ギリギリ仕上げたサイトーです。こんにちは。
さてさて・・・
今回のタイトル通り、、、何故こんなハードルの高いことになったかというと・・・・
きっかけはこれ
note更新した!
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ゼロからのVMD勉強会|ハヤカワ五味 @hayakawagomi|note(ノート) https://t.co/tHDYlApy0A— ハヤカワ五味 (@hayakawagomi) July 10, 2018
あ!深地さんにVMDがすごい人だってお伺いしました…!もっとVMD知りたくなりました😸
— ハヤカワ五味 (@hayakawagomi) July 10, 2018
たのしみすぎる!!!!
— ハヤカワ五味 (@hayakawagomi) July 10, 2018
良かれと思い巻き込んだプリンスからの内容指定とハヤカワさんからの期待の眼差し・・・
おかげさまで記事差し替えます!(もうすでにいくつか書いてるんよ。。。)
それでは特別編「男前(他称)VMDコンサル斎藤」がキュートで「クレバーなハヤカワ五味さん」にVMDスタート!
そもそもVMDとは?
これは前回の記事で渾身の説明をしているので↓こちらから。
今回のVMDは前回の記事の中で言う、店舗VMDにあたり、戦術・レイアウト・ディスプレイに相当する部分の解説です。
ハヤカワ五味さん自体はディレクターのような存在なのでやられている事自体は『戦略』のVMDですが、事SHOP運営に関しては『戦術』が主体となりますのでそちらの目線で書いていきます。
「なんか素敵に見せるVMD」だけど、しっかりと考えて作り込む
この記事のはじめに引用しているtwitter。
ハヤカワ五味さんのnoteにUPされている『0からのVMD勉強会』の中に記載してある現状のLAVI SHOPの「課題と修正案」を実施した画像を頂いたのでそれらを元にレクチャーして行きます!
早速ドン!
店舗の一角。
全体感は綺麗に纏まっていて、S字フックなどでディスプレイの工夫もされています。
が!しかし、以下の点を修正するともっと良く見えるハズ。
【VMD講座①】トルソーに着せ付けているOPがラックに展開されていない問題
トルソーに着せつけると言うことはアイキャッチがあるなどの理由があり、入店促進目的で着せつけているはず。
結果狙い通りにそれを見て入店されたお客様が自分で探せないのはストレスであり、何となくディスプレイを見て入ってきた人にとっては、わざわざ販売員に声かけないと探せないのはハードルが高いのです。
すぐに見つけられないと出て行く可能性が上がり損をすることになる。
もしキャッチはあるので着せつけているが※PPに着せつけている商品の在庫自体がないのであれば他の商品で代替えしたいところですね。
在庫あるものを良く見せて売る工夫もVMD。
※PP・・・ポイントオブプレゼンテーションの略。ただ、ポイントオブセールなんちゃらや、ポイントオブパーチャスなんちゃらなど様々あるので一番短いので覚えて問題なし。要は陳列されている商品をピックアップしてフォーカスしたもの。トルソーやマネキンに着せつけたりフェイアウトしたり。
【VMD講座②】OPの展開SKU自体はラック長に対して適正でもS字フックを使うと狭くなるよ問題
S字フックはねじりを加えていない物だと帽子やバッグをかけるとラックに対してフェイスアウトのようになりスペースを取りますよね。
画像でも※OPのハンギングに挟まれてあまり良く見えなくなる。
せっかくラックに変化をつけると同時にスタイリング提案できるS字フックなのに、これでは活かせてないの!
うまく展開数量を調整してウエアも雑貨もお互いを引き立てるようにしたいですね!
この場合 の改善案は以下3パターンほどかと。
・OPを間引いいてスペースを作る。(写真のキャパだと何が売りたいか不明になる可能性もあり)
・バッグは残して、帽子はラックエンドorラック先頭のトンガリにかぶせる(このトンガリ何だっけ・・・名前忘れた)
・ラック中央にS字フック一つでバッグと帽子を両方同時に引っ掛ける(これが一番イメージ付けやすいかな?)
ラックに雑貨まで展開できるのはそのアイテムを着るシーンの想像をしやすくなるメリットがあるのでぜひ
『お互いを引き立てる』ようにしましょう!
