売れる販売員が「ロープレ大会」で勝てない理由

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こんにちは、遊びも売上も常にトップセラーの金田です。

今回はトピックスとして、昨今どの企業、商業施設でも「販売員として」取り組み強化している「ロールプレイング大会」について持論を用いてお話してさせて頂きます。

 

売れる販売員でもロープレ大会では活躍できない!

さて、皆さんの働かれている企業・館で定期的に「ロールプレイング大会」ってありますよね?ここ3年ぐらいでどの企業でも開催されている、販売員が「普段どのように接客しているか」「サービスレベルはどんなものか」を披露し、審査員を通して競い合う大会です。

企業の目的としては…

接客におけるマナーや作法、立ち居振る舞いなどのサービスレベル向上

・店長、サブ、TOP販売員以外でも活躍できる役職を与えモチベーションUP

っと簡単にはこんな感じでしょうか。

自身は6年前に1度だけ大会に参加しました。当時は経歴でもお伝えしたように、売上TOPクラスでしたし上司のススメで受けてみましたが…

惨敗…

普段、多くのお客様に支持されてる成果があるにもかかわらず「ロープレ」になると普段通りできないんです。いや、普段の力が活かされないんですよね。

なぜか?当たり前ですが、普段のお客様との接客ではアプローチからクロージングまでが常に本番です。ニーズも違えば、お話する内容も違い、満足に繋げる手段はお客様によって常に変化をつけています。

要はお客様は十人十色だからこそ、お客様それぞれに見合ったサービスを与えるのが自身の持つ接客の幅であり「お決まりの勝ちパターン」というものはなく、1人1人のお客様に満足して頂く事に着手してますから。

だからこのような「作られた場面」では発揮できないんです。

 

ロープレは「顧客満足」でなく「演技力」

「ロープレ」はニーズやシチュエーション・設定が決められた中で演技するもので、前述したマナー・言葉遣い・立ち居振る舞い・コミュニケーション力などを見られます。

これは持論ですが「ロープレ」=「演技力」を競う大会だと考えております。

実際に自分以外のTOP販売員達も大会に参加してますが、力を発揮できず表彰されてません。

だから、「ロープレ」ができたからって「売れる」とは思わない方がいい。

若干、否定的になりましたが決して「ロープレ大会」が役に立たないとは思いません。

大会参加により、他店・他社の接客も見れる刺激、人前で発表するという強さなど吸収できる事がありますから。

 

店頭で「演技力」は必要ない

しかし、あなたが「Topseller」を目指すのであれば、日々接している多くのお客様に支持される為に1人1人のお客様に対する「対応力」と「洞察力」が最も身につけないといけない能力です。

会社評価よりお客様評価を求めて日々「販売スキル」を磨いて下さい。どんな形であれ「販売力」があれば会社は評価してくれます。また、更に上の「Topseller」になる事で会社以外の色んな活躍されている同業者と出会いこれからのビジネスチャンスも広がりますから。 僕がそうであったように。

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金田 拓巳
About 金田 拓巳 172 Articles
販売員歴14年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。 2019年→企業に戻り郊外中心数店舗の「販売トレーナー」として現在活動中!