こんにちは、水曜日のタニグチレイです。
また一段と厳しい寒さになっていますね。
アパレル販売員の皆さんはそろそろ店頭で春物を着用していく頃でしょう。
通勤時はしっかり防寒対策をして体調を万全に臨みましょうね。
これからどんどん新作が入荷してくるわけですからきっとたくさんの資料を渡されていることでしょう。
さらには会社や店舗でスタッフが集まって勉強会などをしているかもしれませんね。
もうすでに頭の中に入って身に付いていますか?
しっかり覚えることができてさっそくたくさんのお客様にお買い上げいただけそうですか?
立ち上げのこの時期ですから空いた時間や休憩時間に目を通しているでしょうか。
店長や先輩からちゃんと覚えたかなど聞かれることもあると思います。
でも皆さんひとつ忘れないでください。
知識や情報として頭に入れることは大事ですがそれを完璧にしても必ずしもお客様には買っていただけません。
資料の内容をそのまま覚えても目の前のお客様に響かなければ役に立たない
たくさんの資料や勉強会に使う時間が無駄というのではありません。
ここで学習する知識や情報は必要不可欠であり無ければきちんと接客できません。
商品の特徴やメリット、デメリットなど大事な情報です。
使用している素材はなぜ選ばれたのか理由があります。
そういった内容は接客中に必要になりますよね。
ただ短期間に膨大な情報量が与えられるため吸収することばかり意識してしまうことがあります。
つまり知識や情報を得ることが目的となってしまう。
販売員であるあなたの目的は目の前のお客様の悩みを解決すること。
お客様ひとりひとりに合った悩みを解決できるものを提案して買っていただくこと。
覚えた知識や情報はひとりひとりのお客様に合った活用ができなければ意味がありません。
資料や勉強会で学ぶ内容は様々なお客様に対応できる内容ですがそのままでは目の前のお客様には届きません。
新作などが入ってきた時に商品の良さだけ並べたててもお客様はそっけない反応だったなんてことありません?
販売員は新作や新しいシーズンでおすすめしたい気持ちがあるかしれませんがお客様は同じ気持ちではありません。
しっかり学ぶことは必要ですがそれで十分にならないように。
「さまざまなお客様のための情報」から「目の前のお客様のための情報」へ
ではどうしたら良いのか?
実際に試着してみたり使用してみることで学んだ内容を試してみてください。
このトプセラのブログでも過去何名も書いてきてましたね。
商品の特徴である情報は実際にどうなんだろう?
そこから気づくこともあるはずです。
さまざまなお客様の中でもこういったお客様により適しているなとか。
思い込みはいけませんが新しい情報としてストックできます。
まずは他人の言葉から自分の言葉へ。
でもこのままではまだ十分ではありません。
あなたが自分の言葉にして「自分のこと」にできてもお客様からしたら「他人のこと」です。
あくまで目の前のお客様のための情報でなければいけません。
あなたを信頼してもらいなぜ適しているのか理由を伝えるために必要になるあなたの言葉。
お客様が「自分のこと」としてイメージして納得してもらえるように。
シーズンがスタートすることで商品や情報は変わっても今までと変わりませんよね。
前シーズンで聞き出したお客様の情報を活用できるチャンス
以前に接客したお客様でその時には提案できる商品が無くお買い上げにつながらなかったなんてことありませんか?
いつも必ず適したものが提案できるとは限りませんよね。
もうちょっとこうだったらいいのに・・・。
新作や新シーズンで商品が変わることでもしかしたら当てはまるものが出て来ることはあり得ますよね。
そんな時は迷わず連絡を取ってアプローチをしてください。
まだ困っていたとしたら喜んでいただけるでしょう。
もしかしたらすでに何か良いものを見つけて解決している可能性はあります。
でも、お客様からしたら覚えてくれていて連絡してくれたことは決して嫌な思いはしないはずです。
ただ新作が入りましたよというアプローチだけではよほどファンの方でないと響いてくれません。
今まで来てくれているお客様との話の内容をいろいろんな角度から新しい情報を当てはめてみてください。
お客様も気づいていないことが見つかるかもしれません。
資料を見たり学習するなら内容だけでなくその内容の活用まで意識してみてくださいね。
興味を持たれた方はぜひこのTopseller.styleでお付き合いください。
では、また来週。
【TopSellerの執筆者が書く「表では話せない話」はこちら→トプセラ×note】
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