こんにちは、モリオカです!
私事で恐縮ですが、先日骨格スタイル協会認定の
1級骨格スタイルアドバイザーとなりました。
現在のアドバイザーは殆ど女性で
男性がほぼおらず。
ウィメンズ同様、メンズにもこの理論は応用できるんですよね。
自身は一年半の販売員としての期間を経て
この理論を学び始めました。
販売をしていて、なんとなく感じていた
・自分の体格に対して「〜が似合わなかった」
・接客したお客様の骨格に対して
「なぜ似合ったのか」
などが言語化されてより腑に落ちる事が多かったです。
女性の雑誌にも最近は
骨格3タイプ別 アイテムの選び方等の特集も
見かける機会が多くなってきていますので
まだまだ得体の知れない骨格診断という理論を
大別される骨格3タイプ
・ストレートタイプ
・ウェーブタイプ
・ナチュラルタイプ
こちらを3記事に分けて深く考察していきます。
骨格診断とは
骨格診断って何だよ!!
という方は是非こちらの前記事をご覧下さい。
様々な人々の体型データを集めて統計を取った上で
それらを上記3つの骨格タイプに大別し
そのそれぞれのタイプが持つ特徴から
・似合うシルエット
・似合う素材
・似合うスタイリングバランス
を導き出したのが、この骨格診断という考え方です。
ストレートタイプの特徴
ストレートタイプには
以下のような特徴があります。
・筋肉がつきやすく、弾力のある質感
・他2タイプに比べ側面から見た時に
身体の厚みがある
・女性の場合は、バストトップが高い。
厚みもあるためボリュームバランスとして
重心が高く感じる
ボディが立体的で、外人のようなグラマラスさがあるのが
このストレートの特徴ですね。
要所要所で見た時のポイントとしては
・指がやや短め
・手首を側面から見た時に、楕円型ではなく厚みがあり丸い
・鎖骨が目立たない
・首があまり長くない
等の特徴があります。
この特徴をふまえて
・似合う形
・似合う素材
に落とし込むと
<シルエット>
→フィットしすぎず(ピッタリしすぎると肉感を拾ってしまう)
ゆったりしすぎないモノ(大きめサイズは、厚みのある身体に対して
そのままボリュームが乗り、着膨れしてしまう)
<素材>
素材の似合わせ=肌質との似合わせ です。
筋肉が発達していて、肌質に弾力のある
ストレートタイプ。
この弾力、ハリのある肌質に合う、ハリ感素材が似合う為
・柔らかすぎない素材
・ゴワゴワ、地厚すぎない素材
上記は着太りしやすくなります。
ハリのあるブロードやギャバジン
糸が細いハイゲージや表革のレザーは
肌質に調和しとても似合いやすくなります。
ストレートタイプが持ちやすい悩み
上記のような特徴から、ストレートの方が
持ちやすい悩みとして
・首が短く見える
他タイプに比べ、身体に厚みがある分
首が少し短く見える場合が多いです。
「タートルネック」を着たいけど似合わない。。
という悩みが多いのもこのタイプ。
今期よく出ている
ボトルネック、モックネックなんかは良い落とし所。
ボディに厚みがあり、ハイネック系は
他タイプより詰まって見えやすいので
スカーフやネックレスなど小物で
Vゾーンを作ってあげても◎
・着太りしやすい
トレンドのビッグシルエットが苦手なストレート。
・フィットしすぎずゆるすぎない形
・柔らかすぎず硬すぎない、ハリのある素材
をうまくチョイスする事で
スッキリ着痩せしてみせる事が出来ます。
これから実需になる
ストールやマフラーをオススメする時も
このタイプにはあまりボリュームの出ない巻き方を
してあげると、より似合いやすく。
足の形も、ヒップから太ももにかけて
前に張り出していて、凹凸があり立体的。
膝下から細いのがこのタイプです。
一例として、テーパードパンツを選ぶ際の優先順位としては
①ノータックのワタリが細すぎないモノ
(ワタリ幅のないモノは太ももがフィットしすぎる)
②タック入りで太もものボリュームをカバーできるモノ
(タックには着太りする要素もあるので注意が必要)
③全体的にスリムなノータックテーパード
(太もものボリュームがそこまでない方は、これが◎)
タックのディテールは、立体感のあるボディに更に立体感を出してしまう為、注意が必要です。
ただ理論通りにスタイリングを組んでしまうと
コンサバで普通になりやすくなってしまうのがこのストレートタイプ。
どこかであえてのハズしも入れてあげると、よりオシャレに見せられます。
いかがでしょうか?
以上が骨格診断における①ストレートタイプです。
これらは、「スタイルを良く見せる理論」であり
オシャレに見せる、という側面とはまた違いがあるので
骨格診断の教科書通りにならぬよう、ご注意くださいませ。
次回は②ウェーブタイプを考察してまいります。
それではまた次週