こんにちは!モリオカです!
昨日から正社員になった方々、入社おめでとうございます!
自身のショップにも昨日新入社員の方が新しく配属されました。
こんな状況下で接客するチャンスも中々なく、と悩ましい時期ではありますね。。
そんな中で良いインプットが出来るよう、より役立つ記事をこれからも書き進めてまいります!
今回ピックアップしたいのは<重心バランス>。
人によってそれぞれ重心の位置が異なっていて、それを知り的確にコントロールをはかる事で「スタイルアップが出来ますよ!」という事についてです。
骨格タイプから知る重心位置
まず、重心って何でしょう?
辞書で引いた場合の意味は「物事の中心となる点」。
今回お伝えしたいのは、ファッションの中でのスタイルバランスの<重心>。
人それぞれ腰の位置や足の長さが違い、上半身と下半身の比率が違い、ボディの厚みも違います。
その為に人それぞれ重心の位置は異なってきます。
それらを重心の要点も含めてスタイルを良く見せる手法として提案されているのが、骨格診断です。
前回の記事で解説しておりますので、是非こちらの記事もご覧くださいませ。
<ストレートタイプ>
上半身に厚みがあり、重心が高く見える
<ウェーブタイプ>
上半身が薄く腰位置が低い、重心が低い位置にある
<ナチュラルタイプ>
肩幅があり腰位置が高い、重心が高い位置にある
重心バランスを知り、コントロールする
この骨格タイプをベースに3つに分けます。
そしてまず、重心をコントロールをする際に使える項目としては
1.ネックレスの長さ
2.ウエストマーク(アイテムディティールの絞りのデザインや、ベルトマーク等)
3.パンツの股上
4.パンツの丈
5.シューズのボリューム
細かく挙げればまだまだ出てきますが、大きくはこの5つかと思われます。
これを図の3つのタイプに落とし込んでいきます。
◯図①のタイプ(ストレートタイプの特徴)
腰位置はやや高く、バスト周りなど上半身に厚みがある。
重心位置は真ん中にあり、ネックレス等が長いと似合い辛いですが、ボディの厚みがある分重心が高く見えるので、これを逃がしてあげる必要があります。
上5つの項目に落とし込みますと
1.ネックレスの長さ
→長いと間延びして見え、短いと詰まって見える
2.ウエストマーク
→高過ぎると厚みのあるボディが詰まって見える、低いとのっぺりして見える
3.パンツの股上
→2.ウエストマークと同様
4.パンツの丈
→長すぎるとだらしなく見え、短過ぎも似合い辛い。ジャストのバランスが◎
5.シューズのボリューム
→ここが大事ですが、シューズのボリュームを少し出す。又は、パンツのボリュームを出してシューズのボリュームを少し抑える。
ボディの厚みの見え方を分散させる為に、ボトムorシューズでボリュームを出す必要があります。
スキニー+小さめシューズ等をこのタイプがしてしまうと、相対的に上半身の厚みがより目立ってしまうので、バランスを整える必要があるわけですね。
余談ですが、ストレートタイプの男性が良くポッテリフォルムのニューバランス1400を履いているのを見かける度に「おっ、いいバランスだな」と思うんですよね。笑
◯図2のタイプ(ウェーブタイプの特徴)
腰位置は低く、上半身は薄めで立体感はあまりない。
重心が低い位置にあります。このタイプは重心を上げるコントロールをはかる事でスタイルが良く見えます。
1.ネックレスの長さ
→ショートが◎。長いと間延びして見える
2.ウエストマーク
→高めの位置で行う。位置が高くても詰まって見えず、短足に見えやすいバランスをカバーできる
3.パンツの股上
→ハイウエストが◎。2同様、ハイウエストでも高く見え足長に見せられます
4.パンツの丈
→少し短めが◎。長いとだらしなく見えやすいので、クッションのある丈感の流れがあるので、ここは注意が必要
5.シューズのボリューム
→ボリュームの少ない物を選ぶ。ソールが薄くフラットなモノが重心を下げる事なくバランスが取りやすい
腰位置が低く上半身が華奢で薄い。そして下腹〜太もも辺りにかけての肉付きが良い為により重心が低く見えやすい条件が多く揃っているんですね。(太る時は洋ナシ型の太り方をすると言われています)
このタイプはとにかく重心位置を上に上に持っていく事。重心が下がりやすいワイドパンツも、ハイウエストで合わせてスッキリ目の丈等で合わせるとより似合いやすくなります◎
図3のタイプ(ナチュラルタイプの特徴)
腰位置は高く、上半身は薄く立体感はないが、肩幅に広さがあり重心が高い。
このタイプは重心を下げるコントロールをはかる事で、スタイルバランスが良く見えます。
1.ネックレスの長さ
→長めが良い。図1と図2のタイプが苦手なロングネックレスも、このタイプはバランスが良く。
2.ウエストマーク
→高い位置を避ける。肩幅の広さのある方が多くフレームの大きさがあるので、このタイプは高い位置でマークをすると詰まって見えるので注意
3.パンツの股上
→2.ウエストマークと同様
4.パンツの丈
→短過ぎに注意。骨が発達している事により、足の長さがある方も多いので、似合い辛い短め丈のバランスになってしまいやすい事が多い
5.シューズのボリューム
→ボリュームのあるモノ。スキニー+小さめシューズ等は寂しく見えるので、ボトムスorシューズにボリュームを出す事でバランスが良く見える
図①のタイプとの違いとしては、足元にボリュームを持たせる事は共通していますが、しっかり長さを出してあげる事。ローウエストで重心を下げる事でよりスタイルが良く見えます。
このように
・立体感がある方→長さは足さずに、足元にボリュームを出し重心を分散させる
・重心が低い方→ハイウエストやスッキリ丈のパンツで重心を上げる。シューズで下げないようにコンパクトなモノを選ぶ
・重心が高い方→ローウエストやロングネックレス、ボリュームシューズで重心を下げる。上が詰まって見えないバランスに持っていく。
といった方法でスタイルアップをはかることが出来ます。
<重心>の考え方はスタイルを良く見せる上でとても大事だな!と思いましたので、骨格理論からピックアップして解説させていただきました。
是非お役立て頂けますと幸いです!
それではまた次週!