※OP・・・ワンピースの略。海賊王の宝ではない。
【VMD講座③】ラックのカラー配置は明→暗だけではない問題(無理やり感)
基本中の基本の明→暗のグラデーションは一定のリズムで見やすく、自然な流れで明るい物が手前で暗いものが奥なので店舗に奥行きを付ける配置です。
その逆にすれば奥行きを浅く見せます。暗闇のトンネルみたいですね。
出口が近いのに走ってもたどり着けない・・・みたいな。
で、上の画像での配色は、グラデーションではなく濃淡のリピート構成になっていますが、
画像のカラー構成では濃の比重が大きくリピートでは画像左側が右側に比べて重く見えてしまいます。
この場合は普通にグレー、ピンク?、ブルー、ブラックの流れのグラデーションで見せるとOPという綺麗めアイテムにふさわしく、より清楚で綺麗めなイメージの訴求力が高まります。アットランダムな感じはカジュアルアイテム向け。
また、別の手法としてはブランドの中でOPが高単価の部類に入る場合は落ち着きのある中光(中心が明るく左右にいくほど暗くなる)なんかもちょっと背伸びして大人な雰囲気・・・みたいな演出にはもってこい。
カラーの構成はどんなイメージを演出してどのようなシーンで着てもらいたいかを具体的にイメージして構成するのが効果的。
何となく綺麗だからで並べるのはNGだぞ。
【VMD講座④】ラックとレジの前にあるテーブルとストックスペース(多分。だから目隠ししてる?)の間に物を置いちゃう問題
「?」
「!」
スペースに対しての間の取り方、そこに隙間があれば・・・あわよくば・・・
分かる!チャンスは多い方がいい!打席にはたくさん立ちたい!(野球全く見ません)
でも、その気持ちは販売員側のエゴです。
お客様にとっては手に取りづらい、見えづらいのに触りたくなるほど魅力的に感じるでしょうか。
しかもその場所に置くと言うことは主力ではないのでは?(主力ならテーブルの上に置きますよね)。
無理やり置いたものは下手をすればそのものの価値を下げることに繋がります。
適切な物量で適切な場所へ適切なタイミングで配置して、より価値を高めて見せるのもVMD。
足し算(入荷)、引き算(間引き)で引き算をする勇気が無いと店頭がぐっちゃぐちゃに。
ここぐらいはいいだろう・・・と、いつしか店舗のいたるところが・・・。
ロープライスのブランドイメージとかあまり関係ない所は宝探し形式で楽しいと思うけど、それ以外は引き算してスッキリ見やすく手に取りやすい売り場を作ろう!
その方がお客様もスタッフも幸せ。
さて、ハヤカワ五味さん!いかがだったでしょうか?
今回は具体的なスキルの内容となりましたが、LAVI SHOPに必要なVMDは
もう少しのレイアウト・ディスプレイの知識と経験が主だと感じます
陳列する手法、演出する手法、それぞれに沢山の手法があり、それらを適切なタイミングで適切な手法で行うことで魅力があり、お客様を惹きつける店頭にすることができます。
知識だけでもダメですが知らないと出来ない事もまた事実。
想いを伝えるツールのVMDで想いはバッチリ固まってるならあとはツールとしての使い方を知れば万事オッケー。
もっといい店になりますよ!
本当はもっと色々画像もらってるから書こうと思ったのだけれど・・・一枚の画像で引っ張りすぎた!
せっかく用意してもらったのにすいません!
長すぎてもねぇ・・・と、いうことで今回の緊急企画はここまでですが、、、
好評いただきハヤカワさんも「もっと続きプリーズ」みたいな感じだったら書きます。
(あくまでも、プリーズあればですよ、プリーズが。言うなよ、言うなよのお約束では、、、ない、決してない。)
PS
内緒で企んでいることなんですが、
明日東京なのでLAVI SHOP直接見てこようかなーと。
サイトーの突然お店訪問!
(って、販売員さんは突然も何も知らんと思うけど。。。)
おっさん一人でラフォーレ行って、逮捕されないかだけが気がかりですが・・・
ま、あくまで内緒でいきますので良しとしますか!
では、逮捕されていなければまた来週!!!
PPS
アイキャッチの画像ですが、勝手にnoteから拝借しました。
ダメなら差し替えますので!!
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そのうちこの記事書こうと思っているけどディスプレイは構成大事。いつでもどこでも練習。でも1番は酒が大事 笑。 pic.twitter.com/2Z9y5Ucyou
— kazuyuki@VMDの人 (@kazusanvmd) July 9, 2018