こんにちは、水曜日のタニグチレイです。
皆さんのお店はそろそろセールの準備をしているころでしょうか?
それとももうセール始まっていますか?
勤務する会社や商業施設によっても違いはありますよね。
年代によっても今までのお買い物の感覚からも違うはず。
例えば30代〜40代の人が「そろそろセールだね」と言っても
20代前後の人からしたら「いまは何のセールですか?」というのが素の反応。
だってセールは特別ではなくなっていますよね。
このあたりは南さんがいつも書いておられるので刻み込まれていますよね(笑)
ただ店頭にいる販売員はこういった変化に流されていけばいいのでしょうか?
「会社の方針が年中セールやってるしお客様も当たり前に思っているから求められたことだけやる。」
「店舗が入っている施設の打ち出しの柱はポイントアップデーなのでそこまでに準備する。」
店頭にいる販売員はこういった方針や打ち出しを変えることはできないかもしれません。
でも、そういった状況の変化がありながら店頭に買いに来てくださるお客樣はいますよね。
ある品に対して提示価格がどう変化しようがその価格に対して支払うのはお客様です。
当たり前のことですが納得しなければ買っていただけません。
その意識が変わるだけで買っていただけるお客様も増えます。
定価でもセールでも接客内容は変わらない
「セールになってもあまり売れないんですよ。」
お客様からすれば商品や値段など探し出せばいくらでもあります。
全く同じものはなくても似たようなものがあるなら比較されるでしょう。
お得に買えることはひとつ大きな理由になります。
いつも来ていただいているお客様には満足感がより大きくなる。
普段は来られないお客様にはきっかけになります。
だからいつもよりは買っていただける可能性は高くなるはず。
ただ店頭にいる販売員からすれば買っていただける理由が増えただけ。
目の前のお客樣が全て同じ理由で買ってくれる訳ではないですよね。
それはどんな時期でもそうだと思います。
そもそも目の前のお客樣は何か探しているのか?
着て行きたい日にちや場所があるのか?
何か手持ちのものにコーディネイトしたものがあるのか?
大切な方に贈り物をしたくて探しているのか?
普段は何か困っていたり思い悩んでいることを解決しようと対応されますよね。
人それぞれに買っていかれる理由がある。
そこにちょっとひと押しするきっかけができる。
販売員としての対応は何も変わりません。
買い方の変化に合わせて自分の経験は変化させる
いつもは販売をされてまだそれほど年数が経っていない方に向けて書いています。
ただ今回はどちらかといえば販売歴が長い方にこそちょっとだけ意識していただきたい。
きっと上記の内容は当たり前のことで言われなくてもわかっていると思われるでしょう。
でもどこかに「セールだから」という気持ちがありませんか?
「セールだからいつものようなアフターフォローの説明はいいかな。」
「セールだからいつものような聞き出しをしなくても買ってもらえるかな。」
そんなことは思わない・・・ですよね?
でも、もしどこかちょこっとそういったことを思うことがあるなら・・・
それは商品とともに自分自身の接客をセールしているようなものです。
「セールだからいつもより買ってもらえる理由がひとつ増えるな。」
「セールだからいつもより満足してもらえそうだな。」
同じ「セールだから」ならプラスになることをたくさん見つけておきましょう。
そのほうが目の前のお客樣が思い悩んでいることの解決のきっかけになります。
個人的にもそうですが長く続けるほどに今までの経験と今の現状を比較することはあります。
せっかくならそれを今目の前のお客樣に向けて活かしましょう。
値段や他の買い方ではなく買っていただける理由がたくさんあるはずです。
その経験はお客様に喜んでいただき自分も楽しめるはずですから。
興味を持たれた方はぜひこのTopseller.styleでお付き合いください。
では、また来週。
【TopSellerの執筆者が書く「表では話せない話」はこちら→トプセラ×note】
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