発想の転換で学ぶVMD

四元氏から「暇なら名古屋まで飲みに来る?」と言われてどんだけブルジョワやねん!と、思ったkazです。こんにちは。

そもそもヒマちゃうし。

彼も長期滞在の名古屋で寂しくなっているんでしょう。

だれか優しい方は声を掛けてあげてください 笑笑。

 

さて今回はタイトル通り画像で見るシンメトリーを軸に考察を少し交えて書いて行きますが、当初はマジで画像だけ並べて終わるという斬新な手法を取ろうとしていたkazです。

とはいえやっぱりテキスト無いと「なんなん?kazマジでなんなん?」と、言われそうなので記事として成り立つ様に書いていきます。

決してビビって止めた訳じゃ無いんだからねっ。

と、いう事で画像と共にお送りします。

 

それではスタート!

 

シンメトリーの代表的建造物

まずはみんな大好き(?)タージマハール。

均整のとれたシンメトリーの建造物に、水面に映る姿まで凛として綺麗ですよね。

 

2番手は荘厳な内装がシンメトリーにより更に引き立てられるなんとかノートルダム寺院。

THE・荘厳。曲線を交えたシンメトリーがふつくしい。

 

3番手はサン・ピエトロ広場

まぁこれは確かにシンメトリーだけど・・・上二つに比べたらちょっと物足りないかも?

と、代表的な3つです。

やはり欧米、中国などのシンメトリーの文化は均整がとれ素晴らしいバランスですよね。

 

じゃ日本は?

我が国にもシンメトリーはあるじゃないか!と、声が聞こえてきそうなぐらいに海外しか紹介してません。ナゼか?

それは日本の建造物と言えば神社仏閣ですがそれらのほとんどはアシンメトリーなんです。

詳しくはグーグル先生に任せるとして、日本でも何度かシンメトリーで作られてはアシンメトリーに戻ったりして、結局はアシンメトリー好き!に落ち着いたようです。

生け花なんかもそうですね。生け花は全方位的に美しいと言うよりは一点から見た完成形であり、必ずと言って良いほどアシンメトリーになっています。

ちょっとしたバランスのズレや微妙な緊張感が日本人好みなのかも知れませんね。

 

で?何?

ですよね。そうなりますよね。何が伝えたいか全く持って分からない!と、お思いの皆様。お待たせしました。本題はここから何ですが、上で紹介した建造物に代表されるシンメトリーですが、実際に見に言っても「シンメトリーすげぇ!」とはならないでしょう。でも、写真に切り取ると決まったフレームの中にシンメトリーで収まる姿を見ると無意識の内に安定感がある、落ち着いている、重みなどを感じるのではないでしょうか。

それこそが「構成」が人に与える心理的印象です。今回はシンメトリーを軸にお伝えしていますが神社仏閣の写真を見ればアシンメトリーが、引きのピラミッドだと三角構成がより分かるのです。

そしてそこに自分の扱う商品を重ねて見てください。そうすればシンメトリーの構成で配置する時のイメージが出来ます。

例えばタージマハールであれば中央に大きめのバッグ、左右に中ぐらいのバッグ、さらに手前に小さめのバッグもしくは小物類などをテーブルの上に配置する、そして仕上げに中央に縦長な水のやつ(写真に写ってる池的なアレね)を模してネックレスやストールなどを配置すると…あら不思議!めっちゃ綺麗なシンメトリーの出来上がり!と、なる訳です。

 

何度かお伝えしてきましたが自然の中にある配色や建造物に見る構成などVMDに通ずるモノはたくさんあります。

 

要はそれを変換できるかどうかです。

 

ちょっとレイアウトやディスプレイにマンネリ化を感じて来たらこんな勉強方法で気分変えて見るのもありですよ。

それではまた来週。

 

毎日更新中。フォローお願いします!

VMDに関する過去記事はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

トプセラ過去VMD記事

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Kaz
About Kaz 100 Articles
ドメスティックブランド、ラグジュアリーブランド(全てメンズ)で販売及びVMDアシスタントとして経験。販売歴10年。販売時代は店鋪VMD、CRM、スタッフ教育など全てをこなすオールラウンダーとして活躍。その後現会社にVMDとして入社。基本ミセスアッパーブランドを軸に、卸展示会、SC系レディースから百貨店の婦人服、雑貨のブランドを経験。販売経験を元に顧客目線、販売員目線でのVMDを得意とする。店作りのモットーは『買い易く、働きやすい 顧客にもスタッフにも優しい店作り』