<似合う>を言語化する理論のおさらい

こんにちは!モリオカです。

2020年、トプセラも新規メンバーが加わり
よりマルチな情報発信ができるメディアとなりました!

自身の情報はやや毛色の違うモノではありますが
是非皆様にお役立ていただける情報を本年も発信してまいります。

自身が一番取り組みたいのは
<似合う>の言語化。

・このアイテム、似合うけど何でなんだろう?
・この色がシックリくるのは何でだろう?
・いつもこの形を自然と選んでしまうのは何でだろう

そんな疑問を理論で解剖できればと思っております。

そこで今一度、私が発信している内容のおさらいを。

今メジャーとなっている3つの理論。
内面も包括して捉える<パーソナルデザイン>という診断ももう1つありますが
そこは一旦おいておきます。

①パーソナルカラー診断
②骨格診断
③顔タイプ診断

この3つがどういうモノなのか?

今一度こちらの記事にまとめさせていただきます!

3つの理論のポジション

大枠としては
似合う色→パーソナルカラー
似合う形、素材→骨格診断
似合う柄、テイスト→顔タイプ診断

ではありますが

<似合う柄>を選ぶには、体型も考慮した選び方も必要になり

<似合う素材>を選ぶには、ボディだけでなくお顔立ちに合う選び方も必要になる為
図のような相関性となっております。

①パーソナルカラーの及ぼす効果

パーソナルカラーの診断方法は
顔の近くに色布を当て、その上で肌、目や髪の色の反応の出方を見ます。

なのでパーソナルカラーが及ぼす効果は顔周りがメイン。

パーソナルカラーを厳密に言うと
<顔映りを良くする事が出来る色>なので
お顔から離れたボトムスやバッグ、シューズ等の小物は
この理論からハズした色を合わせても大丈夫。

肌の色に調和させるので
手の肌色に合うよう
リングやブレスレット、女性のネイル等も
この理論が及ぼす範囲となります。

②骨格診断の及ぼす効果

骨格スタイルの診断方法は
教える協会により流派が異なるので一概には言えませんが

身体を実際に触り
・骨の形
・関節の発達の仕方
・脂肪 筋肉のつき方による肌質
等、その方のボディラインがどのような特徴を持っているのかを見ます。

アイテムの持つ
・素材質感
・シルエット
・フリルやタック等のディティール
などをふまえて、スタイルを良く見せる方法を提案するというモノです。

なので、骨格診断は顔を外したボディ全体が
この理論が及ぼす効果範囲となります。

③顔タイプ診断の及ぼす効果

まだ理論が出来てから2年近く?程でご存知ない方も多い理論。

お顔の中のパーツをそれぞれ測定して
・大人顔or子供顔
・強さのある直線顔or柔らかさのある曲線顔
どちらに当てはまるかを見極め
お顔の印象に合う
ファッションテイストやヘアスタイル、メイクを提案するというモノ。

顔印象を踏まえて、どのような全体像にするのが似合うのか?という所で
顔、ボディを含めた全体がこの理論が及ぼす効果範囲となります。

<似合う色>はパーソナルカラーで導けます、と言いましたが
パーソナルカラーが効果を及ぼすのは顔周りと、ボディカラーに影響する手の周りの装飾等です。

「じゃあ顔周りから離れたボトムスやシューズの似合う色は?」

これは自身の見解では、お顔立ちの印象に合うか?がどうかが鍵となる為
顔タイプが及ぼす効果として捉えています。

以上のような 3つの理論をベースとして
<似合う>の言語化に取り組んでいます。

あくまでこの理論も統計学の一種なので
正解を導き出す為の1つの手段に過ぎません。

理論に捉われすぎず、自身のアパレル販売での経験も織り交ぜた知見を
これからも発信していきます。

それではまた次週!

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。