毎日、毎日暑いですね。
ここ最近歩いていると1日に2〜3回はセミは体当たりされそうになります。
なぜ狙われる!?
バックステップや首を傾けたりでかわしていますが側から見たらただの厨二病です。
「やだ、あの人一人で異世界へ・・・」と思われてそうで恥ずかしいのでセミの体当たりしてこないように。
そんな、セミと絶賛格闘中のkazです。こんにちは。
さてさて、第4回目を迎えるワンポイント集ですが、今回は時間のある今だからこそ丁寧にしておきたいマネキンへの着せつけポイントなどの細かなスキル編をお届けします。
このワンポイントができているかどうかだけでもかなり見た目の差が出ますので、覚えておいて損はなし!
ってことで、早速いきましょー。
それでは、スタート!
【サイトーのワンポイントVMD 10】
マネキン着せ付けのポイント肩線、ヘソのセンターラインがズレない事。
一本スジが通ってピシッと決まるよ。着崩す中にもスジが通ると見栄えが変わって来る。
意図して崩しているのか、ただ崩れているのか…
「キッチリ」崩そう!#VMD— kaz(topseller.styleのVMD担当) (@kazusanvmd) July 22, 2018
意外と気にしない人が多いこの【センターライン】。
ここがズレるだけで見た目の緊張感、凛としたクリアなイメージが無くなってしまします。ラインのずれた着せつけはそれだけでルーズなイメージになってまうので要注意です。
【サイトーのワンポイントVMD 14】
マネキンへの着せ付け注意ポイントマネキンの腕を通す時に首元から入れてる人いますが…それ!金具で顔に傷付けますから!
腕は裾から通す。アンダーバストに沿うよう下から斜めに通す事で傷を付けずに着せ付けられるよ!
お店の顔は大切に!#VMD
— kaz(topseller.styleのVMD担当) (@kazusanvmd) July 26, 2018
これも知らない人が多いのでは?襟ぐりを広げ腕を入れているところなんてよく見かけます。そして丘が傷だけのマネキンも・・・。かわいそうですよね。そもそもマネキンは買取のところも多く、一度傷をつけてしまうと補修費がかかったりします。長期リースで契約している場合は無料で受けてくれるメーカーも少なくないですがそれでも【店舗の顔】であるマネキンはいつでも綺麗に保っておきたいですよね。
着せ替えの時に床に腕も置くのがダメなぐらい襟ぐりから入れるのはダメです。
【サイトーのワンポイントVMD44】
羽織を綺麗に着せつけるインナーを着せた時点でマネキンの腕を通してアウターを羽織らせてる人もいるけどそれすると袖もセンターラインのズレも直すの大変。
全て着せ込んだ最後に袖を通すのが綺麗に着せるコツ。
何事にも手を抜いたツケはすぐにくる#VMD
— kaz(topseller.styleのVMD担当) (@kazusanvmd) August 30, 2018
これから秋物が増えてくれば自然とアウターを着せつけることも多くなります。その時のは上のツイートの着せつけ方です。意外と難しく面倒なのでやらない人も多いですが、インナーに腕も通した状態でアウターに袖を通すと中かでインナーの袖がぐちゃぐちゃに・・・接客でアウターを脱がせると中からシワシワのインナーが出てきたときの気まずさたるや・・・
ってことで面倒でも、図かしくてもちゃんとインナー、アウターをセットしてから腕は通しましょう!
【サイトーのワンポイントVMD96】
細部にまで魂を袖の調整、ボタンの開け方、襟の形。人が気付かないところまでも気をつけて整える。
誰も詳細が分からなくてもパッと見の雰囲気は全然違う。#VMD
— kaz(topseller.styleのVMD担当) (@kazusanvmd) October 29, 2018
して着せつけの最後にはこれ。センターラインも、肩線ももちろん基本としきっちり着せつけることが前提で、それをありきのこれ。自己満足に思われがちな細部でもやはり対お客様に魅力を伝えるためには築かない部分でも気持ちを込めてフィニッシュすること。
これができない人はVMDに向いてません。
【サイトーのワンポイントVMD35】
明るい照明計画2マネキン、トルソーなどに向けてのスポットライトの狙い先は……
1.胸元!
2.ウエスト!このふたつに当てるとボディは引き立つ!
陰影で作る世界観#VMD
— kaz(topseller.styleのVMD担当) (@kazusanvmd) August 21, 2018
マネキンへの着せつけがしっかりできたら次はこれです。そう照明!せっかくラインも合っているにそれが綺麗に見えるようにライトが当たっていなければ魅力は半減です!
上のツイートのようにしっかりと狙うべきポイントを押さえてより商品が良く見えるような演出照明の調整を心がけましょう。
さてさて、第4回目は着せつけに対する注意事項でした。これは店舗VMD一人でやっても継続も維持も難しいことです。
店舗全員で気をつけ実践していくことでいつこられたお客様にも気持ちの良い、魅力てな見え方を伝えていけるようになりますので、面倒でも、忙しくても実践していただく事を切に願います。
それでは、また来週。