3つの視点から見るブランド分析②-2(3C分析-競合分析-ニーズ・提供価値)

こんにちは!
土曜日MD担当のNaruです!

クリスマス・ボーナス商戦いかがでしょうか?
お客様がボーナスを見越して早めに来るパターンもあるでしょうし、しっかりボーナスが出てから今週来始めましたってパターンもあると思います。
今まで下見に来ていた人がそんなタイミングで戻ってきてくれると今までの接客が功を奏したんだなと嬉しくなりますよね。

そんなわけで、今日は前々回の続きです!流れになってますので、まだの方はこちらからどうぞ〜!

3つの視点から見るブランド分析①

3つの視点から見るブランド分析②-1

前回までの記事では、ブランド戦略を組む上でベースとなる考え方、

①市場・顧客

②競合

③自社

の3つを客観的に分析しましょう!というお話でした。

そして前回は②の競合を種類別に分けるところまででした。

ではその分けたブランドをさらに分析していきましょう。自然と自分たちが取るべき戦略が出てくるはずです。

5つの視点で競合他社を分析!

①ニーズ

②提供価値

③STP

④4P

⑤リソース

何やら難しい言葉が出てきましたね。

今日は①〜②まで行きますよ!

①ニーズ

ニーズって言葉はみなさんも周知の通りです。

お客様の現状から考えて欠乏している部分です。

ニーズを知る方法はたくさんあるのですが、1番簡単、というか答えを持っているのは店頭です。

販売員に聞くも良いしブランド戦略担当者は自分で立ってもいいと思いますよ。

なんでここに来て何が解決したくてってところ店頭で聞けてますか?

先々週の記事のハンバーガーチェーンを例に考えてみましょう!

自分たちがチャレンジャーブランド:モスバーガー だったとします。

お客様のニーズは何でしょうか?

多様化してるので一概には言えませんが、「ジャンクなものが食べたい」とかでしょうか。他にも「映えるものが食べたい」とか「おいしいものが食べたい」とか多様化してますけど今回はジャンクに振ります。

これを1番上手く満たしたのが要するにリーダーブランドのマクドナルド。

自分がモスバーガーだった時、どうやってマクドナルドより上手にニーズを満たせますか?

これを考えるところからです。自分のお店と競合に置き換えてみましょう。

②提供価値

ここで出てくるもう一つのキーワードはブランディング。

マーケティングとブランディングについてはトプセラでもヨツモトさんがよく書いてますが、ブランディングはマーケティングで集めたお客様を自分たちのブランドのファン化していくための行為です。

ファン化するにはこのサブタイトルにもあるお客様への提供価値が他ブランドには無い独自のものであることが必要。

よく勘違いされていて大切なのは、その価値が自己満足でないこと。

つまり、お客様が喜んでくれるブランド価値を提供することが重要。

この価値は今ある現状を伸ばすも良いし創造するのも良いと思います。というか無ければこの世に必要のないブランドになるだけです。

価値の例としては、「品質」「デザイン」「使いやすさ」などそれがお客様にとってハッピーになることであれば良いです。

世の中ブランドだらけです。もうお客様もお腹いっぱいです。

今ブランドの売上が落ちてきていると感じているならもう一度見直してみるといいかもですよ!

お疲れ様でした!

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Naru
About Naru 46 Articles
1993年生まれ。三代東京生まれ東京育ちの江戸っ子。都内某レザーグッズメーカーにて販売、営業を経て現在3つのブランドのMDを担当。販売員時代では入社3ヶ月で某都内百貨店自社ブランド売上の過去最高売上を記録。 販売員目線とクリエイター目線で商品面・売場面においてバランスの良いMDを構築。仕事において大切にしていることは、関わる人に気持ちよく仕事をしてもらうこと。これを基に転がされるように見せながら最終的に自分のやりたいことを遂行し転がしていく。