【TopSellerがおしえる圧倒的に売るためだけの教科書 vol8】 圧倒的に売りたいなら「帰らせろ」

こんにちは、TopSeller.Style「トプセラ」のヨツモト リョウヘイです。

twitter界に舞い降りた校正天使さんによって誤字脱字が無くなり圧倒的に読みやすくなった圧倒的に売る教科書シリーズ。

「誤字を探すのが楽しかったのに!」
「よくあれでアップできるなって笑えたのに!」
「いかに誤字を気にせずに読めるかにチャレンジしていたのに!」
なんて誤字脱字を惜しむ声が

無い!!!

やはり、読みにくかった訳ですね。笑
自分でもそう思います。
最初からちゃんと校正しろよ、お前。ですね。笑

 

さて、連載8回目です。
前回お伝えしたように「教科書シリーズ」はVol15で完結です。(予定な。)
折り返し地点ですね。

どうですか?
vol1から読んで頂いている、あなた。
少し変化が出てきたんじゃないでしょうか?

店頭でのあなたの思考。
店頭でのあなたの行動。
店頭でのあなたに対するお客さんの反応。

最終回を迎える頃には、きっと「数字」にも現れてきますよ。

では、まずは恒例の復習から!!

今日は「帰らせろ」。
とうとう、お客様を帰らせてしまいます。笑

 

お客様を帰らせる自信をもてますか?

販売業をしていて、入店してもらった見込み客のお客さんに100発100中でお買い上げ頂ける事なんて無いですよね?
(予約販売とか数量限定とかは別な。)

そんな事は当たり前の話なんですが、、、なぜかお客さんを接客しだすと「絶対に買ってもらう」接客になってませんか?
いや、今、この瞬間に

「絶対に売らないといけない」接客になっていませんか?

確かに、販売の仕事をしているなら「お客様に買ってもらう」のが仕事であって、「売上」は評価につながります。
日々の店の予算は決められ、お店によっては個人の売上予算だってあるかもしれません。
売りたい、売りたい、売らないと、売れないと、、、やばい。

気がつかないうちに自分をどんどん追い込んでしまい、、、結果、お客様まで追い込んでるんですよ、それ。

「絶対に買ってもらう」という情熱は間違っていません。
ですが、その情熱を少し変化させてみてください。
どうやって変化させるかと言うと、こうです。

「絶対に買ってもらえる」です。

お客様への接客と販売する商品に絶対の自信を持てれば、たとえお客様が「んー、ちょっと1回考えていいですか?」と言ってきても自信を持って「どうぞ、ゆっくりお考えください」と言えるんです。

つまり「帰ってもらう=売れない」事への恐怖心が無くなり「一度、お考えください=時間を空けても買ってもらえる」と自信を持ってお帰り頂けるのです。

お客様自身に考えて頂ける時間を「自信」を持って作れる接客。

「衝動買い」なんてものは奇跡です。
初めて見た商品をお客様が、その場で即決で買ってくれるなんてのは、奇跡ほどの確率だと思っていてください。

その確率をあなたの接客で高めたとしても、お客様からしたら初めて見る商品なのです。
あなたにいくら商品のことを詳細に教えてもらい、丁寧な接客をしてもらっても、どこか不安なんですよ。
この商品は本当に買っていいものなのか?迷って当たり前じゃないですか。

僕たち販売員にできる事は、自信を持っておすすめ出来る最高の商品で、自信を持ってよりよいお客様の未来を作る為の接客をする事。
買うか買わないかを最後に決めるのはお客様です。
自信を持って「絶対に買ってもらえる」接客をすれば、後は最後にお客様に決めていただければよい。

「帰ってもらう=売れない」事への恐怖心が無くなり「一度、お考えください=時間を空けても買ってもらえる」と自信を持ってお帰り頂けるのです。

 

お客様だって「相手は売りたいであろう」と無意識的に思っていて、下手すりゃ「売りつけられる」と警戒心を持っている。
そんな中で「そうですよね。一度ご自宅でゆっくり考えて見てください」と余裕持って言われたどうでしょうか?

「あれ?あなた売らなくていいの?」
「他で買われる事はないと思っているの?」
「よっぽど自信があるんだな」

なんて思ってくれれば、お客さんの「売りつけられる」警戒心が解け「本当にこの人は自信があって私のために勧めてくれている」と信頼をしてくれます。

そしてお客様自身が考える時間の中で「やっぱ、あれだよね」と思い再来店してくれた時は、、、それこそ100発100中に近い確率でお買い上げ頂けます。

だって、最後はお客様が「買いたい」と思って来てくれている訳ですから。

プロとしてお客様が考えられる時間を作る「自信」を持つ事ができるか。

お客様に帰って貰える事を恐れない自信こそが「圧倒的に売れる販売員」への第1歩です。

では、また来週!!

PS

プロとして自信を持つための思考法。
あなたにこちらも読んでもらいたい。

「売れる販売員」がどこ行っても、何売っても、売れる理由とその条件。

 

 

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四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。