【育成】明確な”着地目標”の意識付けが「必要な行動」に変わる!

こんにちは。TopSeller.Style店舗マネジメント担当の金田(@tk_kumi76)です。

では早速ここまでの10月の動向を簡単に振り返ってみましょう。

10月初週は増税のインパクトの影響もあって買い控えの傾向として解りやすく、どの館・どの店舗も来店客数の減少が直接影響し売上を落とす要因になったと思います。

そして2週目。増税も慣れてきた頃ながら回復傾向にあるか?と上がり目も見えず引き続き鈍化する傾向と変わらなかったように思います。その背景には、やはり30℃近い高気温が続いたからでしょうね…。

日に日に需要は上がってるものの微々たるもので、まだまだ買上客数・買上点数含め分母が足りなさすぎ。ある程度覚悟はしていたでしょうが、とてもじゃないけど例年までの「売れる10月」とはかけ離れた動向で苦戦を強いられてますよね。

そして、トドメの台風…と。

そしてそして、「やっと!」のことで日曜から気温が下がりました。

恐らく多くの店舗がやっとこさで「実売モード」を感じられた2日間で繁盛したのではと思います。

はい!ここまで簡単にザッーと半月を振り返ってみました。店舗としては気温も下がり「実売モード」を感じた連休もあって、これから迎える10月後半からの巻き返しに期待していることでしょう。

後半からの巻き返しで10月予算達成が見えてる店舗、いやもうすでに予算比100%は難しいかな…という店舗と様々だと思います。

さて、ここで本題に入ります。

上記のように、後半の動向予測から予算達成が見えてる店舗、予算比100%が厳しい店舗と双方の店長然り上位者はもうすでに着地予測をイメージし”算段”を立てられてる思います。

が果たして、前述の着地予測から立てられた着地の「予測」、算段した「計画売上の意識」、その為に「必要なこと(売上)」が部下達は(特に新人〜中堅)に落とし込めているのか?というか意識付けさせられているのか?

ということです。

部下にも理解させる「進捗状況と目標着地」の必要性

やってそうでやってない。伝えてそうで伝えてないことなのでは?と思います。

月1店舗ミーティングをされてる店舗もあるかと思いますが、大体の内容は「次月(来月)に向けて」が主題になってるのでないかと。

それはそれで「次月戦略の共有」の機会ですから大切な時間です。

それとは別に、半月に割って店舗の進捗状況を具体的に伝えてほしいのです。

部下達も体感では、

「今月良いペースだよな〜。」とか「今月は厳しいよな〜。」

は理解してます。

しかし、「(日々)どのくらいのペースで売上を獲れば、どれくらいの売上着地になるのか?」という前述でお伝えした”着地予測”なんかはおそらくイメージできてないでしょう。

ということから、進捗状況と残日数で必要な売上、「その為に何(行動)をしていくべきか?」

を月中単位にて新たに意識付けさせる機会を設けてほしいのです。決して、わざわざミーティングの時間を設けなくてもいいです。

朝礼時や少し閑散時間を用いて、例えば

月間予算まで残り500万。平日で25〜30万の売上、週末は100万ずつをミニマム(必達)で獲っていきたい!

また、プラス内容として

その為には日々アウター売上が平日は10万、週末は40〜50万は要るかな!

と少し極端な例を挙げましたが、例題の場合

目標着地」→「日々の売上目標」→「その為に何が必要となってくるのか?」を解りやすく伝えれば、部下達は自ずと意識して自分なりの「アウター戦略」を立て”必要な行動”をとってくれますから。

ただただ簡単に「売上を獲ろう!」と言うのでなく、店舗目標達成する為の必要な数値や要素を伝え、部下自身が必要に応じる行動を考えさせる、意識付けさせることは「育成の一環」であると同時に店舗マネジメントにおいて必要な”要素”だと自身は考えるわけであります。

10月も折り返しです。

必要な行動を体現してくれる部下を取り込み”一丸”で巻き返していきましょうよ!

ては、また来週〜

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金田 拓巳
About 金田 拓巳 172 Articles
販売員歴14年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。 2019年→企業に戻り郊外中心数店舗の「販売トレーナー」として現在活動中!