦労したことはありませんか?

こんにちは、水曜日のタニグチレイです。

販売員の皆さん、変化をすることやそれを受け入れることは得意ですか?

と、いきなり冒頭から少し難しい質問でしたね。
トプセラの記事を読んでいる販売員の皆さんは何か変化を求めているからこそ吸収できるものがあると思ってくれているかもしれませんね。

だとすれば今さらの話なのでサラッと読み飛ばしちゃってください。

「思い込み」と気づき変化させることができると今まで以上の経験ができる

販売員として勤務しだして数年の方であれば店長や先輩から教えてもらうことはどれも初めてのことで慣れていくほどに自分の経験となり自信に繋がっていくでしょう。

特に最初に教えてもらったことが今後のベースとなっていく。
それは大事なことでそこから自分なりに学ぶことで応用が効くことも増えていきます。

ただそれのみが正解でありそれ以外は良くないと思い込まないようにだけしてもらいたい。

教えてもらって吸収したことを疑えというわけではありません。
もっともっと周りに取捨選択できることがあり凝り固まった考えになってしまわないようにということです。

例えばベテランの販売員さんでも話を聞いているとおられます。
「異動をしてきた時になぜ買ってもらえないかがわからなかった」
長年勤務していたお店では客層や地域の特性に自然と馴染み接し方や提案の仕方が合っていったのでしょう。
そして違う勤務地に異動した時に同じようにしていたら今までのように買ってもらえなかった。

その後その販売員さんは「思い込み」だった部分を自分で変化させて今では前のようにお客様に買っていただいてます。

同じ場所の同じお店であってもお客様はひとりひとり違うわけですから販売をしていれば柔軟に対応や接客を自然としているはずです。
でも慣れてそれこそ習慣や思い込みみたいになってしまうと途端に崩れてしまうこともあるんですね。

他にも今勤務している売り場以外を知らない販売員さんの例もあります。
「他のお店を知っている方が新しく入ってきて話を聞いているとここが他と違うって知った」
これは別に今のお店が何か問題があるとか他のお店が何か問題があるというわけではありません。
純粋にお店が違えばやり方が違うこともあるということ。

当然といえば当然なんですが知らなければ考えることもないわけですよね。
ただもしかしたらこの販売員さんが事前に知ることがなければいざ異動があった時や今と違うものを販売する時に馴染めないと感じてしまうかもしれません。

これも「思い込み」を変化させることで今まで通りか今まで以上にすぐにできるでしょう。

経験値を稼いでレベルアップしたら新しい特技を覚えたみたいな感じですかね。

接客でお客様に提案できる情報のストックをするように販売員として環境の変化に対応するための情報をストックする

まだ勤務年数がそれほど経っていない時は色んなことに貪欲になれて新しいことだらけです。
そんな時に先輩から吸収すること以外にも周りに気になる販売員さんを見つけて色々話してみるといいと思います。

今は大丈夫でもこの先何年後かに役立つことがきっとあります。
立場や環境が変わっても聞いて知ってたことで何をしたらいいか考えることができる。
もしかしたら考えることが先になって立場や環境を変えていこうと思うようになるかもしれません。

聞いて知ることでこんな場合にはこうしてみたらいいと選択肢のストックができる。

接客の事前準備みたいなものですね。
お客様に聞き出しても提案できるストックがないと接客で詰まってしまうようなもの。

販売員としても詰まってしまって困らないような事前準備があれば行動を変えることは怖くありません。
というよりどんな状況でも常に最善を考えるように自然となっているでしょう。

あ、決して今の何かを変えろと言っているわけではなくタイトルのようなことが今後あるかもしれない。
今日はそんなお話。

興味を持たれた方はぜひこのTopseller.styleでお付き合いください。
では、また来週。

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谷口玲
About 谷口玲 221 Articles
1976年3月生まれ。 販売員歴18年。 メンズはヨーロッパ系デザイナーズセレクトショップと英国デザイナーズブランド、レザーグッズブランドで販売。 レディースはミセスセレクトショップとドメスティックデザイナーズブランドで販売。 今まで大阪、神戸、京都、広島、札幌、東京、横浜などの百貨店を中心に店頭に立ち現在はフリーランスの販売員。