新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
某百貨店で化粧品販売員をしていますひなです。
クリスマスも終わりこれからはバレンタイン・ホワイトデーとプレゼント商戦が激しくなる季節ですね。
そんなタイミングで男性にどうしてもお伝えしたいことがありこの記事を書きました。
〝〝彼女へのプレゼント選び、女友達を連れて行くのだけはやめておけ〟〟
化粧品販売をしていると「彼女へのプレゼント選びで…」「お連れ様ですか?」「いやこいつは友達ですよ笑」というやり取り、とても多いです。
女性の方に質問です。
彼氏が女友達と買い物しながら選んでくれたプレゼント喜べますか?
よくありますよね少女漫画で
・落ち込む主人公、もつれる関係性
・現れる彼氏「実はこれ…」
なーんだッ私へのプレゼント選びだったんだね!疑ってごめんね、ありがとう♡♡
~Fin~
いやいやいや
なれますか?→「ありがとう♡♡」
恋人の三原則①不安にさせない②浮気をしない③相手の気持ちを考える
破りまくりです(原則は今考えましたが)
なぜ女性のご友人にプレゼントを一緒に選んでもらいたいのか?
お気持ちは分かります。
・プレゼントは喜んでほしいけど相手の好みは分らない。
・特に化粧品なんて男の自分には良し悪しが分からないし普段使う女性の方がよく知っているだろう。
・どうせあげるならセンスが良いと喜んでもらいたい。
・男の自分が選ぶよりも彼女と同じ女性の友人のアドバイスを聞いた方が失敗がない気がする。
だいたいこんな感じではないでしょうか?
悪気なんて一切無いうえに、目的は彼女に喜んでもらうこと
分かる…分かります。でもちょっとツッコんでもいいですか、、、?
プレゼントとは
恋人同士ってプレゼント交換のイベントが多いですよね。
クリスマスにホワイトデーに誕生日に記念日…
必ずしなければいけない義務ではないにも関わらず、こんなに一般的に浸透しているのはなぜでしょうか?
それはプレゼントは相手への愛情と理解を示すのにとても効率が良く記憶に残るものだからです。
「プレゼントが欲しい」と聞くと「結局物なのかよ」と思われる男性は多いですが、たった一人の恋人から自分のただ欲しいものをせしめ取ろうという女性は多くはありません。
欲しいものを買うお金を節約するために恋人から貰いたいのではないのです。
持ち物に「好きな人から貰った」という付加価値が付くことで日々の中で幸せを感じられたり、自分のことを想って選んでくれたという喜びを得られるから欲しいということなのです。
そうして恋人間で「これだけあなたを想っているんだよ」「あなたを理解しているんだよ」という認識を示し、貰った側も「あなたに貰った物を大切にしているよ」「あなたが好きだから嬉しいんだよ」と示し合う愛情表現が交わされるのです。
こう考えるとプレゼント交換は恋人同士の関係性を良く保ち発展させていくための幸せしか生まないビッグイベントですよね。
もうお分かりでしょうか。
プレゼントは相手への愛情と理解どちらが欠けていてもいけません。
そもそも理解を示すことが難しく「こんなに思い切ったものを買ってあげるよ」という形で愛情を示したいのであれば、サプライズである必要がありませんのでご本人の欲しいものを直接聞いてプレゼントするのが確実です。
それはそれで恋人に貰ったという付加価値が付くため喜ばれます。
しかし「サプライズでかつ、自分で考えたのではなく女友達の選んだ本当に彼女が欲しいかも分かっていないプレゼント」これだけは危険です。
なぜなら相手への理解を示すチャンスを失っているだけでなく、多くの女性にとってあまり気分の良いものではない“彼氏と仲の良い女友達”の影がずっとチラつくというWパンチになるためです。
例え品物がどれだけ良くてもこれだけの精神的価値の損失はせっかくのプレゼント交換の機会には避けたいところですよね
女性の意見を参考にしたいとしても、LINEで軽く尋ねる程度が無難かと思います。
また、彼女のことを「女性」という特徴で見るのではなく人間として観察してみてください。
「女性へのプレゼントだから女性に頼る」のではなく「あの子へのプレゼントだから俺が考える」という風に考えていただくのがおすすめです。
センスの良い男性<<<私のことを想ってくれている男性
です。
そもそも化粧品販売員が言うのもなんですが、圧倒的に女性に分のある化粧品というジャンル
彼女さんご本人が「化粧品が欲しいな」や「この話題の商品気になってるの」と仰っているか、どうしても彼女に使ってもらいたいアイテムがある!という訳でない限り避けることが無難です。
なぜなら男性が「これが良い!」と判断して選ぶことが難しいジャンルだからです。
「どうしてこれを私に選んでくれたの?」に対して自信満々で答えられるプレゼントが理想ですよね。
化粧品をプレゼントしたい時はどうすればいいの?
今までの記事を読んでいただいたうえで
・彼女からリクエストがあった
・渡したいもののイメージがある
という方、喜んでプレゼント選びお手伝いいたします。
「でも女友達を連れて行かないとしたら男の自分では分らないし…」
とお思いですか?
確かに機能性や話題性など難しいですよね。
でも大丈夫です!そのための販売員です!
使うシーンのイメージを膨らませたり商品を見ただけでは分からない情報を補足するために販売員はいます。
「お店の人に聞くと売りつけられるんじゃ…」というご心配もあるかとは思いますが、予算と考えているプレゼントのイメージを最初に伝えれば大丈夫です!
要望に合ったものをきちんと選んでくれます。
先日お客様で「3000円くらいのパックをプレゼントしたくて」という方がいらっしゃいました。
聞くと「本命のプレゼントはもう一緒に選んで買ったのだけど、少しサプライズがしたいから。いつも乾燥すると言っているのでそれに効きそうなものを。」とのこと。
予算と目的がばっちりですよね。
そしてなにより、愛情と普段の関わりの中での理解が感じられて素敵です。
その日いた販売員達であれやこれやと議論して、これは喜ぶに違いない!という商品をおすすめしました。
こんな風に予算と目的をお伝えいただければご要望にできるだけぴったりなものを販売員がお選びします。
でもここで注意なのはあくまでも最終決定は彼氏さんが行うべきだということです。
「どうしてこれを私に選んでくれたの?」と聞かれたときに「店員さんが選んでくれたよ」では寂しいですよね。
あなたの見てきた彼女さんの姿をめいっぱいイメージして選びましょう。
しかしそもそも、
・彼女から「化粧品が欲しい」と言われた
・毎日使ってほしいから化粧品を送りたい
とは思うものの、そもそも化粧品の種類って?調べようにもイメージすら湧かない
という方は私の過去記事に「予算別プレゼントにおすすめ化粧品」をまとめたものがありますので宜しければ参考にして下さい。
あとがき
店頭に立っていると「彼女さんを想っているのは分かります!でもその女友達とタピオカを飲みながら選んだプレゼント、彼女さんにはどう映るのかなあ…」「アイシャドウの色味を『お姉さんのおすすめで!』で彼女さんのこと知らない私が選んじゃうのはもったいないでしょう…『これが似合うと思って』であげる方が喜ぶんじゃないかなあ」などなど思う場面があります。
もちろん昨今話題になっているような、望まれないデザインのプレゼントを避けたいというお気持ちも分かります。そこは販売員に相談していただければそれこそ同性ですし化粧品に関してはプロですので間違いはないはずです。なにとぞ…
皆さまが幸せな記念日を過ごせますよう願っています。