アパレル販売代行会社の仕組みと働く際のメリットデメリット

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こんにちは、ヨツモト リョウヘイ(@Playtopseller)です。

「好きなブランドに受かったのですが、会社がそのブランドの会社ではなく販売代行会社と言われました。これってどういう事ですか?」

こんな質問があったので本日はアパレル業界独特のビジネスであるアパレル販売代行ビジネスの仕組みと働く際のメリットデメリットをお伝えします。

 

そもそもアパレル販売代行って何?

販売代行という言葉の通り、ブランドの商品販売を代行する仕事。

アパレル業界の販売代行は、アパレル企業やブランドが販売代行会社に店と商品を預けて販売だけを任せるパターンがほとんどで、販売代行会社は自社で販売員を雇用し請け負ったアパレル店舗で販売しフィーを受け取る。
このフィーは売上の10-20%ほど。

例えばアパレル企業Aが販売代行会社Bに販売代行を依頼したとします。
年間の店舗の売上が5000万で売上のフィーが15%としたら販売代行会社の取り分は750万となります。
販売代行会社はこの取り分の中で自社の販売員を雇用し店舗での販売に従事してもらう。
アパレル企業Aは店舗を作り商品を提供し、アパレル代行会社は販売員を提供する。
そんな感じです。

販売代行とフランチャイズと派遣の違い。

一番よく混同されるのがフランチャイズです。
決定的な違いはフランチャイズは店舗を作るところから商品の仕入れに販売員の雇用まで、全てを負担する事になります。
ですが販売代行と違ってその分儲けも大きくなるのが特徴です。
今回は販売代行ビジネスのお話ですので詳細はググってみてください。

一方派遣との違いは簡単です。
派遣はアパレル企業の店舗に販売員を派遣するのがビジネス。
アパレル企業に請求する販売員の人件費の何%かが派遣会社に入るのが儲けになります。

お客様から見ている分には正直違いはわからないと思いますし、アパレル業界未経験で今から働きたいと思ってる人も面接受けた段階でも理解できてなかったという話もよく聞きますね。

アパレル販売代行ビジネスが始まった理由

古くからアパレル販売代行ビジネスに関わっている複数の人から聞いた話をまとめると

1昔はブランドが直営店を展開している事自体が珍しく殆どが卸ビジネスだった。
2SPAが主流になり直営店を展開することになる。
3地方に直営店をだしてもブランド認知が低く集客ができない。
4地方の有力卸先小売店にお願いして代行をしてもらい、その地方の顧客に紹介してもらう。
5どちらかというとアパレル企業が地方で売れる為に有力小売店にお願いして始まったビジネス。

こんな流れがアパレル販売代行の始まりだったようです。
ですので、今でも地方の有力小売店は自社の店舗の他に強力なブランドの販売代行を何ブランドも運営していたりします。
例えば皆さんよく知ってるビームスもある地方は今も販売代行ですし、最近博多にできた超好感度複合セレクトショップも販売代行です。

最近の販売代行は、アパレル企業が販売員を集めれなかったり教育に手が回らないので依頼するパターンが多いみたいですけどね。

アパレル販売代行会社で働くメリットは?

アパレル販売代行会社で働くメリットを現役アパレル販売員に聞いてみると

1.販売に特化した会社なので販売スキルが上がりやすい。
2.比較的小規模な会社が多く経営層との距離が近い。
3.数種類のブランド店舗を運営しており色々なブランド販売経験を詰める。
4.基本的にはエリアでの店舗運営になるので転勤などがない。

こんな声があります。
特に3の「色々なブランド販売経験を詰める」は結構多くの販売員から聞きましたね。
会社によっては雑貨ブランドなどアパレル以外のブランドの販売代行も行なっていたりするので、転職しなくても多彩な経験が積めるは大きな魅力となるみたいです。

アパレル販売代行会社で働くデメリットは?

1.ブランドが好きでも店頭以外の仕事は将来的にもできない。
2.販売に特化しているのでそれ以外のスキルがつかない。
3.ブランド直営店と同じ待遇や研修を受けれない
4.ブランドとの契約がいつ切れるかわからないので不安

こんな声が多かったです。
特に現役で販売代行で働いているアパレル販売員から一番多かったのは、3の「ブランド直営店と同じ待遇や研修を受けれない」でした。
全く同じでは無いですが近い声で「直営店との距離感を感じる」「商品の入荷が直営店の方が優先されている気がする」などの距離感を感じる声が多いですね。

アパレル販売代行で働く事に向いてる人

ここまで読んでもらうとアパレル販売代行ビジネスの大枠は理解して貰えたと思います。
ではアパレル販売代行に働く事に向いている人はどんな人でかといえば

ずっと店頭で販売をしていたい人や接客販売に自信がある人

接客販売をずっと仕事にしたい人や、売上を一番の評価にして欲しい人には向いている会社です。

一方、将来的に企画職やVMDなどの販売の経験を活かして違う職につきたい人には向いていません。
もうお判りかと思いますが販売の会社ですので、その他の仕事は基本的に事業の中に無いからですね。

一生、店舗でお客様へ接客販売したい!人には販売代行会社も選択肢の1つだと思います。

 

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四元亮平
About 四元亮平 203 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。

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