アパレル販売員を悩ます「自腹購入がキツイ」問題の解決法

こんにちは、ヨツモト リョウヘイ(@Playtopseller)です。

アパレル販売員になりたい人から受ける質問BEST3に入ってくる質問。
「服って全身自社ブランドの服着ないとダメなんですか?」

そしてある程度キャリアを積んだアパレル販売員から受ける相談BEST3に入ってくる相談。
「社販がキツくて転職を考えています」

前者には「ブランドによりますね」後者には「働いている理由が自社のブランドが好きだからなら、転職してお客さんとして買えるようになるのも1つ」と答えています。

どちらの質問も結局は「服(ブランド)が好きでアパレル販売員になりたい(なった)けど給与が低いので正直強制されて買う服代がしんどい」というのが本音であります。

このアパレル業界で通称「社販」とか「着用代」とか「制服代」とか呼ばれる問題はこれだけITやらWebやらと最先端な話をしながらも今も昔も変わっていません。
お客様すれば「あら、でもお安く買えるんでしょ?」なんて思うかもしれませんが、そもそもの給与水準が低いアパレル販売員からすれば幾ら定価の30-50%OFFで買えるといっても結構問題なのです。

それでも今もアパレル販売員は、自社のブランドの良さをリアルに提案する為に身銭を削って誰よりも服を買っています。

 

アパレル販売員が服を買うのは必要経費でしょ?

世の中の会社員の方がスーツを購入したりOLさんだって仕事着を購入するし一緒じゃない?と言う意見もあると思いますが、ブランドによっては店舗に今ない商品を着るのはNG!だったりするので買い換えのサイクルが早い。
必要経費といえばそうなんですが、考え方によっちゃ販促経費なんじゃないかと思えるんですよね。

販促経費であればブランドや企業が無償提供、もしくは制服として支給しても良いんじゃないかと思うんですが、、、一部はそんな話も聞きますが、まだまだ少ない。

その理由の1つが本当か嘘かは闇の中ですが、社販も売上になっているからなんて話も。
で、あればアパレル販売員の負担を失くしながらもお客様にも提案できつつ企業の負担もなくす。

こんな提案はどうでしょう?

 

アパレル販売員の社販問題はブランドや企業が自社2次流通マーケットを作れば解決する

ちょっと前にこんなツィートしたんですが

トレンドというか、この先より主流になってくるビジネス。
メルカリや2次流通業者に独占されてるぐらいなら、自社でやってしまえばよくないですか?

そうすれば、自社も儲かり、顧客も喜び、アパレル販売員にだって服が好きでその上優秀な人きてくれますよ!

ブランドや企業のお偉い様。
いかかでしょうか?これまだ、どこもやってないですよ。
人員不足で嘆いていたり、求人に莫大な金突っ込んでいるぐらいならこっちやった方が優秀な人材集まると思いますよ。

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四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。