あなたのお店は大丈夫?在庫管理、できていますか?

みなさま、こんにちは。

現役販売員、SAKIです。

前回の記事はこちらから☆

コロナ禍における、接客の見直ししていますか?

先週に比べ、今週は過ごしやすい日が増えましたね!

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

いよいよ来週で8月が終わり…ということで、今月は決算月です!

毎月の月次棚卸を行っている店舗は毎月恒例ですが、四半期決算月のみ棚卸を行っている店舗はそろそろ棚卸の時期ですよね。

私も昨日、棚卸してきましたが、今日はそこで感じたこと、今改めて見落としてはいけないのに見落としていたなと反省したポイントを自戒を込めて書きたいと思います!

ストック整理って最後にしたのいつだったか、覚えていますか?

私は毎週水曜日がストック整理の日なので、最後にストック整理をしたのは先週です。

が、昨日ストックの棚を取っていたところ、無駄なスペースがたくさん…色もバラバラ…アイテムもまとまっているけど、あれ…?

と、感じることがたくさんありました。

メンバーが代わり、新入社員もいて、多少商品の位置が間違う、などはあり得ると思うのですが、想像以上に散らかっていたため、棚卸が終わってからスタッフと少し話をしました。

ストック整理ってなぜ必要なのでしょう?

とても当たり前な話をしますが、商品=会社のお金です。

皆様にはその意識がありますか?

在庫管理ができていないということは、自分のお金が管理できていないという事と同じです。

「カットソー1枚、¥9,800が見つからず、差異が出てしまい、ロスになってしまいました…」

という報告を受けた際に、

「本当にストックの端から端まできちんと全員で掃除して確認したの?」と、いう話をしました。

在庫管理って簡単で誰にでもできるなぁ〜、つまんない仕事だなぁ…売るのが1番じゃん、と思っているあなた、在庫管理は接客に匹敵する重要な仕事です。

いくら、接客が上手だって、在庫(商品)が無ければ、数字を作ることができないですよ!

それでは実際ストック整理をしてみよう

基本は、

・誰がみてもわかりやすい、ヘルプがいつ来ても分かるストック

・見やすい、分かりやすい、取り出しやすいストック


・お客様をお待たせしないため、売れ筋商品が取り出しやすい位置にあるストック

この3点です。

こちらを実践するために、棚物(畳んである物)が説明しやすいので、たたみ商品で説明したいと思います!

・カテゴリーごとに分かれているか

→カットソー、ニット、ボトムス(スカート、パンツ、ワンピース)、雑貨になっているか確認。

同じカテゴリー毎にまとめておくと、パッと見た時に分かりやすいです。

・期別順に並んでいるか

→アパレルあるあるなのが、似たような商品を期別違いで投入してくるところです。先に売らなきゃいけない期別がなぜか見つからなくて、後回しになってしまった…という点は、経験したことがある方いらっしゃるのではないでしょうか?

ここのルールを店舗内で決めて、仕組み化しておくと誰が来ても困ることがなくなるので、事前に決めることをおすすめします。

・返品するものを入れておくスペースを、事前に確保しておく

→返品BOXがある店舗が多いと思いますが、要らないものを溜めておくと在庫回転率が悪くなるため、毎週日曜日までに、傷モノ返品と、不要な在庫は返品することをおすすめします。(日曜日までに返品入力すると、週間の在庫回転率があがるので、日曜日までと書いています!)

売れないと思った商品や、在庫過多でストックに入りきらないものなどは、ジャッジして返す。

今はコロナの影響で納品状況が安定していないため、返しすぎに注意ですが、ぜひ要らないものは貯めずにさっさと返しましょう!

今書いたことを全員で実践できれば、常にわかりやすいストックが出来上がり、お客様をお待たせすることもなくなりますよ!

ぜひ、やってみてくださいね☆

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SAKI
About SAKI 48 Articles
1991(平成3年)2月生まれ、28歳。 販売歴10年。 ゴディバジャパン株式会社にて、洋菓子販売を3年経験したのち、株式会社アダストリア入社。 アパレル販売経験を積み、ステップアップとして国内大手アパレルメーカーへ転職。 1年目から4年連続、館・会社から各種表彰受賞。 ブランド個人売上2年連続全国1位。 現在、都内百貨店でサブ店長を務める。 セールス、マネジメントどちらもこなすプレイングマネージャーとしての目線を生かし、若手からベテランまで、『これなら自分でもできる!』と思っていただけるような、わかりやすい記事を配信いたします。