アパレル販売員のマスク着用問題リアル事情

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こんにちは、ヨツモト リョウヘイ(@Playtopseller)です。

新型コロナウィルスが世間を騒がせていますが、店頭勤務の販売員はこのような時にでも来店される不特定多数のお客様の対応が必要であり、大きな不安と隣り合わせで勤務をされています。

ニュースではマスクの着用や手洗いうがいの徹底、出来るだけ人混みを避けるなどの自衛を呼びかけていますが、今回のような大きな混乱時のアパレル各社や商業施設の対応が気になったので全国の現役アパレル販売員が集うオンライングループ「Seller’s Room」の皆さんに緊急アンケートを取ってみました。

 

アパレル店舗でのマスク着用での販売は許されるのか?

今回とったアンケート内容は下記

1.先週の来店客数
2.アパレル自社からの対策の指示
3.商業施設からの対策の指示

コロナウィルスの影響が来店客数にどのぐらいの影響がでているのか?
アパレル」販売員の自衛や予防の対策として話題に上がった「マスク着用問題」をアパレル各社がどのような指示をだしたのか?を全国に勤務するアパレル販売員に聞いています。

 

コロナウィルス発生後の全国商業施設の来店客数は?

都内、大阪、名古屋、九州、札幌と元々インバウンド客が多いエリアはかなり集客減となっている様子。
中国からのインバウンド客の来店減は予想の範囲内ですが、インバウンド客が混み合うエリアを日本人客もこの時期来店を控えている事が多くなっています。

都内の主要エリアともなると、この土日は平日のような集客具合になっていたところも。
売上的にもかなり厳しい店舗が続出しているとの事です。
上記のエリアでも観光客が少ない郊外ショッピングセンターなどではそこまで影響はでていない様子。
ただ、来店されているお客様の大半がマスクは着用しての来店。

上記以外のエリアでは、そこまで大きな来店減とはなっていない様子ですが郊外SC同様にお客様のマスク着用率はかなり高いとの報告が入っています。

 

アパレル自社からのコロナウィルス対策の指示

お客様の来店事情も気になりますが、一番気になったのは店頭販売員への対応指示でした。
今回のアンケートをとった率直な感想は

店頭販売員への自衛&予防への対応指示の遅さと不誠実さ

これだけ大きなニュースになっているにも関わらず、多くの日本のアパレル企業は店長から本部へマスク着用許可の連絡をいれるまでは特に指示なしで静観している企業が多いことに驚きました。

店長は自身だけでなく自店の部下からの不安を解消する為に本部へマスク着用の許可を何度も連絡し、やっと許可がでる。
そんな店舗が大半で、ようやく指示がでても「各店の判断に任せる」「施設の指示にしたがってください」など他人任せ。

一番ひどかったのが

「マスクの着用は許可するが、売上の低い店舗は着用禁止」

と通達されたブランドがあった。
表情が見えなければ売上が下がるとのことでしたが、今のタイミングで言えば逆効果なんじゃないですか?
店頭の販売員が自分の生命の不安を感じながら来店するお客様に精一杯の接客が出来るはず無いじゃないですか。
それなら通達する本部の人間が売上不振の店舗に出向き、マスクなしで販売すればいい。

逆に素早い対応をしていたのが外資系ブランド。
マスク着用の指示は早く、しかもマスク自体も自社から店頭販売員に支給されている。

一方、マスク許可をだした日本企業でマスクを支給している企業はアンケートでは0でした。

 

商業施設からのコロナウィルス対策の指示

インバウンド客が多い商業施設でも対応は早くない施設が殆どでした。
多くはマスクの着用を許可したのは2/1からが多く、テナント各社の販売員が自衛で先にマスク着用をしている率が高くなってきたのもあって通達している感じが見受けられます。

その中でもいくつかの商業施設は従業員の入退店入口や休憩場所に消毒液を設置。
また1箇所だけテナントの販売員にマスクを支給している心優しい施設も存在していました。

商業施設の対応の遅れも店頭販売員の身の安全よりもマスクをする事によるお客様への対応に難色を示すパターンが多かった模様です。

 

コロナウィルスで浮上した販売員のマスク着用問題

今回、アパレル各社や商業施設の対応を聞いていて感じたのが

「マスクをすると来店したお客様に販売員の表情が伝わらず売上が下がる」

と思っているようでした。

ですが来店するお客様からすれば「ちゃんと自衛してウィルス対策をしている店の方が好感をもてる」のが本音でしょう。
今回のような世の中で不安になっている大きなニュースになっている場合は特に。

店頭でマスクを着用している販売員達は表情が伝わりにくくなるのは百も承知で、その分いつもよりも声量をあげたり身振り手振りを大きくする事でお客様に表情以上に伝わる工夫を自らしていると聞いています。

コロナウィルスだけでなく、今後インフルエンザが流行る時期などには自衛策、それに万が一自分がウィルス保持者であって撒き散らさないようにする為にマスクの着用を推進しています!
そんな発信をアパレル企業、商業施設、店舗からちゃんとしていくべきなんじゃないでしょうか。

自社の販売員とお客様の事を本当に思う企業であるならば。
今回のコロナウィルスの一件が、そんな世の中にスタートになる事を願っています。

 

PS
全国の店頭販売員の皆さま。

不安な気持ちの中での勤務ご苦労様です。
春節も終わり人の移動が収まり、コロナウィルスに効くワクチンの発見もニュースで報じられています。
ですが未だ安心はできませので、まず自衛と予防でご自身の体調に最新の気を使ってください。
そして、その中でも来店してくださるお客様にはいつも以上に身振り手振りで対応しましょうね。

きっとお客様はいつも以上に伝わるはずです。
1日でも早くこの困難が治る事を願って。

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四元亮平
About 四元亮平 214 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。

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