さて、そんな訳で(どんな訳?)今週はめっちゃ短いですが、久しぶりに「お、これ上手いな」と思ったアイキャッチからの面で作る導線を紹介したいと思います。
それでは、スタート!
面で作る視線誘導と店内導線
まず、基本的な考え方からおさらいですが、視線誘導とは目線を奪うポイントからどのように店内の商品群、所謂、PP、IPへと視線を動かしてもらうか?を考えて配置する事です。また、それに伴い実際に店内を進んでもらう際の什器レイアウトをお客様が動く店内通路として繋げていくのを店内導線と呼びます。
で、今回紹介したい面での導線は実際にみたときに一瞬で店内奥まで目線を誘導されて引き込まれるように工夫がなされていて良いなぁ、と思ったのですがその他の部分ではグルーピングなどはちょっとアレなんで気にしないでください。
それがこれなんですが
これ見てください。思いっきりカテゴリーやシーンなどラックによっては混ざり合ってますが今回の「面で繋げる視線誘導と導線」では思いっきり繋がってますよね。ワンピースを探している方やマネキンのスタイルが気になった方には自然と奥に入っていくしかない感じ。
実際には他の開口面から入店するとラックの構成的にカテゴリーが混ざり見辛く感じる部分もあるのトータルとしてみればどうかな?と思うかもしれませんが一直線かつ線ではなく面で繋げていくリズムの良さなどが際立ちます。
基本の商品レイアウトの考え方を柔らかく持ち、ワンラックのでのカテゴライズも半分に割り、面として見える面積のでカテゴライズとレイアウトとして考えると最高かもしれないな。と、改めて思ったので今回お伝えしておこうと思った次第です。
いやー何言ってるの?こんなの当たり前だよ?と、思われるかもしれない&この角度以外から見れば商品的なつながりの無いラック構成で見方によってはNG出してしまいそうになるのですが・・・
今回はこの「一つの角度からは最高」と言った考え方で入店を促すのも攻めていて良いのかもなと思い、なんだか新鮮さを感じたので是非ともお伝えしたいと想い紹介させていただきました。
皆さんも多少片目を瞑る部分はあっても意志、想いを思って創意工夫で自分たちだけの新しいレイアウトや視線誘導法を探るのも良いと思います。
ちょっと短いですが今週はこの辺で。
それではまた来週。
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