3つの視点から見るブランド分析②-4(STP分析-消費者セグメンテーション)

こんにちは!

土曜日MD担当のNaruです!

年末商戦いかがでしたか?

商材にも寄るでしょうが、お客様の予算感が変わってきているのもつくづく感じます。

現場単位ではどうしたらウォンツを引き出して決めてきた予算感を上げるか考えていくことが大切かと。

というわけで今日もブランド戦略!

セグメンテーションのお話です。

前回の記事はこちらから。

3つの視点から見るブランド分析②-3

はい、前回はセグメンテーションの概要をざっくりと。

今日はその内容について。

お客様ってどんなセグメントでくくれるの?ってお話です。

消費者セグメンテーションとは?

上で書いた通り、「どのようなお客様がいるか」を分類していくことが消費者セグメンテーションですね。

もちろん前回の記事で書いた「自分たちの市場の中で」ですよ!

目的も前述通り、「自分たちのブランドを好きであろうお客様」をターゲッティングしてキャッチアップするため。

そしてそれらの(未来の)お客様が好みそうなサービスやコンテンツ、広告を彼らの目に触れるところに落としていくわけです。

ブランドを運営していく上で有限なお金や人、モノを効率よく使えるようになります。

セグメンテーションするための軸は

a.地理

b.人口

c.心理

d.行動

4つが一般的です。

自分たちが感度の高いセレクトショップだったとします。

a.地理

高感度なブランドを扱っているということはそういうお客様がいる場所。

感度の高さや予算の高さを考えるとショップを出す場所やその人たちが見ている雑誌やSNSも自ずとわかってきますよね。

東日本か西日本か、都市部か郊外か。

寒いところか熱いところか。

住宅街か路面か。

などなど

たとえばお店を出すにしても自分たちのターゲットにするお客様や商材によって効果的なところとそうじゃないところがあるはずです。

まずはいろんなセグメントを書き出してみましょう!

b.人口

人口と言っても数字だけじゃありません!

年代や性別、既婚か未婚か、職業や年収、などなど、自分たちの市場にいそうな人をより具体的にセグメント分けしてみてください。

自分たちのブランドがターゲットにしていきたいお客様のセグメントを見つけ出していきます。

c.心理

ニーズのセグメントは心理面にあり!

モノが溢れかえる今だからこそニーズは多様化しているし細かくなっています。

お客様の心理を汲み取っていきましょう。世相やトレンドも強く影響していきます。

高感度なセレクトショップを運営するにあたって、セレクトショップ市場にはどんな人がいるでしょう?

オリジナルを買うコスパ重視タイプやモノの良さが伝われば高額でも買うタイプ、トレンドのモノや話題のモノであれば買うタイプなどなど一口にセレクトショップと言ってもお客様の心理、その店で買い物する心理はさまざま!

細かくやっていきましょ!

d.行動

「いつ、どうやって知って、どうやって辿り着いて、どこで、なんで買ったのか、どれくらい利用するのか」という状況をセグメントしていきましょう。

特に利用頻度はこの手の分析ではよく使用します。

抱える顧客に対して利用頻度はライトなのか、ミドルなのか、ヘビーなのかなど。

どこを中心にターゲットするかでブランドやショップがやることも変わっていくはず。

とこんな感じでいい3種類あるセグメンテーションの1つを説明してみました!

細かく見る必要ありますよ。

販売員の方もやってみると本社に対していろんな提案できますよ。

お疲れ様でした!

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Naru
About Naru 46 Articles
1993年生まれ。三代東京生まれ東京育ちの江戸っ子。都内某レザーグッズメーカーにて販売、営業を経て現在3つのブランドのMDを担当。販売員時代では入社3ヶ月で某都内百貨店自社ブランド売上の過去最高売上を記録。 販売員目線とクリエイター目線で商品面・売場面においてバランスの良いMDを構築。仕事において大切にしていることは、関わる人に気持ちよく仕事をしてもらうこと。これを基に転がされるように見せながら最終的に自分のやりたいことを遂行し転がしていく。