消費税UPで売上低迷しているアパレル販売員が読む記事

こんにちは、ヨツモトです。

 

¥1,080のTシャツが¥1,100になったら

あなたのお店のお客さん減りますか?

そんな変わりませんよね、恐らく。

 

じゃあ、¥54,000のコートが¥55,000になったら

あなたのお店のお客さん減りますかね?

もしかしたら少し影響がでてくるかもしれませんね。

 

アパレル販売員がモノだけ売ってるとどうなるか?

「何の話?」ですよね。

別に値上げの話じゃありません。

 

「消費税」のお話し。

8%から10%に消費税率が上がる予定だったのを

以前に先送りしましょうって話がニュースになりました。

 

景気の減速を懸念して消費税の先送りをしますと。

これによる日本の社会保険の原資はどうすんだいって意見や

これによってお客さんの消費の冷え込みを避けられるって意見。

 

ま、何事もいい事もあれば、悪い事もあります。

 

でも、どのみち税率がこの先上がる事は避けられませんよね。

それがいつになるか?はまだ未定ですが、そう遠くない未来です。

 

そう遠くない未来に先ほどと同じ質問に答える事が必要になってきます。

 

 

あなたはなんて答えますか?

いやいや、それまでに日本の経済が持ち直して

国民の給与水準も上がってて影響なくなりますから。

大丈夫ですよって楽観的観測でその日まで待ちますか?

 

それ、思考停止の他人任せですよ。

 

 

避けて通れない現実。

でもまだ時間はある。

じゃあ、自分で考えられることはなんですかね?

 

僕は去年から考えていました。

 

どうやって2%分のサービスをお客さんに上乗せできるか?

2%価格が上がったとしても、それ以上に満足してもらえる

サービスを今から考えていないといけない。

 

消費税が上がっても商品の値段はね、変わってないんですよね。

税金が上がっただけです。

言い換えれば、国が国民へのサービス水準を上げますって

宣言しているんです。(たて前的にはね、一応。)

 

でも、お客さんからしたらそんな事まで考えて買い物しません。

同じモノを買うのにより多くのコストを

支払わなければいけなくなっただけ。

 

買う側も売る側もこの心理だから、消費の落ち込みや景気の減速を

心配し杞憂するわけですよね。

 

物価が上がっても、そのモノの価値は変わりません。

モノはモノです。

昨日まで¥1,080で売っていたモノが税金が2%UPしたからって

翌日から¥1,100の値打ちにグレードアップしません。

 

じゃあ、どこ変えるか?

自分で一番すぐに手を付けられるのは

 

あなたのお客さんをもてなすサービスの質です。

 

ここはあなた次第で翌日にでもクオリテイを上げる事可能です。

勿論、簡単ではないですがね。

 

でも、消費税10%適用が延期になった今からなら

まだ考えてスキルアップしてする時間ありますよね?

 

 

消費税UPは多くのヒトにはネガティブ要素です。

しかも国が決定した事だから自分の力では

何も変える事が出来ないって思っているヒトが大半。

 

だからこそ、チャンスです。

 

2%分を大きく上まわれる接客サービスを今から準備できていれば

あなたの店を当然お客さんは選びますよ。

 

だって、モノの値打ちは同じだから。

 

あなたはどうしますか?

全部、国や景気のせいにして指くわえたままで待つ?

 

それとも、逆にチャンス到来。

誰も気が付いてないうちに準備はじめちゃいますか?

 

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四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。