「エシカル」「サステナビリティ」は怖くない

スポンサーリンク

はじめまして。毎月第一月曜にご一緒させていただくことになりました、Jasmine(@JasK_Official)です。

 

リユースがサステナビリティの最適解? – 異色の経歴を持つ女性起業家のキャリア形成

以前、「リユースがサステナビリティの最適解? – 異色の経歴を持つ女性起業家のキャリア形成」にて、ご紹介頂きましたが、これから月1でサステナビリティに関連した記事を書かせていただくことになりました。よろしくお願いします!

さて、2020年になりさらにバズワード感の増した、「エシカル」「サステナビリティ」。さらには「グレタ倒産」(サステナビリティに配慮していないという企業イメージから消費者に受け入れられなくなり倒産すること)などという言葉まで生まれて、ややきな臭さが漂っていると思う方も少なくないのでは。
でも、「エシカル」って怖くないんです!

 

「エシカル」はなぜ怖く見えるのか

「エシカル」を辞書で引くと「倫理的であること」と出てきます。では、倫理的であることとは何か?もうここでハードルあがりますね。。。普段の生活で「倫理的」が何か考えたこともない人は多いと思います。そこで、「倫理的=非人道的」という公式を持ち出して、「動物を殺してレザーを取るなんて!」「水を大量に使ってコットンを作って、干ばつの事は無視!」などセンセーショナルな主張をする「エシカルな人たち」を見ると、怖くなってしまいますよね。それぞれの主張はそれぞれに正しいのですが、現在の生産活動をあれこれ否定すること自体が「エシカル」なのではありません。

 

「エシカル」の本質とは

では「エシカル」って何なんでしょう?
以前、たくさんいいねとRTを頂いた私のツイートがあるのですが、

https://twitter.com/JasK_official/status/1220268303513309184?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1220268303513309184&ref_url=https%3A%2F%2Ftopseller.style%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D16599%26action%3Dedit

これに集約されると思います。(コンテキストあるのですが、これ単体だとわかりやすさ優先で「おじさん」批判になっちゃってごめんなさい、、、)

私の持つひとつの正解は、「自分がやっていることに対して自覚を持つ」ということです。そして、ファッションを提案する側のアクションとして「消費者に選択肢を与える」ということです。例えば、「資源を無駄遣いしたくないから流行を追うことを諦めて、もう服はほとんど買わない生活をする」。これは自分に対して我慢を強いることを強制している点から、「エシカル」ではないと考えています。「ファッションは大好きだけど、動物が好きなのでレザーは買わない」「プラスチック問題が特に気になるのでPVCを使った商品は買わない」これは「趣味趣向」です。ファッション業界にとって「エシカル」の本質とは、こうした「趣味趣向」で選ぶための判断材料をブラックボックスにせずにきちんと公開すること、消費者のニーズに寄り添うこと、人をだまさないことに他なりません。「エシカル」であるために、自分を殺してしまうことは逆に「エシカル」ではなくなってしまいます。ファッションとして「好きなものを好きと言えること」をベースに「個々が認識している問題に対して、正しいアプローチができるよう情報の透明性を担保する」ことが「エシカル」の本質です。恐怖心を煽って、誰かのトキメキを否定することは「エシカル」とは対極の概念です。

 

「サステナビリティ」とは30年続けられること

では、「エシカル」の類語として語られることの多い「サステナビリティ」とは何なのでしょうか?「サステナビリティ」は日本語では「持続可能性」と訳されますが、これも「エシカル=倫理的」と同様、なじみのない言葉なのでピンと来ませんよね。同じ時間軸の話のようですが、「ヴィンテージ」や「普遍性」とはちょっと違う感じもします。もう少し解像度を上げてみると、「30年後にもその活動ができること」、つまり、「自分の子供の世代に残しておけること」が「サステナビリティ」の本質です。例えば、海で魚を取る際に一定の大きさに満たない魚を取ってはいけないという国際規定があります。子供の魚まで取ってしまうと、そこから次の世代が生まれてこなくなってしまい、種の絶滅につながるからです。これが「サステナビリティのない」状態です。木材を取るために森林を伐採したら、その分の植樹をする。これが「サステナビリティのある」状態です。国の経済発展を無視して、低賃金で工場に発注することは「サステナビリティのある」状態でしょうか?という議論が今世界各地で活発になされています。

 

「エシカル」「サステナビリティ」実践編

では、「エシカル」でありたいと思ったときに、何をすればいいのでしょう?
私が2017年にMODALAVAという会社を作った時に考えていたのは、「自分のトキメキを大事にすること」「自分の信念を確認すること」「そんな自分に寄り添ってくれるブランドを大事にすること」でした。そして、そのうちの前者2つの目的のために「Open Closet」というECを立ち上げ、今は残りの「寄り添ってくれるブランド」の可視化のため、ブランド側のサステナビリティに関してのご提案をさせて頂いています。

 

いかがでしたでしょうか?

「エシカル」「サステナビリティ」は怖くないんです!誰もが持っている「世の中を良くしたい」という想いを、ファッションを通して伝えることのできる概念でもあります。
これから、このワードに出会ったら、上で述べた観点で見てもらえると、どのブランドが自分の信念に寄り添ってくれるブランドなのかがわかってくると思います。

次回は「一次流通をジャマしない、サステナブルな二次流通のススメ」について執筆予定です。お楽しみに♪

画像:Daniel Rigdon

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スマホひとつで最高の売上をつくる接客術 日本で一番アパレル販売員のWebスキルを育てるメディア 販売員の悩み解決コミュニティSeller’sRoom アパレル販売員専用完全クローズドSNS「Seller's Room」
スポンサーリンク
桂茉利子
About 桂茉利子 4 Articles
海外留学を経て、ITコンサルティング会社に就職。2017年にファッションと「ヒト」と「仕事」との関係を変えるスタートアップMODALAVA株式会社を設立。リユースをメインとしたプラットフォームの構築を目指し活動中。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA