আস্সালামু আলাইকুম! (アッサラーム・アライクム!)
みなさん、はじめまして。ハルカです。
バングラデシュという国で、アパレル商品の品質管理の仕事をしています。毎日のように縫製工場へ行き、現地人スタッフ達と一緒に、日本に輸出する前の、商品の状態をチェックしています。
アジア生活4年目。日本のトレンドから離れすぎて浦島太郎感が否めませんが笑、現地からのリアルな情報を発信していきたいと思います!!
初めましてなので、自己紹介
生まれも育ちもグンマー、大学入学を機に上京。在学時代から、接客業でアルバイトしてました。
2013年、新卒で某大手アパレル企業に入社し、神戸や吉祥寺で店長を経験。2016年、社会人4年目で拠点を海外へと移し、アパレルの生産現場、カンボジアへ。そして2019年、バングラデシュへと移り、いまは品質管理をしています。
[先進国の消費現場]から、[途上国の生産現場]へ。
ちょっと変わった経歴ですよね。実は、もともと生産現場へ来たくてアパレル企業に入ったというのは、ココだけのハナシです。
バングラデシュって何それ美味しいの?
最初にバングラデシュを知った時は、何それ美味しいの?って感じでした!笑
ちょっとご説明しますと。女優のローラさんご存知ですよね、彼女のお父様の国です。国旗は、日本と色違い。コレ→🇧🇩です。アジア最貧国と言われていますが、国民性はすごく明るい。
かなりの親日国なので、日本人ってだけで、かなり好待遇して頂けます。
イスラム教の国なので、ほとんどのバングラデシュ人は一生お酒を飲みません。豚肉も宗教的にダメです。1日5回のお祈りをし、毎日カレーを手で食べて、生活しています。
そもそもなんでバングラデシュにいるの?
私がいまバングラデシュでアパレルの仕事をしているのは、ナゼか?
きっかけは、バングラデシュで起きた、ある事故です。ちょっと暗いハナシになってしまうのですが…
アパレル業界に携わっている方なら、ご存知の方も多いはず。2013年、バングラデシュの首都ダッカ郊外にある縫製工場ビルが崩落し、何千人もの人が亡くなってしまうという、大きな産業事故が起きました。
そして当時の私はネットニュースで事故のこと知り、「一生コレに関わるかも!」という直感を感じました…。服のためにこんな悲しい思いをする人をなくしたい、そう思ったのです。
事故をきっかけに、わたしはアパレル業界に入りました。
日本での店長経験…カンボジアでの生産現場を経て…6年越し、念願のバングラデシュへやってきました。そうです。まあ。控えめに言って変人ということでご認識頂ければと思います!笑
アパレル業界とバングラデシュ
あまり知られていない事実なのですが、実はバングラデシュ。縫製関連の輸出品は、中国に次ぐ、世界第2位なんです。
いまみなさんが来ている洋服のラベルに、もしかしたら「Made in Bangladesh」と、かいてあるかも知れません。そして、日本へ輸出する前に私たちが品質をチェックしたかも…そう考えると、一気に親近感が湧きませんか!?
関わる全てのひとがハッピーになる服
一着の洋服を作るのに、どれだけの人が関わっているのか。考えてみたことはありますか。企画から生産、輸出から販売…そして、購入されるお客様。実は、数えきれないほどの人が、関わっているのです。
関わる全てのひとが、ハッピーになれる服。ステキな背景をもった服を、最後に関わるお客様のためにお届けしたいと思っています。
遠いイスラム教の国から、日本の皆さんに向かって。「やっほー!こちらは万全OKです!そちらはどうですかー!?」と、エールをお送りできるよう、頑張りますね!
We are one team. お客様の手元に届くまで、私たちはチームだと思ってます。でも、そのチーム全員が幸せかというと、実はそうではないのが現実なので…
服が好きなヒトへ、頭の片隅において欲しいハナシ、です。
生産現場のリアルを伝える
私のMISSIONは、生産現場のリアルをお伝えすること。
消費の現場に近ければ近いほど、生産現場のことはあまりイメージが湧かない。また一方で、”エシカル”や”サステナブル”というワードを最近よく見聞しますが、果たして本当に?と、現場の近くにいる者としては、ギモンに思ってしまう。
この続きは…次回にしましょう。