年末年始のトプラセ休暇を挟んで連続モノを書いてしまった為に実質この記事が2019初の記事という事になります。
改めまして今年もよろしくお願い致します。
こんにちは、kazです(無理やりねじ込んだ感)
さて、本日はここ最近のVMDの変化について僕の主観オンリーでお伝えします。
あくまで主観ですので「何言ってんだよ!」は心の中で叫んでください。笑
VMDの潮流
今のVMDを語るには今ままでのVMDも知ってもらったほうが分かりやすいと思うので簡単にご説明をば。
ディスプレイを軸にWDや売り場内のディスプレイスペースでシーンの演出など
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見やすく買いやすい売り場作りのためにカラー展開などを取り入れたり、カテゴライズを明確にしてセルフセレクションを促すVMDの始まり。
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小売、専門店などの販路ではVMDが訪店してのWDチェンジや店内ディスプレイの実施
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SPAが広がるにつれてMAP等の本部からの一括配信による指示のもと店舗内アドレスに決まった商品を配置する方法に変更
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SCなどのロープライスの台頭でアトモスの表現は広がるも、ディスプレイは縮小
と、ザクっとこんな感じの流れで現在に至っています。(kaz主観)
ただ、QRが諸事情により難しくなる中で本部発信での全店舗共通化には一部のブランドを除いて限界がきていると感じる今日この頃。
まぁ、元々発信のないブランドも多いと思いますが百貨店を主戦場にしているブランドほどこの傾向が強いのではないでしょうか。
これからのVMD
上記のように売り方、作り方などの変化によりVMDも変遷期にきているんじゃないかな?などと足りない頭で考えている訳です。
少し前は「体験」を重視した演出などが流行り、実際にデニムの加工を見られる店舗や水道を設置してタオルで拭く感触などを体験させるような所も見受けられました。
しかしそれらが主流になる事はなく今では少なくなっているように思います。ただ、この体験の重要さは変わりなく、実店舗である事の利点でもあります。その体験は接客応対も含め店舗で味わう心に作用するモノでなければいけないのではないかな?と、思っています。
曖昧な表現ですがこれからのVMDに必要なのは、お客様の琴線に触れるようなディスプレイと現場での修正対応力の向上ではないかと思います。
昔のようなコッテコテのディスプレイまでは行かず、なんかオモシロイや、ちょっと気になって見てしまうようなディスプレイが店舗の中で少しでもあるのとないのとでは大きく違ってきます。
でもこれは少しでいいです。やり過ぎても触りづらいだけですからね。
商品やプライスだけでの差別化や、優位性を保つ事はかなり難し今の時代にそれがいかに魅力的であるかを伝える最初の一歩はVMDです。
そこを再度重要視していく事で優位に立つ事ができるかと。
どこに行っても大差ない商品が同じように平坦に並んでいるだけでは中々選ばれませんからね。
今後活躍するのは店舗VMD
今後一番重要になってくるのはこれじゃないかな?
と、感じているのですが、画一的なVMDからよりローカライズされたオリジナルなVMDへ移行した時に、本部VMDはサポート的な存在で店舗VMDが主軸となり各店舗の特性を活かした編集を行う。
それによりそれぞれの強みがさらに強化される。
その為には店舗にいる皆さんが今よりさらに表現力を身につけ、お客様の動向、ニーズ、ウォンツなど情報収集から生まれるレイアウトをスピード感を持って行っていく事が必要になります。
常にお客様と対面している販売員にしか分かり得ない大切な情報をフル活用して素敵な表現でお客様にとってのファイナルディスティネーション・ストアーになっていきましょう!
それではまた来週
この記事にもローカライズの必要性など記載していますのでよければご一緒に
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【サイトーのワンポイントVMD161】
リフレッシュポイントは、「色」が決め手。MD内容に変化のないこの時期のレイアウト編集では「色」の見え方に変化をつけるのが一番。
例えばグラデーションの順番を明→暗を逆にするだけでも大きく変わる。少しの工夫で見え方は変えられる#VMD
— kaz(topseller.styleのVMD担当) (@kazusanvmd) January 13, 2019
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