いまさら聞けない『カットソー』とは?

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はい、初めまして山本晴邦(ヤマモトハルクニ)と申します。
丸編み生地を作る編み工場の営業を13年ほどさせていただいたのち独立してulcloworks(アルクロワークス)という生地作りから一貫でできるOEM会社を立ち上げて4年になります。
普段のブログで書いている内容に添う形にはなりますが、丸編み生地のことや生産現場のことを伝えていきたいと思います。
初回は僕の専門領域でもある、『カットソーの定義』を考えてみたいと思います。
カットソーって手軽で金額も手に取りやすく、数も売れやすい商品だったりしますよね。
でも、カットソーの定義を明確に理解している人って案外少ないです。まぁ知らなくても死なないので、僕もそんな深く書くつもりもないですが、要約すると、『切って(cut)』『縫う(sewn)』からカットソーです。
『切って』『縫う』って全部じゃね?って思った人、鋭い。
そう、切って縫うのはほとんどの衣料品において当てはまります。じゃあ何故カットソーというジャンルで分けられているのか?
逆に、切って縫うものじゃないやつってパッと思い浮かびますか?
ほら、あれ。
そうそれ、『ニット』です。
『ニット』はパーツを編み出して、それぞれをリンキングという縫製を用いてつないで服にしたり、一本の糸を服に編み上げていくものです。この工程に、『切る』という作業が入りません。
このニットのように編み物はそもそも『切って』『縫う』ことを前提としていないため、ニットと分けられています。
そして、布帛(フハク)、織物は、織機の構造上、「織りあげたら一枚の服になってた!」なんてことはあり得ません。布帛は『切って』『縫う』ことで服に仕立てることが前提となっています。
つまり。編み物の生地を『切って』『縫う』からカットソー(cut&sewn)と呼ばれているのです。
編み物が生地状態になる、丸編み、経編、横編み、全てに対して、生地にしたものを切って縫ったらカットソーです。
ニットと区別しにくいですが、編み物生地の商品で、袖ぐりなどの縫代がロックミシンで始末してあったらほとんどの場合カットソーです。ぜひ色々手にとって調べてみてください。服は作られている仕組みを知るともっと楽しくなります。

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山本晴邦
About 山本晴邦 1 Article
新潟県、佐渡市の達者という小さな集落にて生まれ育つ。 縫製業を営む母に影響を受け、高校卒業後に洋裁専門学校へ進学。 専門学校在学中に和歌山の丸編み生地工場の東京営業所でアルバイトに付きそのまま就職。 工場作業から営業まで経験し13年間同社にお世話になり独立。ulcloworksを立ち上げる。 原料から糸の作り方、生地の編み方や染め方を常に探求して日々研究に勤めている。 業界の将来に繁栄をもたらすにはどうしたら良いのかを常に考えている。

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