「似合う柄」の見つけ方

こんにちは!モリオカです!

突然ですが
柄が「似合う」ってどういう事なんでしょう?

私も理論を勉強する一年前までは
・なんとなくチェックが似合うな
・このストライプはダメだな
と感覚的に捉えていた部分が
とても多かったんですね。

ストライプはシュッとして見える
ボーダーは痩せ型の体型を補う事ができる
等といった
視覚効果の部分ではわかっていたモノの
「似合う」を定義するとなるととても難しかった。

丁度理論の勉強を始めてから一年ほどが経ち
自身の今の見解から
「似合う柄」の捉え方について
今回はまとめます!

似合う柄を言及する理論

似合う柄について言及している理論は以下の2つ
・骨格診断
・顔タイプ診断

そして
「柄」を分解して
柄を構成する要素を考えると
①どんな形か(曲線的か直線的か)
②どんな大きさか
③どんな色か
④総柄であれば柄と余白の相関性

③のどんな色か
は大きくはパーソナルカラーの領域ですね。

①柄の形
②柄の大きさ

この2つが
骨格理論の視点で
<ボディ>の特徴に調和するか?
顔タイプ理論の視点で
<顔>の特徴に調和するか?

ここが似合うかどうかの分かれ目となります。

骨格理論での捉え方

骨格診断の理論の柄における定義は
<身体のフレームの大きさに
柄の大きさが調和するか>
という考え方。

骨が発達していたり
厚みや立体感があり
身体のフレームが大きく見える方
(タイプで言うとナチュラル、ストレートタイプ)
に対しては、ギンガムチェック等の細かい柄を合わせるよりも
フレームの大きさに合わせた、大柄のチェックの方が調和しやすい
という事ですね。

逆に華奢な方は
ドットでも小さめのモノを選んだり
細かめなチェック、細めのストライプが調和しやすいですよ
といった具合に。

顔タイプ理論での捉え方

こちらの図をご覧ください。

縦軸で
・子供顔の方は、大まかな特徴として
顔のパーツが小さい、弱い
→お顔のパーツに調和するよう、小さめ 細めの柄を選ぶ。

・大人顔の人は、顔のパーツが大きい強い
→こちらもパーツの大きさや強さに調和するよう
大きい柄や強さのある柄を選ぶ。

横軸で
・お顔に曲線が多い方(柔らかい雰囲気や目の丸さ等が目立つ)は
図の右側の曲線的な柄が似合う(可愛らしさの出るチェック柄は、直線で構成されていますが、曲線の分類となります)

・お顔に直線が多い方(より男性的な顔立ち、目に強さや顔に骨感がある等)は
図の左側の直線的な柄が似合います。

花柄や総柄のモノなどは
①具象柄と抽象柄
②柄の余白
が似合わせポイントに。

①の
具象柄とは
柄のタッチがよりリアルなモチーフで描かれているモノ。

抽象柄とは
絵のタッチがイラストっぽさのあるものや、リアル感のないポップなモノなど。

リアルなモチーフの具象柄は大人顔の方に
抽象柄は子供顔にハマります。

②柄の余白
お顔のパーツに直線と曲線の要素がミックスされている方
(どちらの要素も持っていて、極端にどちらかに寄らない方)は無地、又は総柄モノでも柄に対して余白の多いモノが似合いやすくなります。

(両方の要素のある方は、どちらにも寄せない無機質な雰囲気がマッチする)

顔印象から導く「似合う柄」には
上記のような要素があります。

要素として似合わないけど着たい!という場合には
その柄の要素を弱めた柄を取り入れます。

<例>
曲線的な顔だけどストライプが着たい
→ストライプは男性的な強さのある柄。

・色のコントラストを弱める事で、ストライプの直線要素を弱める
・線が細いモノで、主張しすぎない
ストライプを選ぶ

直線的なキリッとした顔だけどチェックが着たい
→チェックは曲線的な可愛さのある柄

・ウインドーペーンやグラフチェック等
・可愛くなりすぎない
シンプルな方向のチェックを選ぶ
・色を男性的な、寒色の配色やコントラストの強い配色を選ぶ

等といった具合に、苦手な柄も、要素を変えて
「似合わせ」ができるわけです。

複合して捉える

まずは顔タイプの視点で
・柄の大きさが顔の強さや
パーツの大きさに合うか?
・柄の直線、曲線要素が顔の要素に調和するか?

を見た上で

その次の要素として
骨格理論で、身体のフレームの大きさに
柄の大きさが調和するか?

を見て下さい。

第一印象として
まず目に付きやすい要素は顔印象なので

まずは顔の雰囲気に合うか?を優先した上で
骨格理論でも複合的に捉えると
より似合う柄を深く知る事が出来ます。

今まで定義されてこなかった「似合う柄」。
是非ご参考に頂けますと幸いです!

それではまた次週!

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。