個人アパレル運営で知っておきたいパラサイトマーケティング。

こんばんは。

毎週水曜日は
トプセラ若手枠の時間。
本日は“むとう”がお送りします。

今に始まったことではないですが
アパレル不況と言われる時代にも関わらず
新たなブランドは次から次へと立ち上がってます。
勿論個人のアパレルブランド勢もそうです。

 

ですが実際のところは立ち上がったブランドが
1年後も存在しているかというと
ほとんどのブランドがその限りではないようにも見えます。

僕自身、ひょんなことからアパレル業界に足を踏み入れ
なんだかんだ1年以上経過し、すこしづつですが
着実に認知人気共に出てきてファンの皆さんには
本当感謝の気持ちしかありません。

 

そこで今日の記事では
そんな無名な人間が立ち上げた
個人の小さなアパレルブランドを展開する際に
オススメの“パラサイトマーケティング”について書いていきます。

 

●そもそもパラサイトマーケティングって?

その名の通り
“寄生”するということです。

元アイドルなどが展開するD2Cブランドなんかは
元々アイドル時代に着いていたファンが
ブランド拡散のブーストになるので
始めからそれなりに売れます。

ですが無名でファンのいない人が
作るアパレルブランドなんて
はじめはマジで売れません。
(ここだけの話僕も始めは月に1着しか売れなかった,,,)

じゃあ無名ファン無しの状態の人が
アパレルブランドを始める際に
何をどうすればいいのか。

 

そこで登場するのが
『パラサイトマーケティング』です。

要は一定のファンを抱えている人に
お願いしてモデルをしてもらったり
一緒に宣伝してもらうということですね。

 

●ブランドのイメージと合う人にプレゼントする

やり方としては自分の
ブランドイメージに合うような人を
SNSで探し直接DM送って
服をプレゼントするのがオススメです。

 

インスタグラマーマーケティングに似てます。

ですが少し違うところは
お金を払ってお仕事を依頼するのではなく
あくまでも

自分の作る服が本当に似合いそうな人
このような人に着てほしいという理想の人

この条件に合う人をSNSで探して
シンプルにプレゼントさせて頂くだけです。

オススメなのは
フォロワー1000〜2000人ほどの人で
探すと実際にプレゼントした服を着て
SNSにアップしてくれやすいです。

 

アップされたらお礼のDMと共に
ブランドのSNSアカウントでも
使用していいかの許可をとり、
大丈夫であればタグつけと共にアップするだけです。

一見地道な作業ですがこれを定期的に行うことで
自分以外のフォロワーへ自身のブランドを見てもらえるので
拡散のペースが変わってきます。

そしてある程度フォロワーが増えてくると
プレゼント企画や定期的な発信で
さらなるブーストをかけ周囲への
マインドシェアを高めていきます。

 

●意識しておきたいこと

特に意識しておきたい事は
ブランドのアイコン的なものが
しっかりSNSで出回るようにして
『これ、見たことある!』を
意図的に作っていく事です。

単純接触効果と言ってしまえばそれまでですが
この流れをうまく使いこなすと
別に大勢が知っているわけではないけど

知っている人は知っている
“その人の中ではメジャーな”
コアブランドに近づけますよ!

 

補足
このやり方は言うなれば他者に手助けしてもらって
初めて成り立つのでブランド自身も
手助けしてくれる相手の活動は
しっかりと応援していく姿勢をとりましょう!

 

それでは
今日はこの辺で

むとうでした。

そいぎね!

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武藤勇樹
About 武藤勇樹 7 Articles
1992年生まれ。高校生の頃からフリマサイトでアクセサリー転売を行いWEBからのお小遣い稼ぎを覚える。20歳の頃から通算5年間、居酒屋店長として飲食店のビジネスモデルを通しで学び、並行してデザインの独学、物販、コンテンツ制作販売などWEBマーケティングも学ぶ。クリエイター兼マーケター、双方の顔を持つ立場として、自身も個人でブランドを展開しており、アパレル業界に参入しはじめた個人のクリエイター達が作る『ローカルアパレルブランド』と、今や多様なサービスとコラボする『複合カフェ』を研究中。