毎年この時期に体調を崩して寝込むkaz(@kazusanvmd)です。
こんにちは。
これ書きながらな去年もこの時期に同じように体調崩して導入に書いたよなぁ…?書いたよな?
読み直しても書いてませんでした。
完全な思い込み。
いやー思い込みって怖いですね。
そー言うわけで(全く繋がり無し)先週までの基礎知識から今週は入店客数を増やす為のファサード部分から購入、セット率を上げる為の滞在時間を延ばす導線について書いていきたいと思います。
それではスタート!
入店客数を増やす仕掛け
こう書くとVP部分の打ち出しや装飾、ディスプレイだと考えると思います。
もちろんそれも大切ですがまず考えなくてはいけないの「入り口と出口」です。
教科書通りに書くと…「入り口は広く出口は出辛くすると入ったお客様が逃げにくい!」ですが、普通に考えたら出口の見えない所には入りたいと思うのが心理なのでは?と、考えるわけです。
なんかどっかのVMD資料では入ったら囲い込むように什器を設置する事で滞在時間の延長が見込めます!みたいな事書いてた記憶がありますが、人間1番躊躇うのは「先が分からない、逃げ道が無い」所に入る事だと思うのです。
なのでまず入店客数を増やしたいと思うなら出口を分かりやすくして下さい。
ただ、入口から出口が一直線では何もフックにならず目に止まらないのでそこは店舗の中心に高さのある什器や各什器の高低差などで目線を動かせて引っかかるような工夫は必要ですよ。
いつでも逃げたく(出たく)なったら逃げれる。と、言う安心感を与える事が大切です。
なので、入店を増やすには逆の発想で入るのを増やすではなくて出るのを増やすに一度トライしてみてください。
出やすい=入る難易度が下がる
です!
滞在時間を延ばすには
さてさて、出やすそうなのでちょっと入ってみようかな?
と、入ってくれたお客様をそのままマジで出やすくサクッと帰られると接客も何もあったモノでは無い。
なのでそこから先に必要なのは「分岐点」です。
出やすいを意識した導線では道を塞ぐ、もしくは複雑にして回遊させる事は出来ません。複雑にした時点で出ずらいになってるしまいますから…。
そこで役に立つのが分岐点!(2回目)
ようはちょっとした障害物を作るわけです。
それは、小さなスツールでも良いし、少しはみ出した什器やマネキンでも良い。
進む為には少しだけ避けなければならない何か。
これがあるだけで真っ直ぐ出口には向かえないので次に進むべき場所に目線が動きます。
このワンアクション起こさせる事で素通りの通路では無くすのです。
大きく開けた所では自然と遠くばかりを見て近場をあまり見なくなります。
そうなるとせっかく入ってもらっても素通りで出口にしか目線がいかず店内を見てもらえません。
そこに少しの違和感を与えると気になって仕方がない。笑
そんな仕掛けで滞在時間を延ばすきっかけとして商品に目線を向けてもらう。
この方法は商品の良し悪しに関わらず取り敢えず一度は視線を奪う事が出来ます。
ノーチャンスからワンチャンスに出来るのです。
それに加えて商品の魅力を伝えるディスプレイが出来ていれば怖いモノ無いですね。
12月、もうセールの所やプレセールの所もあるかと思いますが最大商戦に向けて少し違った角度からアプローチするのもありですよ。
それではまた来週
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