色が人に与える効果①色相

こんばんは!

パーソナルスタイリング担当のヒロユキです!

カラーの構成要素

苦手カラーは、色相ベースを知る事で克服できる

前回の記事で
パーソナルカラーには4つの要素がある事をお伝えしました。
①色相
②明度
③彩度
④清濁
この4つですね。詳しくは前記事をご覧下さい。

ただ、急にイエベだブルベだ、と
話が飛びすぎたかなーと反省しております。

深く理解頂く為にも
一つ一つの要素をしっかりと掘り下げますね。

なので、今回はもう一度①色相について。

色相 とは?

赤、青、緑、紫、黄色 等といった
色味の違いを表す言葉です。
多くの人が色を決める際に一番考慮し
イメージを決定するのには最も重要な要素です。

そして、パーソナルカラーでは
これを前回の記事でお伝えしたように
イエローベースとブルーベースに大別します。

色の相関性等は
この色相環という図が覚えやすいです!

中心の赤、緑が軸となり
緑が左に進むと
青みの緑(ブルーベース)→緑みの青(イエローベース)→青(ブルーベース)→青みの紫(ブルーベース)→赤みの紫(イエローベース)
といった感じですね。

寒色、暖色のベースで見ると
寒暖のどちらにも感じられる<緑、紫>が
中性色の位置付けとなりますが

パーソナルカラーのイエロー、ブルーベースの視点になると
ニュートラルカラー(中間色)の位置付けは
緑と赤、といった感じになりますね。

僕はここを混同して認識してしまっていたので、
紫をニュートラルカラーと
捉えてしまっていました。

ここは勘違いしやすいのでご注意下さい!

イエローベース ブルーベースとは?

そもそもイエローベース、ブルーベースって何?
なぜイエローとブルーなの?
という疑問が出てくるかと思います。

これは、物体に対し
陽の光を浴びた面は黄みを帯びて見え
対して、日陰になる部分が青みを帯びるという
自然界の見え方に基づいた
「ナチュラルハーモニー」と呼ばれる理論です。

陽を浴びた光の中では
黄みよりになり鮮やかさを増し
日陰になる部分は青みを帯び、影が濃くなる程
彩りは薄くなります。

パーソナルカラーでは
この見え方を人の肌に反応させている訳ですね。

では次に
ブルーベースの色を着るとどうなるのか?
①青みを帯びる事で肌が白く抜ける。
②白く抜ける事で、シャープに、垢ぬけて見える。
③肌色が白く抜ける事で、顔の影やシミ等が
相対的に目立つケースも起こりうる。

④ブルーベースに色が寄る事で
イエローベースの同じ色に比べ
明度(色の明るさ)→暗くなる
彩度(色の鮮やかさ)→低彩度寄りになり落ち着く
清濁(色のクリアさ)→清色寄りに。
クリアに見える

イエローベースの色を着るとどうなるのか?
①黄みを帯びる事で肌が血色よく見える
②血色が増す事で、明るく、元気に見える
③肌に黄みを帯びる事で、悪い反応が出ると
黄ばんだ感じになるケースも起こる

④イエローベースに色が寄る事で
ブルーベースの同じ色に比べ
明度(色の明るさ)→明るくなる
彩度(色の鮮やかさ)→高彩度寄りになり鮮やかに
清濁(色のクリアさ)→濁色寄りに。
マットに見える。

ブルーベースの色を
身につける事で良い反応が出る方には
・美白効果がある
・小顔効果がある
・シャープに見える

イエローベースの色を
身につける事で良い反応が出る方には
・血色よく元気に見える
・肌にハリが出る
・肌に均一感が出て、色ムラ等が目立ちにくくなる

といったキーワードを
接客面で交える事が出来るようになりますね。

・青色は爽やかに見える
・黄色は明るく元気に見える
・赤は情熱的に見える
等の色相心理は
おおよその方はご存知かと思います、が
イエベ、ブルベの見え方も理解できれば
それに+aでその色の良さや
見え方をお伝えできるのではないかと!

いかがでしたか?
なんとなくの認識だった色相
より深く理解頂けますと嬉しいです。

お次は②の明度に関して深掘りしますので
次回も是非ご覧下さい

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。