こんにちは。TopSeller.Style店舗マネジメント担当の金田です。
10月に入り増税スタートしましたが、想像以上に厳しい動向になってますよね。皆さんの店舗はどうでしょうか?
何よりお客様が少ない…これは昨年の数字を追うのはかなり困難。と言っても厳しいのは最初だけでしょうし、幸いにもやっとのことで気温も下がってきたので今は我慢時と捉え、中旬から後半にかけ3連休と祝日もあるので期待込めて予算と戦略の修正して盛り返していきましょう!
さて、前回は”育成マネジメント”として部下に対し「VMD」を題材にまずはレイアウト構成云々の前に根本的な「展開位置・展開什器の役割」を理解してもらう指導をしましょうということでした。↓
今回は部下の接客における「自分の弱み」を「自分の強み」に変えていく為にどうやって”プラス要素”に転換していくか?転換させるべきか?のアドバイス方法をお伝えします。
ちなみに今回は接客の中身の”短所”ではなく、元々本人達が兼ね添えお客様に与えている”印象”の部分にフォーカスした内容であります。
人に与える自分の”印象”をプラスに転換できる事で「自分だけの強み」になる!
「いやいや!金ちゃん!あたり前やがな!?」
そうです!あたり前な事を言いました。
では、早速解説していきます。今回は僕自身を例に挙げ説明します。
実際にセミナーや直接店舗などでお会いした方はわかると思いますが、僕自身で感じている「対お客様へ与えているマイナスの印象」として、
・髭面で店頭に立っているとたまに”強面”と言われる
・たまに威圧感を与えているのかな?と思う
・声がトーンが低い(小さい時もある)
と実際はお客様がどう感じてらっしゃるかわかりませんが、特にアプローチ時にお客様の表情や言動を見て感じる「マイナスの印象」であります。
しかし、これは元々の容姿的な部分もあるので変えようにも変えられないのと、ただただ変えたくないという頑固な部分もあるので、自分の”スタイル”として貫く為にもプラスに転換し「自分の強み」として”武器”に変えたわけであります。
では、髭面で強面、威圧感?、声低い…を合わせて接客時に実際どう”プラス”に変えたか?と言うと、
・説得力のある表現と表情、伝え方ができる
という僕自身の強みに転換できた「接客スタンス」を確立できたんですね。(もう数十年前にもなりますが…笑)
特にお客様の目を見て落ち着いたトーンで接客すれば100発100中!なわけはないですが、高確率な買上率だと自負しております。多分…(笑)
ということでまとめると、
部下本人が感じている”自分の印象”を自覚させる→そして、「強み」に転換できるアドバイスを!
本来は自分で気づき自覚することが良いことなのですが、大体新人から中堅前半のスタッフはまずは「お客様を知る事・理解する事」に注力してます。恐らく必死に。これは当然な事で大事な事であります。
が同時にこのタイミングで「自分の印象(強み・弱み)」を理解させ自覚させてあげてください。
そして、そこから育成する立場として「強み」に変えられるヒント的なアドバイスを伝える。
例えば、どうしても接客時間が長くなるのであれば、割愛できるポイントを考えさせる、探させる為の振り返えるようアドバイスをしてあげてください。決して答えやノウハウを教えては本人の為、「強み」に転換できないのでいけませんよ。
助言を求められたら直に伝えるのではなく、やんわりと「自分の場合は…」を例に助言してあげてください。
自ずと「強み」に変えられるよう、「己で考えさせる」そして「己で見つけだす」為のアドバイスと時間(機会)を与えようということ。
この育成方法を今実際またやってるんですが、部下達(特に新人〜中堅)は「自己分析」する癖付けがないので楽しみながら試行しながら日々接客してます。「強み」を確立してきてるスタッフもいたりと。
でも、一つだけ気をつけてほしい事があります。
「あんま難しく考え過ぎなや!」
は予め伝えといてください。(笑)
では、また来週〜